あい‐きゃく【相客】
1 同じ場所で、たまたまそこに来合わせた客。 2 旅館などで、他の客と相部屋になること。また、その客どうし。
い‐かく【異客】
⇒いきゃく(異客)
い‐きゃく【異客】
1 主賓以外の客。 2 故郷を離れて暮らす人。また、旅する人。いかく。 3 《「違格(いきゃく)」との混同から》好ましくない客。招かれざる客。「—も交り行き通ふ」〈浄・油地獄〉
いち‐きゃく【一客】
いちばんのなじみ客。いっきゃく。「秋田の—を見すまして、昼夜御機嫌(きげん)を取りて」〈浮・一代女・五〉
いちじじょうりく‐きゃく【一時上陸客】
日本を経由して他の国や地域へ向かう途中、寄港地上陸の許可を受けて、一時的に日本に入国した外国人通過客。→通過上陸
かんきゃく【観客】
[共通する意味] ★劇やスポーツなどを見る人々。[英] a spectator; a fan[使い分け] 「観客」は、代金を払って見に来ている客をいうが、「観衆」は、無料の場合にもいう。また、「...
きゃく【客】
[共通する意味] ★人のもとに訪ねて来る人。また、招かれて来る人。[英] a guest; a visitor[使い方]〔客〕▽駅に客を迎えに行く▽招かれざる客〔来客〕▽今日は朝から来客が多い▽...
けんかく【剣客】
[共通する意味] ★剣の達人。[英] a great swordsman[使い方]〔剣士〕▽腕に覚えのある剣士が居並ぶ▽少年剣士▽名剣士〔剣客〕▽いずれも腕自慢の剣客ぞろいだ〔剣豪〕▽世にも名だ...
こきゃく【顧客】
[共通する意味] ★よく買ってくれたり、利用してくれたりする、事業主にとってありがたい客。[英] a customer[使い分け]【1】「得意」は、「お得意」また「お得意さん(様)」の形でよく使...
しゅかく【主客】
[共通する意味] ★主たるものと従であるもの。[使い方]〔主客〕▽主客が入れかわる▽主客転倒(=人や物の立場、順序、軽重などが逆転すること)〔主従〕▽秀吉と利休は主従の関係にあった[使い分け]【...
けいしょううんかく【卿相雲客】
⇒ げっけいうんかく(月卿雲客)
げっけいうんかく【月卿雲客】
公卿くぎょうや殿上人てんじょうびとのこと。また、高位高官のこと。▽「月卿」は、もと天子を日に、臣下を月になぞらえて、大臣をいう。わが国では公卿をいう。「雲客」は殿上人のこと。
そうじんぼっかく【騒人墨客】
詩を作ったり書画をたしなんだりする風流な文人のこと。▽「騒人」は「離騒りそう」の作者で楚その詩人屈原くつげんおよびその一派のこと。転じて、広く詩人を指す言葉となった。また、風流を解する人の意。「墨客」は書画や文筆に巧みな人。「客」は「きゃく」とも読む。
ぶんじんぼっかく【文人墨客】
詩文や書画などの風流に親しむ人をいう。▽「文人」は詩文・書画などに親しむ人。「墨客」は書画をよくする人。「客」は「きゃく」とも読む。