はちまん【八幡】
[名]「八幡宮」「八幡神」の略。 [副] 1 《八幡神に誓って、の意から》断じて。確かに。誓って。「—忘れは致さぬ」〈紅葉・色懺悔〉 「—我らも心底変はらぬ」〈浄・鑓の権三〉 2 (八幡神に...
八幡(はちまん)掛(か)けて
八幡神に誓っての意で、うそいつわりのない気持ちを表すときにいう。誓って。断じて。「—忠誠を尽くす」
はちまん‐ぐう【八幡宮】
八幡神を祭神とする神社の総称。
はちまん‐ざ【八幡座】
《八幡神の宿る所の意から》兜(かぶと)の鉢の頂上。中央に孔があり、その縁に台座・菊座・上玉(あげたま)の金物がある。神宿(かんやどり)。
はちまん‐じん【八幡神】
八幡宮の祭神。応神天皇を主座とし、左右に比売(ひめ)神、神功(じんぐう)皇后を配して三座で一体とするが、左右二座には仲哀天皇、玉依姫命を置くなどの例もある。古くは皇室の祖神、源氏の氏神として信仰...