いつ【溢】
[人名用漢字] [音]イツ(漢) [訓]あふれる 1 満ちあふれる。あふれ出る。「溢水・溢流/横溢・充溢・脳溢血」 2 程度が過ぎる。「溢美」 [名のり]みつ
みち‐あふ・れる【満ち溢れる】
[動ラ下一][文]みちあふ・る[ラ下二]いっぱいになり、外にあふれる。また、あふれるばかりに満ちる。「笑顔が—・れる」
おう‐いつ【横溢/汪溢】
[名](スル)水がみなぎりあふれること。また、気力などがあふれるほど盛んなこと。「—する若い力」「生気—」「太陽が出るや否や、水門の水が放たれたような—で、光は地平線まで一気にほとばしる」〈野上...
みなぎ・る【漲る】
[動ラ五(四)] 1 水が満ちて、あふれるほど勢いが盛んになる。「雪どけ水が川面いっぱいに—・る」 2 力や感情などがあふれるばかりにいっぱいになる。「—・る若さ」「意欲が—・る」
あふ・る【溢る】
[動ラ下二]「あふれる」の文語形。
溢れる
1〔水がいっぱいになってこぼれる〕overflow;〔氾濫する〕flood, be inundatedバケツがあふれているThe bucket is overflowing.ふろおけから水があふ...
横溢
⇒あふれる(溢れる)3
活気
〔活発さ〕liveliness;〔生気〕animation, life活気ある話し合い「a spirited [an animated] conversation/a lively talk活気...
感泣
裁判官の温情あふれる言葉に感泣したShe was moved to tears by the judge's kind words.
季節
〔春秋などの期間〕a season;〔時期〕a time (of year) ((for))暑い季節にin the hot season季節の花flowers of the season季節の変...
あふれる
[共通する意味] ★物が、たまっている所から外へ出る。[使い方]〔こぼれる〕(ラ下一)▽バケツにつまずいて中の水がこぼれる▽指の間から砂がこぼれる〔あふれる〕(ラ下一)▽風呂(ふろ)のお湯があふ...
こぼれる
[共通する意味] ★物が、たまっている所から外へ出る。[使い方]〔こぼれる〕(ラ下一)▽バケツにつまずいて中の水がこぼれる▽指の間から砂がこぼれる〔あふれる〕(ラ下一)▽風呂(ふろ)のお湯があふ...
わきでる【湧き出る】
[共通する意味] ★内側にあるものが表面に現れる。[英] to well up[使い方]〔浮き出る〕(ダ下一)▽水で濡らすとシールが浮き出る▽照明に人物がくっきりと浮き出る〔浮き出す〕(サ五)▽...
うきだす【浮き出す】
[共通する意味] ★内側にあるものが表面に現れる。[英] to well up[使い方]〔浮き出る〕(ダ下一)▽水で濡らすとシールが浮き出る▽照明に人物がくっきりと浮き出る〔浮き出す〕(サ五)▽...
うきでる【浮き出る】
[共通する意味] ★内側にあるものが表面に現れる。[英] to well up[使い方]〔浮き出る〕(ダ下一)▽水で濡らすとシールが浮き出る▽照明に人物がくっきりと浮き出る〔浮き出す〕(サ五)▽...
こうしらんしょう【嚆矢濫觴】
物事の始まり・起こり。▽「嚆矢」はかぶら矢の意。転じて、物事の始まり。昔、戦いを始めるときに、かぶら矢を敵の陣に射かけたことからいう。「嚆」は高鳴る、矢が鳴る意。「濫觴」は川の源の意。転じて、物事の初め。大きな川もその始まりは觴さかずきに溢あふれるほどのわずかな流れであることからいう。「濫」は溢れる意。「觴」はさかずき。「嚆矢」「濫觴」とも同じ意で、これを重ねて意味を強めた語。
しきこうよう【士気高揚】
集団で事を起こす時に、全員の熱意や意気込みが高まること。やる気が、皆に満ちあふれること。
ぜんとようよう【前途洋洋】
今後の人生が大きく開けていて、希望に満ちあふれているさま。▽「前途」は将来、目標までの今後の道のり。「途」は道のりのこと。「洋洋」は水があふれるように一面に満ちている様子。前途が大きく広がっていることを表す。
とうりまんもん【桃李満門】
桃やスモモが門に満ちあふれる意で、優秀な人材が一門に多く集まること。
とくいまんめん【得意満面】
事が思いどおりに運び、誇らしさが顔全体に表れるさま。▽「得意」は成功に満足するさま。
いばらぎ‐のりこ【茨木のり子】
[1926〜2006]詩人。大阪の生まれ。本姓、三浦。昭和22年(1947)ごろから詩作を始め、昭和28年(1953)川崎洋らと「櫂(かい)」を創刊。ヒューマニズムにあふれる詩風で知られる。代表...
かわい‐ぎょくどう【川合玉堂】
[1873〜1957]日本画家。愛知の生まれ。本名、芳三郎。別号、偶庵。初め四条派、のち橋本雅邦に師事して狩野派を学び、詩情あふれる穏健な風景画に独自の画風を打ち立てた。文化勲章受章。作「彩雨」など。
がん‐しんけい【顔真卿】
[709〜785]中国、唐の政治家・書家。長安(西安)の人。字(あざな)は清臣。安史の乱で大功をたてた。のち反乱を起こした李希烈(りきれつ)の説得に派遣され、捕縛され殺された。書は剛直な性格があ...
きりの‐なつお【桐野夏生】
[1951〜 ]小説家。石川の生まれ。犯罪に走る女性の心理などをリアリティーあふれる手法で描く。「柔らかな頰」で直木賞受賞。他に「OUT」「グロテスク」「魂萌(たまも)え!」など。
グアルディ【Francesco Guardi】
[1712〜1793]イタリアの画家。詩情あふれるベネチアの風景を描いた。作「ラグーナ」「大運河とリアルト橋」など。