あて‐びと【貴人】
高貴な人。上品な人。貴族。「かかる筋(=男女関係)のもの憎みは—も(下人モ変ワリノ)なきものなり」〈源・東屋〉
アーサーおうのし【アーサー王の死】
《原題、(フランス)Le Morte d'Arthur》マロリーによる長編の散文物語。アーサー王伝説の集大成とされる作品で、作者の死後1485年に発表。執筆時の題名は「アーサー王と高貴なる円卓の...
アーリア‐じん【アーリア人】
《(梵)āryaは、高貴な、の意》インド‐ヨーロッパ語族の人々の総称。特に、インドやイランに定住した一支派をさす。アリアン。
うえ‐うえ【上上】
高貴な身分の人々。「さりとは口惜しき下々の心底なり。—には仮にもなき事ぞかし」〈浮・五人女・二〉
うえ‐さま【上様】
1 天皇・将軍など、高貴な人の敬称。おかみ。 2 領収書などで、相手の名前の代わりに書く語。じょうさま。
高貴
1〔身分が高いこと〕高貴な noble; high and noble高貴な方a person of high rank/a noble personage/〔王族〕a person of ro...
貴い
1〔高貴な〕nobleさる貴いお方a certain nobleman [《文》 august personage]貴い家柄の出だHe is of noble birth.2〔貴重な〕valua...
a man of noble [high] birth
高貴の生まれの人
a proud name
高貴な名前
birth
[名]1 UC(人・動物の)誕生,出生,出産,分娩premature birth早産the date of birth =the birth date生年月日the place of birth...
とうとい【尊い】
[共通する意味] ★すぐれて価値があり、敬うべきさま。[英] noble[使い方]〔尊い〕(形)▽尊い方▽尊い神様▽尊い御身分〔貴い〕(形)▽貴い体験をした▽貴い命を失う▽貴い資料〔高貴〕(名・...
とうとい【貴い】
[共通する意味] ★すぐれて価値があり、敬うべきさま。[英] noble[使い方]〔尊い〕(形)▽尊い方▽尊い神様▽尊い御身分〔貴い〕(形)▽貴い体験をした▽貴い命を失う▽貴い資料〔高貴〕(名・...
こうき【高貴】
[共通する意味] ★すぐれて価値があり、敬うべきさま。[英] noble[使い方]〔尊い〕(形)▽尊い方▽尊い神様▽尊い御身分〔貴い〕(形)▽貴い体験をした▽貴い命を失う▽貴い資料〔高貴〕(名・...
そんがん【尊顔】
[共通する意味] ★高貴な人の尊い顔。また、他人を敬って、その顔かたちをいう。[英] your face[使い方]〔尊顔〕▽尊顔を拝する▽尊顔に接する〔尊容〕▽尊容を拝する[使い分け]【1】一般...
かし【下賜】
[共通する意味] ★身分の高い人が物を下さること。[英] an Imperial gift[使い方]〔恩賜〕▽恩賜の品▽恩賜賞〔下賜〕スル▽金の時計が下賜される▽下賜金[使い分け]【1】「恩賜」...
うんりゅうせいあ【雲竜井蛙】
地位や賢愚などの差が非常に大きいことのたとえ。雲翔かける竜と井戸のかえるの意から。▽「雲竜」は雲高く翔る竜の意から、高貴または高いことのたとえ。「井蛙」は井戸のかえるの意で、貧賤ひんせんまたは低いことのたとえ。「竜」は「りょう」とも読む。
えいびとちゅう【曳尾塗中】
亀が尾を引きずって泥の中で生きる意から、高貴な身分になって窮屈に生きるよりも、低い身分でいいから自由に生きたいということ。
おおばんぶるまい【大盤振舞】
盛大にごちそうしたり、気前よく物を与えたりすること。▽「大盤」は、高貴の人の家などで食べ物を入れた器を載せる台の意。もとは「椀飯振舞おうばんぶるまい」と書き、「椀飯」は椀わんに盛った飯をすすめる意。また、王朝時代には宮中で供せられる膳ぜん、江戸時代ごろには民家で正月に親戚しんせきなどを招いて、宴会を催すことをいった。「大盤」はこの「椀飯」の字から転じて、慣用化したものとされる。
きんいぎょくしょく【錦衣玉食】
ぜいたくな暮らしをするたとえ。また、富貴な身分のたとえ。錦にしきのような美しい着物と珠玉のような上等な食べ物の意から。
きんおうむけつ【金甌無欠】
物事が完全で欠点がないたとえ。特に、外国からの侵略を受けたことがなく、安泰で堅固な国家や天子の位のたとえ。黄金の瓶かめに少しも欠け損じたところがない意から。▽「金甌」は黄金の瓶。高貴なものということから、国家や天子の位にたとえる。「金甌きんおう欠かくる無なし」と訓読する。
のういん【能因】
[988〜?]平安中期の歌人。俗名、橘永愷(たちばなのながやす)。藤原長能(ふじわらのながよし)に和歌を学ぶ。初め文章生(もんじょうしょう)となったが、のち出家。高貴の人の邸に出入りし、専門歌人...
ボーブナルグ【Luc de Clapiers Vauvenargues】
[1715〜1747]フランスのモラリスト。生涯不遇であったが、独自の楽天主義の立場に立ち、人間の高貴な情熱と行動力を強調した。著「省察と箴言」など。
ルビンシュタイン【Arthur Rubinstein】
[1887〜1982]ポーランド生まれの米国のピアノ奏者。高貴・華麗な演奏で、特にショパンを得意とした。