あおいのうえ【葵の上】
源氏物語の女主人公の一人。光源氏の最初の妻。六条御息所(みやすどころ)の生き霊に苦しめられ、夕霧を出産後、急死。 謡曲。四番目物。源氏物語による。世阿弥が古作を書き改めたもの。 箏曲。山田...
あか‐ふじょう【赤不浄】
出産・月経をけがれとして忌むこと。出漁や神もうでなどを避ける。→黒不浄
いくじ‐ノイローゼ【育児ノイローゼ】
出産・子育ての期間に、母親が情緒不安定、うつ状態、睡眠障害などを起こす状態。ホルモンバランスの崩れや、子育てに対する自信喪失などが原因とされる。
いろ‐なおし【色直し】
1 結婚式が終わったあとで、または披露宴の途中で、花嫁が式服を脱いで別の色模様のある衣服に着替えること。近世、婚礼のときは衣服・調度・室内の装飾など白色で統一したものを、式後3日目で平常の色のも...
うい‐ざん【初産】
初めての出産。しょさん。はつざん。
後腹
I1〔出産後の腹痛〕afterpains2〔後妻の子〕a child by one's second wifeII〔事が済んだ後の苦しみ〕大学紛争の後腹the 「aftermath of [un...
一時
1〔同時〕一時に at one time; at the same time一時には一つのことだけしなさいDo one thing at a time.2〔瞬間〕一時に in a moment;...
以来
1〔その後〕since (then); ever sinceあれ以来彼に会っていないI have not seen him since (then).彼女は出産以来ずっと健康がすぐれないShe ...
生み
生みの母one's natural [birth/biological] mother ⇒うみのおや(生みの親)生みの苦しみ1〔出産の痛み〕産みの苦しみに耐えるendure birth pang...
うみのくるしみ【生みの苦しみ】
1〔出産の痛み〕産みの苦しみに耐えるendure birth pangs2〔物事を作り出す苦労〕彼らは建国にあたって絶大な生みの苦しみを味わったIn founding [giving birth...
うむ【産む】
[共通する意味] ★母親が子や卵を母体の外に出し、新しい生命として出現させる。[英] to bear[使い方]〔産む〕(マ五)▽二十四歳で長男を産んだ▽卵を五個産んだ▽ネズミはほとんど一年中子を...
うみおとす【産み落とす】
[共通する意味] ★母親が子や卵を母体の外に出し、新しい生命として出現させる。[英] to bear[使い方]〔産む〕(マ五)▽二十四歳で長男を産んだ▽卵を五個産んだ▽ネズミはほとんど一年中子を...
ぶんべん【分娩】
[共通する意味] ★母親が子や卵を母体の外に出し、新しい生命として出現させる。[英] to bear[使い方]〔産む〕(マ五)▽二十四歳で長男を産んだ▽卵を五個産んだ▽ネズミはほとんど一年中子を...
しゅっさん【出産】
[共通する意味] ★母親が子や卵を母体の外に出し、新しい生命として出現させる。[英] to bear[使い方]〔産む〕(マ五)▽二十四歳で長男を産んだ▽卵を五個産んだ▽ネズミはほとんど一年中子を...
きちじ【吉事】
[共通する意味] ★めでたいこと。祝うべき事柄。[英] an auspicious event[使い方]〔吉事〕▽長女の結婚、次女の大学合格と、この春は吉事が続いた〔慶事〕▽慶事に祝いの品を贈る...
きょうとうみ【喬答弥】
《(梵)Gautamī》釈迦(しゃか)族の女子の姓。特に釈迦牟尼の叔母の摩訶波闍波提(まかはじゃばだい)をさす。生母の麻耶夫人(まやぶにん)が出産後7日目に死んだのち、代わって釈迦を養育した。憍...
じんぐう‐こうごう【神功皇后】
記紀に伝えられる仲哀天皇の皇后。名は気長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)。仲哀天皇の没後、懐妊のまま朝鮮半島に遠征し、帰国後に応神天皇を出産したといわれる。
ダイアナ【Diana Frances Spencer】
《称号Diana, Princess of Wales》[1961〜1997]英国の元皇太子妃。後のスペンサー伯爵家の三女として生まれる。幼稚園に勤務したのち、1981年20歳でチャールズ皇太子...
まや【摩耶】
《(梵)Māyā》釈迦牟尼(しゃかむに)の生母。カピラ城主浄飯(じょうぼん)王の妃。出産のため実家に帰る途中藍毘尼園(らんびにおん)で釈迦を生み、7日後に没したという。死後、忉利天(とうりてん)...
女性の生殖器のしくみ
女性の生殖器は、男性同様、外生殖器と内生殖器に分かれています。外生殖器(外陰部)は、大陰唇、小陰唇、陰核(クリトリス)、膣前庭で構成されます。 膣前庭は外尿道口と膣口が開いており、外尿道口の前方に陰核があります。陰核の内部にはスポンジ状に多数の空洞をもつ海綿体があり、性的な興奮が高まると、海綿体が血液で満たされ充血し、勃起します。 膣口は膣への入り口で、産道の最終地点であるとともに、性交時に陰茎を受け入れる部位です。左右には膣内に粘液を分泌させるためのバルトリン腺(大前庭腺)があり、性交をスムーズにさせています。 また、陰核からは小陰唇というひだが膣前庭を囲むようにのび、さらに小陰唇の外側を厚みのある大陰唇というひだが囲んでいます。 内生殖器は、腹部の下方にある骨盤のなかに膀胱、直腸とともに入っており、膣、子宮、卵管、卵巣で構成されています。 膣は、長さ8㎝くらいの外部と子宮をつなぐ器官で、性交時の交接器、出産時の産道の役割も果たす管状の器官です。 子宮は、膣の奥にあり膀胱の上にのるように位置した袋状の器官です。厚い平滑筋の壁でできた長さ7㎝、幅4㎝程の器官で、下端は膣につながっています。子宮の壁の内側は、粘膜と筋層でできていて、膣から運ばれた精子との受精に成功した卵子は、この壁に貼り付いて成熟し、ここで栄養を与えられながら胎児として育ちます。 卵巣は、子宮の両脇に左右1対であります。卵管という細い管で子宮とつながれているほか、卵管には卵管膨大と呼ばれる管の太くなった部位があり、ここで受精をします。
免疫機能不全による病気(膠原病、全身性エリテマトーデス)
膠原病とは全身の関節、血管、内臓など、広範囲に障害をおこす病気です。 血液中の抗体が、正常にはたらかず、自分の細胞に反応するなど異常な振るまいで自らの組織を攻撃し、発病すると考えられています。 発熱、倦怠感、関節痛や、手足の動脈に血流が不足して、冷感や皮膚の色が変化するレイノー現象などを伴います。 病状は慢性化し、一進一退を続けながら、重症の場合は死に至ることもあります。現在でも正確な原因の解明はされておらず、治療法などもみつけられていない難病です。 膠原病の一種として考えられている病気です。全身の臓器に原因不明の炎症がおこり、その独特の形から蝶形紅斑と呼ばれる頬から鼻にかけての紅斑や、全身にじんましん、紫斑、皮膚腫瘍などが現れます。 発生頻度は圧倒的に女性に多く、男女比は1:10程度。日本には約5~7万人くらいの患者がいます。また若年層に頻発し、20歳~30歳代の出産可能な若い年代での発症が多いことから、女性ホルモンとのかかわりがあると考えられています。 発症の原因はウイルス感染のほか、日光に当たること、外科手術、妊娠、ストレスなどです。