あげ‐く【挙(げ)句/揚(げ)句】
1 連歌・連句の最後の七・七の句。→発句(ほっく) 2 終わり。結果。末(すえ)。「苦労した—が失敗とは情けない」 3 (副詞的に用いて)結局のところ。その結果として。現在では、連体修飾語を上に...
汗(あせ)の結晶(けっしょう)
努力・苦労をして得られた成果。「血と—」
油(あぶら)を絞(しぼ)・る
1 過ちや失敗を厳しく責める。「さんざん—・られた」 2 ひどい苦労をする。「親が身の—・って獲(え)た金を」〈二葉亭・平凡〉
阿呆(あほう)は風邪(かぜ)を引(ひ)かぬ
愚かな者は気苦労が人より少ないので、体を壊すことがない。阿呆風邪引かず。
甘(あま)い汁(しる)を吸(す)・う
他人を利用して、自分は苦労せずに利益を得る。「幹部連中が—・う」
上がり下り
彼は階段の上がり下りに苦労しているHe has difficulty (in) going up and down the stairs.何回もエレベーターで上がり下りしたWe went up ...
上げ下げ
I1〔上げたり下げたりすること〕この窓は上げ下げして開けるWe open and close this window by moving it up and down.神経痛で腕の上げ下げに苦労...
味
I1〔味覚〕taste;〔食物の味〕(a) taste;〔風味〕(a) flavor,《英》 (a) flavour味をつける〔調味する〕season ((fish with salt))/〔香...
徒
ここであきらめたらこれまでの苦労が徒となってしまうIf you give up now, all the effort you have made will come to nothing.徒波...
荒波
I〔荒い波〕angry [wild, raging, violent] waves;〔荒海〕rough seas荒波が立っていたThe waves were running high.荒波が岩に...
きぐろう【気苦労】
[共通する意味] ★気兼ねや気くばりなどで精神的に苦労すること。[使い方]〔気疲れ〕スル▽組織をまとめるには気疲れが多い▽彼といると気疲れする〔気苦労〕(名・形動)▽気苦労が絶えない▽管理職は気...
しんろう【心労】
[共通する意味] ★気兼ねや気くばりなどで精神的に苦労すること。[使い方]〔気疲れ〕スル▽組織をまとめるには気疲れが多い▽彼といると気疲れする〔気苦労〕(名・形動)▽気苦労が絶えない▽管理職は気...
ストレス
[共通する意味] ★気兼ねや気くばりなどで精神的に苦労すること。[使い方]〔気疲れ〕スル▽組織をまとめるには気疲れが多い▽彼といると気疲れする〔気苦労〕(名・形動)▽気苦労が絶えない▽管理職は気...
きづかれ【気疲れ】
[共通する意味] ★気兼ねや気くばりなどで精神的に苦労すること。[使い方]〔気疲れ〕スル▽組織をまとめるには気疲れが多い▽彼といると気疲れする〔気苦労〕(名・形動)▽気苦労が絶えない▽管理職は気...
しんつう【心痛】
[共通する意味] ★気兼ねや気くばりなどで精神的に苦労すること。[使い方]〔気疲れ〕スル▽組織をまとめるには気疲れが多い▽彼といると気疲れする〔気苦労〕(名・形動)▽気苦労が絶えない▽管理職は気...
あいあいふぼ【哀哀父母】
子を生み育てて苦労を重ねてくれた父母。苦労を重ねて死んだ父母の死と、その恩に報いることができなかったことを悲しみ嘆き、親を慕う情を表した語。▽「哀哀」は悲しむさま。「哀哀あいあいたる父母ふぼ」とも読む。
あおいきといき【青息吐息】
非常に困ったときや、きわめて苦しいときに発する元気のないため息。また、そのようなときの状態をいう。大きな心労・苦労があるとき、心身ともに疲れ果て、苦しそうな息づかいをすることから。▽「青息」は苦しいときの息。青ざめて息を吐くからとも、大息おおいきの転からともいう。「吐息」はため息。「―息」の熟語を重ねることで語調を整え、意味を強めたもの。
いちろうえいいつ【一労永逸】
一度苦労すれば、その後長くその恩恵を被り、安楽な生活を送ることができること。また、ほんの少しの苦労で、多くの安楽が得られること。▽「一労」は一度の苦労、少しの苦労。「永」は長くの意。「逸」は安楽・利益の意。「一ひとたび労ろうして永ながく逸やすんず」と訓読する。出典では「一労久逸」とある。
いっせきにちょう【一石二鳥】
一つのことをして、二つの利益を得るたとえ。一つの行為や苦労で、二つの目的を同時に果たすたとえ。一つの石を投げて、二羽の鳥を同時に捕らえる意から。▽今では、ここから「一石三鳥」「一石四鳥」などという語も使われる。
えんぼくのけいちん【円木警枕】
苦労して懸命に勉学に励むたとえ。また、物事に精励して寝る間も惜しむこと。眠り込んでしまわないように、すぐ転んで目が覚めるようにした丸木の枕まくらの意から。▽「警枕」は眠り込まないようにした枕。軍中などで使われた。