いだ・く【抱く/懐く】
[動カ五(四)] 1 腕でかかえ持つ。だく。「ひしと—・く」「母親の胸に—・かれる」 2 かかえるように包み込む。「村々を—・く山塊」「大自然の懐に—・かれる」 3 ある考えや感情をもつ。「疑問...
うだ・く【抱く/懐く】
[動カ四]腕にかかえる。いだく。だく。「身をたをやかになして、鞠を—・き侍るべし」〈撰集抄・八〉
かい【懐】
心中の思い。「—を述べる」
かい【懐〔懷〕】
[常用漢字] [音]カイ(クヮイ)(漢) [訓]ふところ なつかしい なつかしむ なつく なつける おもう いだく 〈カイ〉 1 胸中にいつまでも思いをいだく。心にいだく思い。「懐疑・懐旧・懐...
かいえん‐ふ【懐遠府】
もと皇居内にあった記念館。義和団事件で戦死した将兵の肖像・名簿や戦利品を保管。
かいきゅう【懐旧】
reminiscence ((about))懐旧の情sweet memories of the past/nostalgia懐旧の思いにふけるthink fondly of the past懐旧...
かいきょう【懐郷】
⇒ぼうきょう(望郷)懐郷病homesickness
かいぎ【懐疑】
doubt ((about;that));skepticism,《英》 scepticism ((about))彼の行動に懐疑を抱いたI had some doubts about his be...
かいぎ【懐疑】
doubt;skepticism [scepticism《英》];question《疑義》[参考]「懐疑的な (skepticalなど)」という形容詞で用いられることが多い。
かいぎしゅぎ【懐疑主義】
skepticism
かいきゅう【懐旧】
[共通する意味] ★過去の事柄をなつかしく思うこと。[英] retrospection[使い方]〔懐古〕スル▽学生時代を懐古する▽懐古趣味〔懐旧〕▽懐旧の情▽懐旧談[使い分け] 「懐古」は、「若...
かいこ【懐古】
[共通する意味] ★過去の事柄をなつかしく思うこと。[英] retrospection[使い方]〔懐古〕スル▽学生時代を懐古する▽懐古趣味〔懐旧〕▽懐旧の情▽懐旧談[使い分け] 「懐古」は、「若...
かいじゅう【懐柔】
[共通する意味] ★人をうまくまるめこんで思うままにすること。[英] to cajole[使い方]〔懐柔〕スル▽反対派を懐柔する▽懐柔策〔籠絡〕スル▽相手を籠絡する▽うまい話で籠絡する[使い分け...
かいたい【懐胎】
[共通する意味] ★胎児を胎内にやどすこと。[英] to become pregnant[使い方]〔妊娠〕スル▽妻が妊娠した▽妊娠三か月〔懐妊〕スル▽大名の奥方が懐妊した〔懐胎〕スル▽マリア懐胎...
かいにん【懐妊】
[共通する意味] ★胎児を胎内にやどすこと。[英] to become pregnant[使い方]〔妊娠〕スル▽妻が妊娠した▽妊娠三か月〔懐妊〕スル▽大名の奥方が懐妊した〔懐胎〕スル▽マリア懐胎...
えじょう【懐奘】
⇒孤雲懐奘(こうんえじょう)
かいげつどう‐あんど【懐月堂安度】
江戸中期の浮世絵師。懐月堂派の祖。肉筆を専門とし、世に懐月堂美人といわれる、豪華な衣装をつけた一人立ちの遊女姿の美人画を多く描いた。江島生島事件に連座、一時は伊豆大島に流された。生没年未詳。
かいそ【懐素】
[725ころ〜785ころ]中国唐の書家・僧。永州零陵(湖南省)の人。俗姓は銭。字(あざな)は蔵真。風変わりな味のある草書を得意とし、酔っては書きなぐった。「草書千字文」「自叙帖」など。
かねなが‐しんのう【懐良親王】
[1329〜1383]後醍醐(ごだいご)天皇の皇子。名は「かねよし」とも。南朝の征西大将軍として、四国から九州に渡り、菊池氏らを集めて足利方に対抗。のち、今川了俊に攻められ、筑後(ちくご)に退い...