後腹(あとばら)が病(や)・める
事がすんだあとに、出費がかさんだり、障害が生じたりして苦しむ。「それは利害に打算して、跡腹の病めないものは無い」〈鴎外・妄想〉
いけん‐ちょうしゅかい【意見聴取会】
人々の意見を聞くために開く会。特に、行政機関が政策をまとめるにあたって、利害関係者および第三者などの意見を聞き取るために開催する会合。
インタレスト【interest】
1 興味。関心。 2 利益。利害関係。 3 利子。
ウィーン‐かいぎ【ウィーン会議】
1814年から15年にかけてウィーンで開かれた国際会議。フランス革命とナポレオン戦争後のヨーロッパの国際秩序の回復を図ったもので、ウィーン議定書が調印され、革命前の状態への復帰をめざす正統主義と...
う‐いん【右院】
明治4年(1871)の官制改革で太政官内に設置された機関。各省の長官・次官で構成され、行政上の連絡機関として、実務の利害を審議した。明治8年(1875)廃止。
相反する
〔一致しない〕disagree ((with));〔逆である〕run counter ((to)),be opposed ((to))2つの相反する意見〔反対の〕two contrary opi...
関係
1〔関連〕(a) relation(ship) ((between));〔利害関係〕interest関係がある be related ((to));have a relation(ship) (...
かんけいがある【関係がある】
be related ((to));have a relation(ship) ((to, with))国際[外交]関係international [diplomatic] relations...
かんけいしゃ【関係者】
the persons [parties] concerned;〔利害の〕an interested party関係者一同all concerned関係者各位〔書類などで〕To whom it ...
共通
commonness[参考]「共通の利害 (common interests)」のように形容詞的に用いられることが多い。
とくしつ【得失】
[共通する意味] ★利益と損失。[英] profit and loss[使い方]〔利害〕▽利害が絡み合う▽双方の利害が一致する▽利害を共にする▽利害関係(=互いに利益と損失が影響しあう間柄)〔得...
りがい【利害】
[共通する意味] ★利益と損失。[英] profit and loss[使い方]〔利害〕▽利害が絡み合う▽双方の利害が一致する▽利害を共にする▽利害関係(=互いに利益と損失が影響しあう間柄)〔得...
そんとく【損得】
[共通する意味] ★利益と損失。[英] profit and loss[使い方]〔利害〕▽利害が絡み合う▽双方の利害が一致する▽利害を共にする▽利害関係(=互いに利益と損失が影響しあう間柄)〔得...
そんえき【損益】
[共通する意味] ★利益と損失。[英] profit and loss[使い方]〔利害〕▽利害が絡み合う▽双方の利害が一致する▽利害を共にする▽利害関係(=互いに利益と損失が影響しあう間柄)〔得...
こうしょう【交渉】
[共通する意味] ★ある事柄を取り決めようとして、相手と話し合いをすること。[英] negotiation[使い方]〔交渉〕スル〔談判〕スル〔折衝〕スル[使い分け]【1】「交渉」は、個人対個人、...
いちぞくろうとう【一族郎党】
血のつながりのある者と、その従者や家来。また、家族や関係者の全員、有力者とその周りにいる利益を同じくする者をもいう。▽「郎党」は家臣の意で、「ろうどう」とも読み、また「郎等」とも書く。
おかめはちもく【岡目八目】
事の当事者よりも、第三者のほうが情勢や利害得失などを正しく判断できること。囲碁から出た語。碁をわきから見ていると、実際に打っている人よりも、八目も先まで手を見越すという意から。▽「岡目」は他人がしていることをわきで見ていること。「目」は碁盤の目の意。「岡」は「傍」とも書く。
かんぽうのまじわり【管鮑之交】
互いによく理解し合っていて、利害を超えた信頼の厚い友情のこと。きわめて親密な交際のこと。▽「管」は春秋時代、斉の名宰相の管仲。「鮑」は鮑叔牙ほうしゅくが。単に鮑叔ともいう。管仲と若いときから仲がよく、仲を斉の桓公かんこうに推挙した。「交」は「こう」とも読む。
がいかんじてい【蓋棺事定】
人は死んではじめて、その評価が定まるということ。また、生前の評価は利害などがからんでいるので、あてにならないことのたとえ。
がっしょうれんこう【合従連衡】
その時の利害に従って、結びついたり離れたりすること。また、その時勢を察して、巧みにはかりごとをめぐらす政策、特に外交政策のこと。もとは中国戦国時代、蘇秦そしんの合従策と張儀ちょうぎの連衡策のことをいう。▽「従」は縦たての意。「合従」は南北に連なった趙ちょう魏ぎ韓かん燕えん斉せい楚その六国が、縦の連合をして強国秦しんに対抗する策で、蘇秦が提唱した。「衡」は横の意。「連衡」はこの六か国が秦とおのおの横に同盟を結んで、国を維持しようとした策で、張儀の政策。「従」は「縦」とも書く。