あか‐つき【暁】
《「あかとき(明時)」の音変化》 1 太陽の昇る前のほの暗いころ。古くは、夜半から夜の明けるころまでの時刻の推移を「あかつき」「しののめ」「あけぼの」と区分し、「あかつき」は夜深い刻限をさして用...
あさくさ【浅草】
東京都台東区の地名。浅草寺(せんそうじ)の門前町として発達。仲見世・新仲見世の商店街、旧浅草公園を区分した際の六区の興行街などがある。三社祭・ほおずき市・羽子板市など江戸以来の行事が多い。もと東...
あ‐ねったい【亜熱帯】
気候帯の一。熱帯に次いで温暖で、緯度でほぼ20〜30度の間の地域。ケッペンの気候区分の乾燥帯と温帯の一部にあたる。
アマゾン‐だい【アマゾン代】
火星の地質時代の区分の一。18億年前以降から現代までを含む。タルシス地域とエリシウム地域で火山活動が生じ、オリンポス山が形成された。→ノアキス代 →ヘスペリア代
アール‐してい【R指定】
《Rはrestricted(制限された)の略》映画観覧の際に年齢制限が設けられていること。また、その区分。 [補説]日本の映倫規定では、15歳以上が観覧できるとするR15+と、18歳以上が観覧で...
課
1〔事務の分担の一区分〕a section; a department厚生課((work in)) the welfare section2〔学習事項の一区分〕a lesson第10課Lesso...
款
1〔親しみ〕款を通じる〔仲よくする〕make friends with/〔内通する〕communicate secretly with ((the enemy))2〔予算編成のときの項の上の区分...
境界
a boundary; a border; limits地所の境界近くに[境界に隣接して]near [on] the borders of an estate境界を画するdraw a bound...
きょうかいせん【境界線】
a boundary [border] line;〔区分の〕a dividing line ((between))
区域
an area; a district; a zone; a quarter(▼areaは行政上ではなく,ある特徴を持った区域を言う.districtは行政・司法上区分された区域.zoneは何か...
くぶん【区分】
[共通する意味] ★分けること。特に、違いによって他と分けること。[英] distinction[使い方]〔区別〕スル▽団体用入り口と個人用とを区別して設ける▽公私の区別をつける〔区分〕スル▽棚...
くべつ【区別】
[共通する意味] ★分けること。特に、違いによって他と分けること。[英] distinction[使い方]〔区別〕スル▽団体用入り口と個人用とを区別して設ける▽公私の区別をつける〔区分〕スル▽棚...
たいこ【太古】
[共通する意味] ★現代と隔絶した非常に遠い昔。[英] great antiquity[使い方]〔大昔〕▽大昔からの言い伝え▽大昔、この辺は海だった〔太古〕▽太古の昔から棲息(せいそく)している...
おおむかし【大昔】
[共通する意味] ★現代と隔絶した非常に遠い昔。[英] great antiquity[使い方]〔大昔〕▽大昔からの言い伝え▽大昔、この辺は海だった〔太古〕▽太古の昔から棲息(せいそく)している...
こだい【古代】
[共通する意味] ★現代と隔絶した非常に遠い昔。[英] great antiquity[使い方]〔大昔〕▽大昔からの言い伝え▽大昔、この辺は海だった〔太古〕▽太古の昔から棲息(せいそく)している...
エリウゲナ【Johannes Scotus Eriugena】
[810ころ〜877ころ]アイルランド生まれの神学者・哲学者。スコラ学の先駆者。新プラトン学派の流れをくみ、中世神秘主義に影響を与えた。著「予定論」「自然区分論」。
ケッペン【Wladimir Peter Köppen】
[1846〜1940]ドイツの気候学者。ロシア生まれ。植物分布と気候との関係を研究し、世界の気候帯区分を提唱した。→ケッペンの気候区分
しんめい‐まさみち【新明正道】
[1898〜1984]社会学者。台北の生まれ。東北大教授。社会の形式と内容との区分を克服した行為連関を主要概念とした総合社会学体系を樹立。著「社会本質論」「社会学史」など。
はら‐かつろう【原勝郎】
[1871〜1924]歴史学者。岩手の生まれ。京大教授。日本中世史研究の開拓者で、鎌倉時代から戦国時代を中世として区分したことで知られる。西洋近現代史研究にも力を注いだ。著作に「日本中世史」「東...
