あい‐も‐かわら◦ず【相も変(わ)らず】
[連語]「相変わらず」を強めた言い方。多く、軽いあざけりや卑下の気持ちを込める。「—◦ぬ通勤地獄」
あお‐おに【青鬼】
仏教、陰陽道に基づく想像上の怪物。人間の形をして、頭には角を生やし、全身が青い。地獄に住むという。→鬼1
あおち【煽ち】
風が吹きあおること。また、その風。「—に売り場の火も消えて」〈浄・油地獄〉
あか‐おに【赤鬼】
仏教、陰陽道に基づく想像上の怪物。人間の形をして、頭には角を生やし、全身が赤い。地獄に住むという。→鬼1
アカデミー‐しょう【アカデミー賞】
米国の映画芸術科学アカデミー(AMPAS)が最優秀映画作品・俳優・監督などを選んで毎年与える賞。1927年創始。受賞者に贈られる彫像の名から、オスカー賞ともいう。 [補説]アカデミー賞を受賞した...
生き地獄
(a) hell on earth彼らは空襲を受けて生き地獄を経験したDuring the air raid, 「they experienced hell on earth [they fel...
板子
〔和船の底の板〕a plank板子一枚下は地獄A sailor's life is full of danger./Only a plank separates the sailor from ...
炎熱
extreme (summer) heat焼けつくような炎熱blazing [scorching/withering] heat炎熱地獄a blazing inferno; the flames...
解消
1〔解約〕cancellation;〔無効にすること〕annulment ((of))解消する cancel; annul一方的な契約解消unilateral cancellation [dis...
金
1〔金属〕metal金の metal; metallic金の板sheet metal2〔金銭〕money;《口》 dough;《俗》 bread多額[少額]の金a large [small] s...
ならく【奈落】
[共通する意味] ★悪業をなした者が死後に苦しみを受けるという所。[英] hell[使い方]〔地獄〕▽地獄に落ちる▽地獄の一丁目▽炎熱地獄〔奈落〕▽奈落に落ちる▽奈落の底(=底の知れない深い所。...
じごく【地獄】
[共通する意味] ★悪業をなした者が死後に苦しみを受けるという所。[英] hell[使い方]〔地獄〕▽地獄に落ちる▽地獄の一丁目▽炎熱地獄〔奈落〕▽奈落に落ちる▽奈落の底(=底の知れない深い所。...
ごくらく【極楽】
[共通する意味] ★苦しみのない楽しい場所。[英] paradise[使い分け]【1】「楽園」「パラダイス」は、いやなことが一切なく、非常に楽しい場所をいう。【2】「天国」は、キリスト教で、信者...
てんごく【天国】
[共通する意味] ★苦しみのない楽しい場所。[英] paradise[使い分け]【1】「楽園」「パラダイス」は、いやなことが一切なく、非常に楽しい場所をいう。【2】「天国」は、キリスト教で、信者...
パラダイス
[共通する意味] ★苦しみのない楽しい場所。[英] paradise[使い分け]【1】「楽園」「パラダイス」は、いやなことが一切なく、非常に楽しい場所をいう。【2】「天国」は、キリスト教で、信者...
あびきょうかん【阿鼻叫喚】
非常な辛苦の中で号泣し、救いを求めるさま。非常に悲惨でむごたらしいさま。地獄に落ちた亡者が、責め苦に堪えられずに大声で泣きわめくような状況の意から。▽「阿鼻」は仏教で説く八熱地獄の無間むけん地獄。現世で父母を殺すなど最悪の大罪を犯した者が落ちて、猛火に身を焼かれる地獄。「叫喚」は泣き叫ぶこと。一説に八熱地獄の一つの大叫喚地獄(釜かまゆでの地獄)の意。
こんりんならく【金輪奈落】
「金輪際こんりんざい」に同じで、物事の極限、きわまるところ。また、どこまでも、とことん。また絶対に、断じての意。▽仏教語。「金輪」は大地の下に三つの層(三輪)があり、風輪・水輪の上にあるとされる、大地のはるか下の金輪の底の意。「奈落」は地獄のこと。
ごずめず【牛頭馬頭】
地獄にいるという獄卒ごくそつ(地獄で罪人を責めさいなむ鬼)のこと。また、地獄の獄卒のように情け容赦のない人のこと。
しょうじるてん【生死流転】
衆生しゅじょうが煩悩を捨てられず、解脱することもなく、苦しい生死の世界を果てることもなく巡ること。▽仏教の世界では、人間は生死を繰り返して、六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の六界)を次々と巡ると考えていた。
しょうねつじごく【焦熱地獄】
焦げて燃え上がらんばかりに熱い場所のこと。悪事をはたらいた者が、地獄で投げ込まれる猛火の場所の意味。八大地獄の一つ。
あくたがわ‐りゅうのすけ【芥川竜之介】
[1892〜1927]小説家。東京の生まれ。第三次・第四次「新思潮」同人。大正5年(1916)「鼻」で夏目漱石に認められて作家として登場。新技巧派の代表作家とされる。昭和2年(1927)自殺。命...
オッフェンバック【Jacques Offenbach】
[1819〜1880]フランスの作曲家。オペレッタを確立した。作品に「天国と地獄」「ホフマン物語」など。
きぬがさ‐ていのすけ【衣笠貞之助】
[1896〜1982]映画監督。三重の生まれ。林長二郎(長谷川一夫)主演の一連の作品で、松竹時代劇の黄金時代を築いた。代表作「狂った一頁」「雪之丞変化」「地獄門」など。
きょう‐まちこ【京マチ子】
[1924〜2019]女優。大阪の生まれ。本名、矢野元子(やのもとこ)。「羅生門」「雨月物語」「地獄門」などの出演作が相次いで国際的な映画賞を受賞。後年は舞台やテレビドラマでも活躍した。
さいとう‐りょくう【斎藤緑雨】
[1868〜1904]小説家・評論家。三重の生まれ。本名、賢(まさる)。別号、正直正太夫など。仮名垣魯文に師事。鋭い風刺を含む批評で知られた。小説「油地獄」「かくれんぼ」など。