アニトラのおどり【アニトラの踊り】
《原題、(ノルウェー)Anitras dans》グリーグの管弦楽曲。「ペールギュント」第1組曲の第3曲。イ短調。アラビアの族長の娘アニトラの妖艶な踊りを表現した作品。第2組曲の第2曲「アラビアの...
う‐しん【有心】
1 思慮・分別の深いこと。「大人びて—に物し給ふ人にて」〈栄花・根合〉 2 中世の歌学における美的理念の一。心情と言葉とが統一され、華やかさの中に寂しさを漂わす妖艶(ようえん)な余情美。心あり。...
えん【艶】
[名・形動] 1 あでやかで美しいこと。なまめかしいこと。また、そのさま。「—を競う」「—な姿」 2 情趣に富むさま。美しく風情のあるさま。「月隈なくさしあがりて、空のけしきも—なるに」〈源・藤...
えん【艶】
[常用漢字] [音]エン(呉)(漢) [訓]つや なまめかしい あでやか 〈エン〉 1 なまめかしい。色っぽい。「艶歌・艶冶(えんや)・艶麗/濃艶・豊艶・妖艶(ようえん)」 2 男女の情事に関...
しんこきん‐ちょう【新古今調】
新古今和歌集にみられる特徴的な歌のよみぶりや歌の調子。一般的には、情調的な諸要素が複合した、絵画的、物語的、象徴的な歌風で、余情・妖艶(ようえん)を尊ぶ。格調は韻律的で、初句切れ・三句切れ・本歌...