ピレンヌ【Henri Pirenne】
[1862〜1935]ベルギーの歴史家。民族の大移動をもって古代と中世とを分ける伝統的時代区分に対し、イスラムが地中海を制覇した8世紀中葉以降に真の中世が始まるとする、いわゆる「ピレンヌ‐テーゼ...
音を聞くしくみ
耳は、外耳、中耳、内耳の3つの区域に分けられます。 外耳とは、側頭部から外にでている耳介と、耳介から鼓膜に至るまでの外耳道のことです。耳介と外耳道の一部は軟骨組織でつくられています。 耳介の下の部分(耳垂)には軟骨はなく、この部分は脂肪組織で形成されています。また、外耳道では、皮脂腺と耳垢腺から滲出した粘液で乾燥を防いだり、外部からのゴミを粘着して耳を保護しています。 中耳とは、鼓膜の奥の耳小骨と鼓室(中耳腔)をいいます。また、中耳の奥には耳管があり、咽頭につながっています。耳小骨は、ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨という小さな3つの骨からなり、ツチ骨とアブミ骨には筋がついています。 いちばん奥にある内耳は、蝸牛、骨半規管、前庭から形成されています。頭蓋骨のなかのこれらの骨のなかに細い管が複雑な形で納まっていることから"骨迷路"と呼ばれます。 外界から聞こえてくる音は、耳介で集められ、外耳道を通って、鼓膜まで伝わってきます。この段階では、音はまだ「空気の振動」として伝わっています。 空気の振動は鼓膜を震わせ、中耳にある耳小骨(ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨)でその振動を30倍以上に拡大して、内耳へ伝えます。 中耳から伝わってきた空気の振動は、内耳の蝸牛で内リンパ液の振動となり、蓋膜と有毛細胞を動かすことで刺激された有毛細胞から電気信号が発生し、その信号が脳(大脳の聴覚野)へ伝わることで、音として認識されます。
脊髄と脊髄神経のしくみ
脊髄の太さはほぼ小指大。長さ40~50cmの白くて細長い円柱状の器官です。 頭蓋骨に囲まれている脳と、背骨の脊柱管のなかに納まる脊髄は、神経管という1本の管を原型に進化したものです。神経管の前端がふくらんで脳となり、脊髄はその原型を残しています。 脊髄の断面では、中央に神経管の孔にあたる"中心管"という小さな孔があります。 中心管のまわりは神経細胞が集まり、灰白質になっており、灰白質はHの形をしています。その腹側のでっぱりに前角といい、筋を動かす神経細胞体が集まっています。 灰白質の周囲は白質になっていて、ここには脳の各部と脊髄を結ぶ神経線維が集まっています。 脊髄を保護するしくみは2重構造になっています。外層に位置する脊椎骨組織の内側には、脊髄を包む内層があり、硬膜、くも膜、軟膜の3層からなっています。 脊髄神経は、脊髄から31対出ている神経です。 脊椎の部位にあわせ、頸神経(8対)、胸神経(12対)、腰神経(5対)、仙骨神経(5対)、尾骨神経(1対)に区分されています。1対ずつ前面から出る"前根(運動神経)"と、後面から出る"後根(知覚神経)"があります。 脊髄の長さは脊柱管よりも短く、腰椎の1番程度までであり、その先は脊髄神経のみからなっています。 脊髄には、脳への信号、脳からの信号を伝える神経線維が通っているため、脊髄の一部が損傷すると、それより下の部位は脳と連絡できず、運動麻痺と知覚麻痺をおこします。