アイディードス‐こうげき【IDDoS攻撃】
IoT機器を使った分散型サービス拒否攻撃(DDoS攻撃)。防犯カメラや家庭用のルーターなど、ネットワーク接続機能をもつIoT機器にマルウエアを感染させ、特定のウェブサーバーを狙って攻撃する。機器...
アイリッシュ‐ウルフハウンド【Irish wolfhound】
アイルランド原産の大形犬。性質がおとなしく、威厳があり、主人に忠実なことから、家庭犬としても飼われる。体高は犬の中では最大で、最低が雄で77.5センチ、雌で70センチ。
アイルランドかようしゅう【アイルランド歌謡集】
《原題Irish Melodies》ムーアによるアイルランドの民謡詩集。全10巻。1808年から1834年にかけて刊行。日本では唱歌「庭の千草」として知られる「夏の名残の薔薇」などを含む。
アイントプフ【(ドイツ)Eintopf】
《Eintopf 「アイントップ」とも》ドイツの家庭料理。スープを張った鍋にジャガイモ・ニンジン・玉葱(たまねぎ)・豆類・ソーセージまたは肉などを入れ、煮崩れない程度によく煮込んだもの。→アイン...
アウグストゥスブルク‐じょう【アウグストゥスブルク城】
《Schlösser Augustusburg》ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州、ケルン近郊の町ブリュールにあるロココ様式の城館。18世紀、ケルン大司教クレメンス=アウグスト=フォ...
愛
1〔かわいがり慈しむ気持ち〕love ((for));〔持続的で穏やかな〕affection ((for, toward))母の子への愛a mother's love [affection] f...
上げる
I1〔下から上に動かす〕raise;〔持ち上げる〕lift (up)箱を棚の上に上げるlift a box (up) onto a shelf彼は帽子を上げて婦人にあいさつしたHe raised...
朝露
morning dew庭には朝露が降りていたMorning dew had fallen on the garden.
あしらい
1〔扱い,応対〕treatment彼らから手荒なあしらいを受けたI received rough treatment from them.いたずらっ子のあしらいが上手だShe is good a...
汗だく
I〔ひどく汗をかく様子〕汗だくになって庭の草取りをしたDripping [Drenched] with sweat, I weeded the garden.II〔一生懸命な様子〕明日に間に合わ...
いくじ【育児】
[共通する意味] ★子供などを養い、育てること。[英] childcare[使い方]〔育児〕▽育児に専念する▽育児休暇〔子育て〕▽子育てが終わった女性▽子育てに専念する〔保育〕スル▽幼児を保育す...
かじ【家事】
[共通する意味] ★家庭内の暮らしに関する仕事。[英] housework[使い方]〔家事〕▽家事に追われる▽家事を手伝う▽家事を切りもりする〔家政〕▽家政をとりしきる▽家政婦▽家政学〔水仕事〕...
かせい【家政】
[共通する意味] ★家庭内の暮らしに関する仕事。[英] housework[使い方]〔家事〕▽家事に追われる▽家事を手伝う▽家事を切りもりする〔家政〕▽家政をとりしきる▽家政婦▽家政学〔水仕事〕...
ふし【父子】
[共通する意味] ★親とその子供。[英] parent and child[使い方]〔親子〕▽親子で走る幼稚園の運動会▽親子は一世(いっせい)(=親子の縁はこの世だけのもので、夫婦の二世、主従の...
ぼし【母子】
[共通する意味] ★親とその子供。[英] parent and child[使い方]〔親子〕▽親子で走る幼稚園の運動会▽親子は一世(いっせい)(=親子の縁はこの世だけのもので、夫婦の二世、主従の...
かんしょのか【関雎之化】
夫婦仲がよく、家庭がうまく治まることのたとえ。
しゅうしんせいか【修身斉家】
自分の行いを修め正して、家庭をととのえ治めること。▽「斉」はととのえ治める意。「身みを修おさめ家いえを斉ととのう」と訓読する。儒教の基本的な政治観を表す「修身、斉家、治国、平天下」(身を修め、家庭をととのえ、国を治め、天下を平和に導く)の中の語。
しょうしょうはっけい【瀟湘八景】
中国の瀟湘しょうしょうの辺りで描かれた、美しい八つの風景のこと。平沙落雁・遠浦帰帆・山市晴嵐・江天暮雪・洞庭秋月・瀟湘夜雨・煙寺晩鐘・漁村夕照の八つ。
ないゆうがいかん【内憂外患】
国内の心配事と、外国との間に生じるやっかいな事態。内にも外にも憂慮すべき問題が多いこと。▽「内」は国内、「外」は国外、「憂」「患」はともに憂えるの意。もとは国内外に解決すべきやっかいな問題が山積みしていることを表したが、現在では会社組織などの様子を表すときにも広く用いられる。
わけいせいじゃく【和敬清寂】
茶道で、主人と客が互いの心を和らげてつつしみ敬い、茶室の品々や雰囲気を清浄な状態に保つこと。千利休の茶道の精神・境地を表した語。▽「和」「敬」はともに主客の心得を、「清」「寂」は茶庭・茶室・茶器などに関する心得をいう。
アイギ【Gennadiy Nikolaevich Aygi】
[1934〜2006]ロシアの詩人。少数民族チュバシ人で、初期にはチュバシ語で詩作したが、パステルナークのすすめにより、ロシア語でも詩作をはじめた。難解な作風ながら、西欧を中心に評価が高い。詩集...
おおしま‐ますみ【大島真寿美】
[1962〜 ]小説家。愛知の生まれ。劇団を主宰の後、小説家に転身。平成4年(1992)「春の手品師」で文学界新人賞を受賞し作家デビュー。近松半二の生涯を描いた小説「渦 妹背山婦女庭訓(いもせや...
