おおつき‐ふみひこ【大槻文彦】
[1847〜1928]国語学者。江戸の生まれ。号は復軒。磐渓の三男。辞典の編修、文法書の著述、国字問題への尽力など多くの業績がある。編著「言海」「大言海」「広日本文典」など。
おかくら‐よしさぶろう【岡倉由三郎】
[1868〜1936]英語学者。横浜の生まれ。天心の弟。東京高師教授。英語の教育と普及に尽力。編著「新英和大辞典」「発音学講話」など。
かなざわ‐しょうざぶろう【金沢庄三郎】
[1872〜1967]言語学者。大阪の生まれ。比較言語学理論を導入し、日本語朝鮮語同系論を唱えた。著「日韓両国語同系論」「日本文法新論」、編著「広辞林」。
ここんさんかん【古今算鑑】
幕末・明治初期の和算家(数学者)、内田五観(いつみ)の編著による数学書。天保3年(1832)刊行。自身の弟子たちが奉納した算額の問題を集成したもの。
さんげん‐にはく【三言二拍】
中国、明末に刊行された口語体の短編小説集の総称。三言とは、馮夢竜(ふうぼうりゅう)編著の「喩世(ゆせい)明言」「警世通言」「醒世(せいせい)恒言」、二拍とは、凌濛初(りょうもうしょ)編著の「拍案...
へんしゅう【編集】
[共通する意味] ★材料を集めて書物、雑誌などを作ること。[英] compilation; editing[使い方]〔編集〕スル▽学校新聞を編集する▽辞書の編集に携わる〔編修〕スル▽近世海運史を...
せん【撰】
[共通する意味] ★材料を集めて書物、雑誌などを作ること。[英] compilation; editing[使い方]〔編集〕スル▽学校新聞を編集する▽辞書の編集に携わる〔編修〕スル▽近世海運史を...
へんさん【編纂】
[共通する意味] ★材料を集めて書物、雑誌などを作ること。[英] compilation; editing[使い方]〔編集〕スル▽学校新聞を編集する▽辞書の編集に携わる〔編修〕スル▽近世海運史を...
へんちょ【編著】
[共通する意味] ★材料を集めて書物、雑誌などを作ること。[英] compilation; editing[使い方]〔編集〕スル▽学校新聞を編集する▽辞書の編集に携わる〔編修〕スル▽近世海運史を...
へんしゅう【編修】
[共通する意味] ★材料を集めて書物、雑誌などを作ること。[英] compilation; editing[使い方]〔編集〕スル▽学校新聞を編集する▽辞書の編集に携わる〔編修〕スル▽近世海運史を...
おおしま‐りょうた【大島蓼太】
[1718〜1787]江戸中期の俳人。本名は吉川陽喬。信濃の人。別号、雪中庵。桜井吏登(さくらいりとう)に師事。江戸俳壇の実力者で、芭蕉への復帰を唱え、東西に吟行し、門人の数三千といわれた。編著...
おおた‐なんぽ【大田南畝】
[1749〜1823]江戸後期の狂歌師・戯作者。江戸の人。名は覃(たん)。別号は蜀山人(しょくさんじん)・四方赤良(よものあから)。有能な幕臣でもあり、広く交遊をもち、天明調狂歌の基礎を作った。...
おつに【乙二】
[1756〜1823]江戸後期の俳人。陸前白石の人。本名、岩間清雄。別号、松窓。権大僧都。重厚で独自な俳風を確立。「乙二七部集」「松窓乙二発句集」などの編著がある。
かつらがわ‐ほしゅう【桂川甫周】
[1751〜1809]江戸後期の蘭医。桂川家4代目。名は国瑞(くにあきら)。号、月池。杉田玄白らと「解体新書」を翻訳。編著「魯西亜志」「北槎聞略(ほくさぶんりゃく)」など。 [1826〜18...
グメリン【Leopold Gmelin】
[1788〜1853]ドイツの化学者。赤血塩(フェリシアン化カリウム)を発見。世界的な叢書「無機化学ハンドブック」初版の編著者。