あり‐なし【有り無し】
[名]あることとないこと。あるかないか。有無(うむ)。「経験の—は問わない」
[形動ナリ] 1 あるかないかわからないほどに、かすかなさま。「小山田の庵にたく火の—にたつ煙もや雲となるらむ」...
ありや‐なしや【有りや無しや】
[連語] 1 あるかないか。あるかないかわからないくらい目立たないさま。「—の細かい模様」「入り日のなかに立つけぶり—とただほのか」〈佐藤春夫・海べの恋〉 2 真実であるかないか。「人の心の—は...
あるか‐なきか【有るか無きか】
[連語] 1 あるのかないのかわからないほどに、かすかなようす。また、存在が意識されないほど存在価値のないようす。「—の傷」「会社では—の人物だが」 2 存在するかしないか。「あやまちの—を知ら...
あるか‐なし【有るか無し】
[連語]あるのかないのかわからないほど、ごくわずかであるようす。「—の汚れ」
あること‐ないこと【有る事無い事】
[連語]本当のことと、実際にはなかったこと。「—言い触らす」
有るか無きか
有るか無きかの金a very small sum of money有るか無きかの星明かりを頼りに歩いたI made my way 「relying on the faint glimmer of...
あることないこと【有る事無い事】
彼女は有る事無い事なんでも言い触らすShe spreads everything regardless of whether it's true or not.
有象無象
1〔烏合の衆〕a mob; a rabble;〔人間のくず〕the riffraff, the rabble彼は有象無象を相手に一席弁じたHe made a speech before the ...
有無
〔有る無し〕経験の有無によって給料が違うYour salary depends on your experience.欠席者の有無を確かめるcheck and see if anyone is ...
うむあいつうじる【有無相通じる】
あの夫婦は有無相通じるところがあるらしいThat couple seem to supplement [make up for] each other's weak points.
ういむじょう【有為無常】
⇒ ういてんぺん(有為転変)
うぞうむぞう【有象無象】
数は多いが、種々雑多なくだらない人や物。ろくでもない連中のこと。多くの人々を卑しめていう。また、形があるものも、ないものもすべて。有形無形のすべて。▽もと仏教語。「象」はかたちの意。
うむそうせい【有無相生】
有と無は、有があってこそ無があり、無があってこそ有があるという相対的な関係で存在すること。また、この世のものはすべて相対的な関係にあること。▽「相生」は互いに生じ合うこと。もとは、人間の価値観は要するに相対的なものであって絶対的なものではないのに、それを絶対的なものと錯覚して、万物を勝手に歪曲わいきょくして秩序立てている人間の愚かさと危うさを警告した『老子』の中の語。「有無うむ相生あいしょうず」と訓読する。
うやむや【有耶無耶】
はっきりしないさま。曖昧あいまいなさま。また、いいかげんなさま。あるかないか、はっきりしない意。▽「耶」は疑問の助字。「有りや無しや」の意。
ゆうがいむえき【有害無益】
害になることはあっても、益になることはないこと。悪影響ばかり出現し、何の利益や得にもならないこと。