いえ‐の‐かぜ【家の風】
《「家風(かふう)」を訓読みにした語》その家に代々伝わる流儀。その家の伝統。いえかぜ。「—吹き伝へけるかひありて散る言の葉のめづらしきかな」〈山家集・中〉
イズム【ism】
《英語の接尾辞から》 1 主義。主張。学説。「—を異にする」「—にとらわれる」 2 多く固有名詞の下に付いて、特有な主義・流儀・傾向などの意を表す。「早稲田—」「三菱—」
いち‐りゅう【一流】
1 その分野での第一等の地位。第一級。「—の評論家」「—ホテル」 2 他とは違う独特の流儀。「彼—の論法」 3 芸道などの一つの流派。 4 (「一旒」とも書く)旗やのぼりの1本。ひとながれ。「—...
いっ‐ぱ【一派】
1 学芸・宗教・武道などで、もとの流儀や宗旨などから分かれた一つの流派。「—を立てる」 2 主義主張や目的などを同じくする人たちの仲間。「一党—にかたよらない」
いっ‐ぷう【一風】
1 一つの流儀・様式。「—を成す」 2 (副詞的に用いる)他のものと、どこか違ったところが見られること。他のものに感じられない一種のおもむき。「—変わっている」 3 掛け軸の表装で、一文字(いち...
家元
1〔宗家〕the main branch of a family2〔流儀の〕the head of a school ((of flower arrangement))家元制度the iemot...
江戸前
1〔東京湾近海〕the sea near Tokyo2〔東京湾近海でとれた魚〕fish caught in the sea near Tokyo3〔江戸の流儀〕江戸前の in the Tokyo...
宗派
1〔宗教の分派〕a denomination; a (religious) sect(▼denominationはsectよりも大きいことが多い)あなたはキリスト教のどの宗派に属していますかWh...
二刀流
I〔剣術の流儀〕a school of fencing with [characterized by the use of] a sword in each hand二刀流の剣士a two-sw...
方法
〔やり方〕a way ((to do; of doing));〔体系だった方法〕a method ((of [for] doing));〔流儀,様式〕a manner ((of doing));...
スタイル
[共通する意味] ★芸術などで、時代、個人、流派などに特有のやり方。[使い方]〔スタイル〕▽文章のスタイル▽個性的なスタイルをもった作家〔流儀〕▽いけ花の流儀▽おれの流儀でやらせてもらう〔様式〕...
りゅうぎ【流儀】
[共通する意味] ★芸術などで、時代、個人、流派などに特有のやり方。[使い方]〔スタイル〕▽文章のスタイル▽個性的なスタイルをもった作家〔流儀〕▽いけ花の流儀▽おれの流儀でやらせてもらう〔様式〕...
ようしき【様式】
[共通する意味] ★芸術などで、時代、個人、流派などに特有のやり方。[使い方]〔スタイル〕▽文章のスタイル▽個性的なスタイルをもった作家〔流儀〕▽いけ花の流儀▽おれの流儀でやらせてもらう〔様式〕...
は【派】
[共通する意味] ★利害や主義主張などの共通性によって結びついた集団。[英] a branch; a faction[使い方]〔派〕▽新しい派を立てる▽どの派にも属さない▽主流派▽穏健派〔党〕▽...
とう【党】
[共通する意味] ★利害や主義主張などの共通性によって結びついた集団。[英] a branch; a faction[使い方]〔派〕▽新しい派を立てる▽どの派にも属さない▽主流派▽穏健派〔党〕▽...
けんかいここう【狷介孤高】
自分の意志をかたくなに守って、他と協調しないさま。▽「狷介」は自分を固く守って妥協しないさま。「孤高」は世俗から離れて超然としているさま。
けんかいころう【狷介固陋】
かたくなに自分の意志を守って、人のことを受け入れないさま。また、かたくなで頑固なさま。▽「狷介」は自分を固く守って妥協しないさま。「固陋」は自分の狭い視野にとらわれてかたくななさま。
むてかつりゅう【無手勝流】
戦わずに、策略で相手に勝つこと。また、その方法。また、師伝によらず、自分で勝手にきめた流儀。自分勝手にやること。また、そのやり方。自己流。無手で勝つ流儀の意から。▽「無手」は手に武器・道具などを持たないこと。剣客塚原卜伝つかはらぼくでんが渡し舟の中で、武者修行者から真剣勝負をいどまれたとき、相手を小洲に上がらせ、自分は上がらずに竿さおで船を突き放し、「戦わず勝つ、これが無手勝流だ」と言って血気の勇を戒めた逸話から。