うだ【宇多】
京都市右京区宇多野付近の地。平安時代以降は禁裏御料の狩猟地。[歌枕]「今日暮れぬ明日も狩り来む—の原枯れ野の下にきぎす鳴くなり」〈秋篠月清集〉
うだ【宇陀】
奈良県北東部にある市。大和高原に位置し山林が豊か。平成18年(2006)1月、大宇陀町・菟田野(うたの)町・榛原町・室生村が合併して成立。人口3.4万(2010)。 奈良県北東地域の称。大和...
う‐だい【宇内】
天下。世界。「—の万国を一統して一大共和国の有様となし」〈逍遥・小説神髄〉
う‐だい【有待】
《「うたい」とも》仏語。人間のからだ。衣食などの助けによって初めて保たれるところからいう。
う‐だい【宇大】
「宇都宮大学」の略称。
うだつ【×梲】
そんな仕事をしていてもうだつが上がらないから,さっさとやめてしまいなさいQuit that job at once, for it won't 「get you anywhere [help y...
うだる【×茹だる】
1〔ゆでられる〕be boiled卵はうだったかなAre the eggs done?2〔暑さでまいる〕swelterうだるような暑さだIt is sweltering [blazing] hot.
うだつがあがらない【うだつが上がらない】
そんな仕事をしていてもうだつが上がらないから,さっさとやめてしまいなさいQuit that job at once, for it won't 「get you anywhere [help y...
うだがわ‐げんしん【宇田川玄真】
⇒宇田川榛斎(うだがわしんさい)
うだがわ‐げんずい【宇田川玄随】
[1756〜1798]江戸中期の蘭学者。江戸の人。津山藩医。名は晋。号、槐園(かいえん)。オランダの内科書「西説内科撰要」を翻訳。蘭学の発展に尽力した。
うだがわ‐しんさい【宇田川榛斎】
[1770〜1835]江戸後期の蘭医。伊勢の人。本名、安岡璘。字(あざな)は玄真。玄随の養子。翻訳にすぐれ、「遠西医方名物考」「和蘭内景医範提綱」などを刊行。
うだがわ‐ようあん【宇田川榕庵】
[1798〜1846]江戸後期の蘭学者。日本の化学の開拓者。江戸の人。本名、江沢榕。蘭学者の江沢養樹の子。榛斎の養子。馬場佐十郎らに蘭学を学び、化学・植物学・薬学に通じた。著「舎密開宗(セイミか...
うだ‐てんのう【宇多天皇】
[867〜931]第59代天皇。在位887〜897。光孝天皇の第7皇子。名は定省(さだみ)。菅原道真を登用し、藤原氏を抑えて政治の刷新を図った。その治世を後世、寛平(かんぴょう)の治という。譲位...