ケイ【Ellen Karolina Sofia Key】
[1849〜1926]スウェーデンの婦人思想家・教育家。母性尊重・家庭教育重視の立場から社会問題を論じ、婦人運動の先駆的役割を果たした。著「恋愛と結婚」「児童の世紀」など。エレン=ケイ。
こう‐さんこく【黄山谷】
⇒黄庭堅(こうていけん)
ル‐ノートル【André Le Nôtre】
[1613〜1700]フランスの造園家。フランス式庭園の大成者で、ベルサイユ宮殿の庭園を設計。
音を聞くしくみ
耳は、外耳、中耳、内耳の3つの区域に分けられます。 外耳とは、側頭部から外にでている耳介と、耳介から鼓膜に至るまでの外耳道のことです。耳介と外耳道の一部は軟骨組織でつくられています。 耳介の下の部分(耳垂)には軟骨はなく、この部分は脂肪組織で形成されています。また、外耳道では、皮脂腺と耳垢腺から滲出した粘液で乾燥を防いだり、外部からのゴミを粘着して耳を保護しています。 中耳とは、鼓膜の奥の耳小骨と鼓室(中耳腔)をいいます。また、中耳の奥には耳管があり、咽頭につながっています。耳小骨は、ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨という小さな3つの骨からなり、ツチ骨とアブミ骨には筋がついています。 いちばん奥にある内耳は、蝸牛、骨半規管、前庭から形成されています。頭蓋骨のなかのこれらの骨のなかに細い管が複雑な形で納まっていることから"骨迷路"と呼ばれます。 外界から聞こえてくる音は、耳介で集められ、外耳道を通って、鼓膜まで伝わってきます。この段階では、音はまだ「空気の振動」として伝わっています。 空気の振動は鼓膜を震わせ、中耳にある耳小骨(ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨)でその振動を30倍以上に拡大して、内耳へ伝えます。 中耳から伝わってきた空気の振動は、内耳の蝸牛で内リンパ液の振動となり、蓋膜と有毛細胞を動かすことで刺激された有毛細胞から電気信号が発生し、その信号が脳(大脳の聴覚野)へ伝わることで、音として認識されます。
女性の生殖器のしくみ
女性の生殖器は、男性同様、外生殖器と内生殖器に分かれています。外生殖器(外陰部)は、大陰唇、小陰唇、陰核(クリトリス)、膣前庭で構成されます。 膣前庭は外尿道口と膣口が開いており、外尿道口の前方に陰核があります。陰核の内部にはスポンジ状に多数の空洞をもつ海綿体があり、性的な興奮が高まると、海綿体が血液で満たされ充血し、勃起します。 膣口は膣への入り口で、産道の最終地点であるとともに、性交時に陰茎を受け入れる部位です。左右には膣内に粘液を分泌させるためのバルトリン腺(大前庭腺)があり、性交をスムーズにさせています。 また、陰核からは小陰唇というひだが膣前庭を囲むようにのび、さらに小陰唇の外側を厚みのある大陰唇というひだが囲んでいます。 内生殖器は、腹部の下方にある骨盤のなかに膀胱、直腸とともに入っており、膣、子宮、卵管、卵巣で構成されています。 膣は、長さ8㎝くらいの外部と子宮をつなぐ器官で、性交時の交接器、出産時の産道の役割も果たす管状の器官です。 子宮は、膣の奥にあり膀胱の上にのるように位置した袋状の器官です。厚い平滑筋の壁でできた長さ7㎝、幅4㎝程の器官で、下端は膣につながっています。子宮の壁の内側は、粘膜と筋層でできていて、膣から運ばれた精子との受精に成功した卵子は、この壁に貼り付いて成熟し、ここで栄養を与えられながら胎児として育ちます。 卵巣は、子宮の両脇に左右1対であります。卵管という細い管で子宮とつながれているほか、卵管には卵管膨大と呼ばれる管の太くなった部位があり、ここで受精をします。
男性の尿道、女性の尿道
男性の尿道は長さが16~25㎝ほどあり、尿道外括約筋より膀胱側を「後部尿道」、前方を「前部尿道」といいます。 後部尿道は、周囲を「前立腺」に囲まれています。前立腺の先には、「尿道球腺(カウパー腺)」があり、多数の側管から粘液を分泌しています。 後面には「精丘」という部分が突出しており、そこに2本の「射精管」がつながっています。精丘の両側には、前立腺排泄管が多く開口しています。 男性の尿道は、膀胱にたまった尿を排出するための通路であると同時に、射精時の精液の通り道でもあります。 睾丸でつくられた精子は、精管を通って前立腺の内側から尿道に入り、前立腺から分泌された前立腺液とともに射精されます。このように、1つの器官が異なる2つの機能を担っているというのが、男性の尿道の大きな特徴です。 さらに、前立腺は加齢とともに肥大し、「前立腺肥大症」になる場合もあります。 女性の尿道は、長さが約3~4㎝と、男性にくらべ短いのが特徴です。尿道は、「膀胱頸部」から「膣前壁」の前面に沿うように走り、「膣前庭」につながります。 女性の場合、膀胱出口から尿道の途中にかけて内括約筋と外括約筋があり、ここで排尿をコントロールしています。 女性の尿道は、膀胱にたまった尿を体外に排泄するためだけの通路です。 女性の尿道は男性にくらべて短いので、構造上どうしても尿道口から細菌が侵入しやすくなっています。 そのため、膀胱に細菌が感染しておこる膀胱炎などがおこりやすいといえます。 健康な膀胱であれば、からだの防除機構が働いて、感染を防いでくれますが、抵抗力が弱っていると、「膀胱炎」をおこしやすくなります。