カボチャ
《(ポルトガル)Cambodiaから》ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。茎は五角柱で、巻きひげがあり、地をはう。葉は大形の心臓形。夏、黄色の雄花と雌花とをつけ、大形の扁球状などの実を結ぶ。果実お...
カボチャに目鼻(めはな)
丸顔で、太っていて背の低い人の形容。
カボチャ‐やろう【カボチャ野郎】
顔の醜い男や、能力のない男をあざけっていう語。
しゃしゃんぼ【南燭】
ツツジ科の常緑小高木。初夏、壺形の白色の小花を総状につける。果実は球形で小さく、黒紫色に熟し、食用。わくらは。さしぶ。ささんぼう。
チャルメラ【(ポルトガル)charamela】
木管楽器の一。前面に七つ、背面に一つ指孔(ゆびあな)があり、先端はアサガオ状に開く。多く屋台の中華そば屋などが用いる。唐人笛。 [補説]「哨吶」「嗩吶」「南蛮笛」とも書く。
なんか【南下】
[共通する意味] ★ある方角に進むこと。[使い方]〔北上〕スル▽台風が北上する〔南下〕スル▽街道を南下する〔北進〕スル▽敵艦隊が北進を続ける〔東進〕スル▽征討軍が東進する〔南進〕スル▽探検隊は一...
なんごく【南国】
[共通する意味] ★気候の暖かい国や地方。[英] the southern country[使い方]〔南国〕▽南国の生まれ〔暖国〕▽この木は暖国にしか育たない[使い分け] 「南国」は、南方の国や...
なんしん【南進】
[共通する意味] ★ある方角に進むこと。[使い方]〔北上〕スル▽台風が北上する〔南下〕スル▽街道を南下する〔北進〕スル▽敵艦隊が北進を続ける〔東進〕スル▽征討軍が東進する〔南進〕スル▽探検隊は一...
みなみ【南】
[共通する意味] ★方角の種類。[使い方]〔東〕▽東の窓から朝日を眺める▽東の風が吹く〔西〕▽西に面した窓▽天気は西から崩れる〔南〕▽家屋の南は庭になっている▽南半球〔北〕▽北に向いた玄関▽進路...
なむさんぼう【南無三宝】
仏に帰依きえを誓って、救いを求めること。また、突然起こったことに驚いたり、しくじったりしたときに発する言葉。「南無三なむさん」ともいう。▽前者の意は仏教語。「南無」は経典きょうてんや仏などの名の前につけて、それに対する絶対的帰依を誓う言葉。「三宝」は仏と仏の教えと教えを広める僧のことで、これを仏・法・僧という。救いを求めることから後者の意味が加わった。
なんかくらんすい【南郭濫吹】
実力のない者が、実力があるかのように見せかけて、みだりに高い地位にいることのたとえ。▽「南郭」は人名、「濫吹」は吹けもしない笛を勝手に吹くこと。「濫」は枠をはみ出てむやみに行うこと。
なんかのゆめ【南柯之夢】
世の中の栄枯盛衰がはかないことのたとえ。
なんきつほくき【南橘北枳】
人間は住む環境によって、よくなったり悪くなったりするということ。▽中国江南こうなんで産する橘たちばなはたいへんな美味であるが、淮水わいすい以北に植えると橘は枳からたちとなり、味が全く異なってしまう。環境が変われば性質も変わってしまう、という意。
なんざんのじゅ【南山之寿】
長寿であることのたとえ。また、長寿を祝うときに用いることば。
なぎ‐けいし【南木佳士】
[1951〜 ]小説家・医師。群馬の生まれ。本名、霜田哲夫。内科医として勤務するかたわら小説を発表。「ダイヤモンドダスト」で芥川賞受賞。他に「破水」「落葉小僧」「阿弥陀堂だより」など。
なんがく‐えじょう【南岳懐譲】
[677〜744] 中国、唐代の禅僧。慧能に師事。湖南省南岳の般若寺に住み、独自の禅風を広めた。その法系から臨済・潙仰(いぎょう)などの宗派が生まれた。諡号(しごう)、大慧禅師。
なんざん‐だいし【南山大師】
《南山すなわち高野山を開いたところから》空海の異称。
なんばら‐しげる【南原繁】
[1889〜1974]政治学者。東大総長。香川の生まれ。無教会主義の立場にたち、国家主義やマルクス主義を批判。第二次大戦後の講和問題では全面講和論を展開した。著「国家と宗教」。
みなかた‐くまぐす【南方熊楠】
[1867〜1941]生物学者・民俗学者。和歌山の生まれ。米国・英国に渡り、独学で動植物を研究し、各国語に精通。大英博物館に勤務し、論文などを執筆。帰国後は田辺市で粘菌の採集や民俗学の研究に没頭...