あお‐さ【石蓴】
アオサ科の緑藻。海岸の岩石に着生し、濃緑色で平たく、ところどころに穴がある。あなあおさ。《季 春》「—つく石にかなしや海苔(のり)つかず/虚子」
あわび【鮑/鰒/石決明】
ミミガイ科の巻き貝のうち、マダカアワビ・クロアワビ・メガイアワビ・エゾアワビの総称。貝殻は平たい楕円形で、殻口が大きいために二枚貝の片側だけのように見える。殻径10〜20センチ。殻の外面は褐色で...
鮑(あわび)の片思(かたおも)い
《アワビは、二枚貝の片側だけのように見えるところから》自分が慕っているだけで、相手にはその気のない恋をいう。磯(いそ)の鮑の片思い。
いさご‐むし【沙虫/石蚕】
トビケラ類の幼虫。小石や植物片などをつづって、みのむし状の巣を作り、水中にすむ。
いさわ‐おんせん【石和温泉】
山梨県中央部、笛吹(ふえふき)市にある温泉。昭和36年(1961)ブドウ畑から湧出(ゆうしゅつ)。泉質は単純温泉。
いし【石】
[共通する意味] ★岩より小さく砂よりも大きい鉱物質のかたまり。[英] a stone[使い方]〔石〕▽庭に石を置く▽石の上にも三年〔小石〕▽小石を拾う▽小石を道に敷きつめる〔石ころ〕▽石ころを...
いしくれ【石くれ】
[共通する意味] ★岩より小さく砂よりも大きい鉱物質のかたまり。[英] a stone[使い方]〔石〕▽庭に石を置く▽石の上にも三年〔小石〕▽小石を拾う▽小石を道に敷きつめる〔石ころ〕▽石ころを...
いしころ【石ころ】
[共通する意味] ★岩より小さく砂よりも大きい鉱物質のかたまり。[英] a stone[使い方]〔石〕▽庭に石を置く▽石の上にも三年〔小石〕▽小石を拾う▽小石を道に敷きつめる〔石ころ〕▽石ころを...
いしべきんきち【石部金吉】
[共通する意味] ★きまじめで頭がかたく、融通のきかない人。[英] a man of strict morals[使い方]〔堅物〕▽冗談も通じない堅物だ▽あんな堅物と一緒にいると息がつまる〔堅人...
いしやま【石山】
[共通する意味] ★主な組成物から見た山の種類。[使い分け]【1】「岩山」は、岩石がむき出しになった山。[英]a rocky mountain【2】「石山」は、岩石の多い山。また、石材を切り出す...
いしい‐がくりゅう【石井岳竜】
[1957〜 ]映画監督。福岡の生まれ。本名、利弘(としひろ)。石井聰亙(そうご)の名でデビュー。斬新な映像作りで若年層の支持を得る。音楽ビデオの制作などでも活躍。平成22年(2010)名を現名...
いしい‐じゅうじ【石井十次】
[1865〜1914]キリスト教社会事業家。孤児院の創始者。宮崎の生まれ。岡山に「孤児教育会」を創立。孤児の保育、職業教育に尽力。
いそのかみ‐の‐まろ【石上麻呂】
[640〜717]古代、天武〜元明天皇のころの廷臣。左大臣。石上氏の祖。旧氏姓は物部連(もののべのむらじ)。万葉集に歌1首が残る。
いそのかみ‐の‐やかつぐ【石上宅嗣】
[729〜781]奈良後期の廷臣。大納言。万葉集に和歌、唐大和上東征伝・経国集に詩がのっている。私宅に多数の漢籍を置いて亭(うんてい)と称し、好学の人たちに開放したのが、日本の図書館の最初とい...
いわのひめ【磐之媛/石之日売】
仁徳天皇の皇后。葛城襲津彦(かつらぎのそつひこ)の娘。履中・反正・允恭天皇の母。万葉集・巻2にその作とされる歌を収める。