アイ‐オー‐イー【IoE】
《Internet of everything》人・場所・ロジスティクス・データなどのすべてをインターネットでつなげることで実現する新たなサービスやビジネスモデル、またはそれを可能とする技術の総...
アウトサイダー‐アート【outsider art】
主流から外れた芸術活動の総称。美術に関する教育を受けていない独学者や知的障害者などが、既成概念にとらわれず自由に表現するものをいう。デュビュッフェの提唱したアールブリュットに代表される。
アウフヘーベン【(ドイツ)Aufheben】
ヘーゲル弁証法の基本概念の一。あるものを否定しつつも、より高次の統一の段階で生かし保存すること。止揚。揚棄。→アン‐ウント‐フュール‐ジッヒ →弁証法
あくとくのさかえ【悪徳の栄え】
《原題、(フランス)L'Histoire de Juliette ou les Prospérités du vice》サドの長編小説。1797年刊。修道院で育てられた娘ジュリエットが、道徳や宗...
アジアてき‐せいさんようしき【アジア的生産様式】
マルクスが「経済学批判」の序言で、経済的社会構成体の前進的諸時期の最初においた語。この概念の理解をめぐって、原始共同体的生産様式の別名とする説や奴隷制の古代アジア的形態とみる説など諸説がある。
相容れない
〔一致しない〕be incompatible ((with));〔調和しない〕be out of harmony ((with));〔反する〕be counter ((to));〔かち合う〕cl...
概念
a general idea, a notion;〔哲学で〕a concept「社会」という概念the concept of“society”問題を概念的に捕えるget a general id...
既成
既成の established;〔現存の〕existing既成の学説an accepted theory既成作家an established writer/a writer of establi...
きせいがいねん【既成概念】
a preconceived idea;〔紋切り型の〕a stereotype既成概念を捨てるget rid of one's stereotypes
構成
〔構成の要素〕composition;〔構成の仕方〕construction;〔組織〕formation構成する compose; form社会を構成するform a community/con...
しんり【真理】
[共通する意味] ★本当のこと。うそ偽りでないこと。[英] truth[使い分け]【1】「真理」は、現実や事実とは特に関係なく、道理として全く正しいこと、だれもが認める本当のことを表わす。【2】...
りねん【理念】
[共通する意味] ★物事に対する考え方。[英] a notion[使い方]〔概念〕▽明確な概念を得る▽概念を規定する〔観念〕▽善悪の観念がない▽自分は無力だ、という観念にとらわれる〔理念〕▽憲法...
がいねん【概念】
[共通する意味] ★物事に対する考え方。[英] a notion[使い方]〔概念〕▽明確な概念を得る▽概念を規定する〔観念〕▽善悪の観念がない▽自分は無力だ、という観念にとらわれる〔理念〕▽憲法...
かんねん【観念】
[共通する意味] ★物事に対する考え方。[英] a notion[使い方]〔概念〕▽明確な概念を得る▽概念を規定する〔観念〕▽善悪の観念がない▽自分は無力だ、という観念にとらわれる〔理念〕▽憲法...
まこと【真】
[共通する意味] ★本当のこと。うそ偽りでないこと。[英] truth[使い分け]【1】「真理」は、現実や事実とは特に関係なく、道理として全く正しいこと、だれもが認める本当のことを表わす。【2】...
かんじょういにゅう【感情移入】
自然の風物や芸術作品に対して自分の感情を投射し、それと一体になること。一九世紀末にリップスらが提唱した美学における根本概念。転じて、一般に感情や思い入れなどを対象物に投影する意でも用いる。
ばんぶつせいどう【万物斉同】
人の認識は善悪・是非・美醜・生死など、相対的概念で成り立っているが、これを超越した絶対の無の境地に立てば、対立と差別は消滅し、すべてのものは同じであるとする説。人の相対的な知を否定した荘子そうしの思想。▽「斉」は等しい意。
ゆうこうむこう【有厚無厚】
詭弁きべんのこと。極端に厚いものは、そのものが厚いとか薄いとかいうことができないから、厚いも薄いも同じもので、もともとは、厚さという概念などないのだという詭弁。
イェーリング【Rudolf von Jhering】
[1818〜1892]ドイツの法学者。伝統的な概念法学に反対し、利益法学・自由法論・法社会学の糸口を開いた。著「ローマ法の精神」など。
ウェルフリン【Heinrich Wölfflin】
[1864〜1945]スイスの美術史家。時代・民族に固有の芸術様式の内的発展を究明し、比較様式史の概念を確立。著「美術史の基礎概念」など。
ウーレンベック【George Eugene Uhlenbeck】
[1900〜1988]米国の理論物理学者。ミシガン大教授。オランダ領ジャカルタ生まれ。ハウトスミットとともに、原子スペクトルの二重項を電子スピンの概念によって説明した。β崩壊に関する研究もある。
おか‐きよし【岡潔】
[1901〜1978]数学者。和歌山の生まれ。奈良女子大教授。多変数複素関数論の分野を開拓し、層の概念の原型となる局所イデアルの概念を導入。文化勲章受章。著「春宵(しゅんしょう)十話」など。
カントル【Georg Cantor】
[1845〜1918]ドイツの数学者。三角関数の級数の研究から出発し、集合論を創始。個数概念の拡張として無限集合の濃度の概念を導入して理論を展開。また、位相学の基礎を築いた。