あお‐き【青木】
1 青々としている樹木。生木。 2 アオキ科の常緑低木。暖地の森林に自生。葉は厚くつやがある。雌雄異株。春、緑色あるいは褐色の小花をつけ、冬、橙赤(とうせき)色で楕円形の実を結ぶ。庭木とされ、品...
あおき【青木】
姓氏の一。 [補説]「青木」姓の人物青木昆陽(あおきこんよう)青木繁(あおきしげる)青木周蔵(あおきしゅうぞう)青木周弼(あおきしゅうひつ)青木昌彦(あおきまさひこ)青木正児(あおきまさる)青木...
あか‐ぎ【赤木】
1 皮をはぎ取ったままの木。→黒木 2 材が赤い木。梅・紫檀(したん)・蘇芳(すおう)・花梨(かりん)など。 3 コミカンソウ科の常緑高木。熱帯に多く、高さは20メートル以上になる。葉は3枚の小...
あかだま‐の‐き【赤玉の木】
ヤブコウジの別名。
あ‐こうぼく【亜高木】
高木と低木との中間の高さをもつ樹木。亜喬木(あきょうぼく)。
かんぼく【灌木】
[共通する意味] ★丈の低い木。[英] a shrub[使い方]〔低木〕▽日を遮らないように、庭には低木を植えた〔灌木〕▽灌木の茂みにさえぎられて向こうが見えない[使い分け] 「灌木」は、古い言...
き【木】
[共通する意味] ★地上部の茎が木質化している多年生の植物。背の高いものをさすことが多い。[英] a tree[使い方]〔木〕▽木を切り倒す▽木が枯れる〔樹木〕▽多様な樹木がある山[使い分け]【...
きょうぼく【喬木】
[共通する意味] ★丈の高い木。[英] a high tree[使い方]〔高木〕▽杉や檜(ひのき)などの高木の林▽高木が日光をさえぎる〔喬木〕▽空高くそびえる喬木の列[使い分け] 「喬木」は、古...
きょぼく【巨木】
[共通する意味] ★丈が高く幹も太い木。[英] a gigantic tree[使い方]〔大木〕▽大木がそびえている▽大木を切り倒す〔巨木〕▽メタセコイアの巨木〔大樹〕▽寄らば大樹の陰[使い分け...
こうぼく【高木】
[共通する意味] ★丈の高い木。[英] a high tree[使い方]〔高木〕▽杉や檜(ひのき)などの高木の林▽高木が日光をさえぎる〔喬木〕▽空高くそびえる喬木の列[使い分け] 「喬木」は、古...
えんこうほうぼく【円孔方木】
⇒ えんさくほうぜい(円鑿方枘)
かんがんこぼく【寒巌枯木】
⇒ こぼくかんがん(枯木寒巌)
ぎょうこしゅんぼく【尭鼓舜木】
為政者は人民の諫いさめの言葉をよく聞くべきことのたとえ。また、広く人の善言をよく聞き入れるべきことのたとえ。尭帝の設けた太鼓と舜帝しゅんていの立てた木札の意から。▽「尭」「舜」は尭帝、舜帝のこと。いずれも中国古代の聖天子。
ふせきちんぼく【浮石沈木】
一般大衆の無責任な言論が、道理に反して威力をもつたとえ。水に沈むはずの石を浮かせ、水に浮くはずの木を沈める意から。▽「石いしを浮うかせ木きを沈しずむ」と訓読する。
もうきふぼく【盲亀浮木】
会うことが非常に難しいこと、めったにないことのたとえ。また、人として生まれることの困難さ、そしてその人が仏、または仏の教えに会うことの難しさのたとえ。▽大海中に棲すみ、百年に一度だけ水面に浮かび上がる目の見えない亀かめが、漂っている浮木のたった一つの穴に入ろうとするが、容易に入ることができないという寓話ぐうわによる。「盲亀浮木に値あう」の略。
アントニオ‐いのき【アントニオ猪木】
[1943〜2022]プロレスラー・政治家。神奈川の生まれ。本名、猪木寛至(かんじ)。新団体「新日本プロレス」を立ち上げるなどプロレス界を牽引し、ジャイアント馬場と人気を二分。モハメド=アリとの...
いしかわ‐たくぼく【石川啄木】
[1886〜1912]歌人・詩人。岩手の生まれ。本名、一(はじめ)。若くして「明星」に詩を発表し、与謝野鉄幹に師事。口語体3行書きの形式で生活を短歌に詠んだ。評論「時代閉塞の現状」、歌集「一握の...
えしき【兄磯城/兄師木】
大和国磯城の豪族。弟磯城(おとしき)の兄。神武東征の際、召しに応じないで殺されたと伝えられる。
ひらた‐とくぼく【平田禿木】
[1873〜1943]英文学者・随筆家。東京の生まれ。東京高師卒。本名、喜一郎。「文学界」創刊に参加。サッカレーの「虚栄の市」など英米文学の名訳で知られる。著作に「英文学印象記」「禿木随筆」など。