あら‐りえき【粗利益/荒利益】
売上高から売上原価を差し引いた額。大まかに示される利益。売上総利益。粗利。
いっしつ‐りえき【逸失利益】
債務不履行や不法行為がなければ得たであろう利益。→損害賠償
うりあげ‐そうりえき【売上総利益】
売上高から売上原価を控除した金額。サービスの給付を営業とする場合には、営業収益からサービスの費用を控除した金額。粗(あら)利益。
えいぎょうがい‐しゅうえき【営業外収益】
企業の主たる営業活動以外の活動から経常的に発生する収益。受取利息・割引料・有価証券利息・受取配当金・有価証券売却益・仕入割引など。
えいぎょうがい‐そんえき【営業外損益】
企業の主たる営業活動以外の活動から経常的に発生する損益のこと。受取利息、有価証券売却益、為替差益などの営業外収益から、支払利息、有価証券売却損、為替差損などの営業外費用を差し引いたもの。利益とな...
えき【益】
[共通する意味] ★商売などをして自分のものになった金品。[英] profit[使い方]〔利益〕▽利益の少ない仕事▽株取引で利益を得た▽経営利益〔儲け〕▽儲けの多い商売▽思わぬ儲けをした▽大儲け...
こくえき【国益】
[共通する意味] ★国家の利益。[英] national interest[使い方]〔国益〕▽国益を守る▽戦争は国益に反する〔国利〕▽国利民福[使い分け] 「国利」は、例文のような成語の中で使わ...
さえき【差益】
[共通する意味] ★取引で得た差額の利益金。[英] a margin[使い方]〔差益〕▽円高による差益を還元する〔利鞘〕▽土地を転売して利鞘をかせぐ〔マージン〕▽三パーセントのマージンを取る[使...
しえき【私益】
[共通する意味] ★自分だけの利益。[英] self-interest[使い方]〔私益〕▽私益のみを考えてはならない▽私益をはかる〔私利〕▽私利に目がくらむ▽私利私欲〔我利〕▽我利をむさぼる▽我...
しゅうえき【収益】
[共通する意味] ★商売などをして自分のものになった金品。[英] profit[使い方]〔利益〕▽利益の少ない仕事▽株取引で利益を得た▽経営利益〔儲け〕▽儲けの多い商売▽思わぬ儲けをした▽大儲け...
あんどう‐しょうえき【安藤昌益】
[1703〜1762]江戸中期の社会思想家・医者。出羽の人。封建社会と、それを支える儒学・仏教を批判。すべての人が平等に生産に従事して生活する「自然の世」を唱えた。著「自然真営道」「統道真伝」...
せん‐けんえき【銭謙益】
[1582〜1664]中国、明末清初の学者・詩人。常熟(江蘇省)の人。字(あざな)は受之(じゅし)。号は牧斎。明・清2朝に仕えたことで批判された。明代の古文辞派などを批判し、詩のもつ気高い趣を重...
たきがわ‐かずます【滝川一益】
[1525〜1586]安土桃山時代の武将。近江(おうみ)の人。名は彦右衛門。織田信長の臣として伊勢の長島城主。次いで関東管領として上野(こうずけ)の厩橋(うまやばし)城主。小牧・長久手の戦いで徳...
はいや‐しょうえき【灰屋紹益】
[1607〜1691]江戸前期の京都の富商。本名、佐野重孝。本阿弥光悦の門下で、歌道その他各芸に通じた。随筆に「にぎはひ草」がある。