アドホック‐ネットワーク【ad hoc network】
無線でネットワークに接続できる端末のみで構成され、アクセスポイントや基地局に依存しないネットワーク。スマートホンなどの多数の端末が自律分散的にルーターと同様の役割を担い、数珠(じゅず)つなぎのよ...
ネットワーク‐トポロジー【network topology】
コンピューターやサーバー、各種制御機器などで構成されるコンピューターネットワークの接続形態。代表的な接続形態として、スター型ネットワーク、リング型ネットワーク、バス型ネットワークがあり、これらを...
ガン【GAN】
《generative adversarial network》人工知能の機械学習における教師なし学習の一種。あらかじめ用意されたデータから特徴を学習し、擬似的にその特徴をもつデータを生成する。...
オーバーレイ‐ネットワーク【overlay network】
基盤となるコンピューターネットワーク上に、仮想的に構築されたネットワークの総称。インターネット上で、あたかも専用回線のように利用するVPNや、ソフトウエアによってネットワーク構成を再構築するSD...
エヌ‐エフ‐ブイ【NFV】
《network functions virtualization》ルーターやネットワークスイッチなどの各種ネットワーク機器の機能を、汎用のサーバー上でソフトウエアによって仮想的に構築すること。...
ありあり
〔はっきりと〕clearly;〔他と区別できるほど明瞭に〕distinctly;〔生き生きと〕vividly月の光で背の高い人影をありありと見ることができたI could 「make out [...
石橋をたたいて渡る[転ばぬ先の杖、跳ぶ前によく見ろ]
Look before you leap. 《ことわざ》
一糸
一糸乱れずin perfect order一糸乱れぬ論旨a thoroughly logical [consistent] argument一糸もまとわずwith nothing on; sta...
いっしもまとわず【一糸もまとわず】
with nothing on; stark-naked彼女は一糸まとわぬ姿で横たわっていたShe lay there without a shred of clothing on.
厭う
1〔いやがる〕どんな仕事もいといませんI don't mind doing any job.寒風をいとわず彼は毎朝ジョギングをするHe jogs every morning, 「not mind...
えいえん【永遠】
[共通する意味] ★ある状態が限りなく続いていくこと。[英] permanence[使い方]〔永久〕(名・形動)▽故郷への思いは永久に変わらない▽半永久的に使える電池▽永久歯〔とわ〕▽とわの眠り...
とわ
[共通する意味] ★ある状態が限りなく続いていくこと。[英] permanence[使い方]〔永久〕(名・形動)▽故郷への思いは永久に変わらない▽半永久的に使える電池▽永久歯〔とわ〕▽とわの眠り...
えいきゅう【永久】
[共通する意味] ★ある状態が限りなく続いていくこと。[英] permanence[使い方]〔永久〕(名・形動)▽故郷への思いは永久に変わらない▽半永久的に使える電池▽永久歯〔とわ〕▽とわの眠り...
ことわざ
[共通する意味] ★昔から人々の生活の中で言い慣わされてきた、知恵や教訓や風刺の意を込めた短い言葉。[英] a proverb[使い方]〔ことわざ〕▽ことわざにもあるとおり…▽ことわざ集〔諺語〕...
ぞくげん【俗諺】
[共通する意味] ★昔から人々の生活の中で言い慣わされてきた、知恵や教訓や風刺の意を込めた短い言葉。[英] a proverb[使い方]〔ことわざ〕▽ことわざにもあるとおり…▽ことわざ集〔諺語〕...
いちもくりょうぜん【一目瞭然】
一目見ただけで、はっきりとわかるさま。一目で明らかにわかるさま。▽「瞭然」ははっきりしているさま。「瞭」は「了」とも書く。
かんのうとち【肝脳塗地】
むごたらしい死にざまや殺され方のこと。また、忠誠を誓って、どんな犠牲も惜しまないことのたとえ。死者の腹から内臓が飛び出し、頭が割られて脳味噌のうみそが出て泥まみれになっているさま。死者の肝臓や脳が泥まみれになっている意から。▽「肝脳」は肝臓と脳髄。「塗地」は土まみれになること。また転じて、戦いに負けるさま。「塗」はまみれる意。一般に「肝脳かんのう地ちに塗まみる」と訓読を用いる。
ききいっぱつ【危機一髪】
ひとつ間違えば、非常な危険に陥ろうとする瀬戸際。髪の毛一本ほどのわずかな違いで、危険や困難に陥るかどうかの、きわめて危ない瀬戸際をいう。▽「危機」は非常に危ない状態。「一髪」は一本の髪の毛。
きっきょうかふく【吉凶禍福】
幸いとわざわい。よいことと悪いこと。また、めでたいことと縁起の悪いこと。
ざしんけんたん【坐薪懸胆】
将来の成功や活躍のために、苦労をいとわず、つらい生活をじっと耐え忍ぶ意。つらい生活を耐えることで、敵愾心てきがいしんや闘志をかきたてること。もとは、復讐ふくしゅうのために耐え忍ぶこと。
あさぶき‐まりこ【朝吹真理子】
[1984〜 ]小説家。東京の生まれ。慶應義塾大学在学中に「流跡」を発表し作家デビュー。「きことわ」で芥川賞受賞。
おおはら‐まりこ【大原まり子】
[1959〜 ]SF作家。大阪の生まれ。大学在学中に「一人で歩いていった猫」でデビュー。「戦争を演じた神々たち」で日本SF大賞受賞。他に「銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ」「ハイブリッド・チャ...
おくむら‐よしひさ【奥村善久】
[1926〜2023]電子工学者。石川の生まれ。電波が建物や樹木から受ける影響を研究し、奥村モデル(奥村秦モデル)を確立。携帯電話や自動車電話などの移動体通信のネットワーク構築に貢献した。この業...
キュレル【François de Curel】
[1854〜1928]フランスの劇作家。1892年、自由劇場の創設者アントワーヌに匿名で送った「聖女の裏面」など三作品が採用上演され、劇作家としてデビューした。文明批評的な思想劇・社会劇を発表。...
シナトラ【Frank Sinatra】
[1915〜1998]米国の歌手・映画俳優。甘く柔らかな歌声で人気を博した。ヒット曲に「マイウェイ」「ニューヨークニューヨーク」など。俳優としては、映画「地上(ここ)より永遠(とわ)に」でアカデ...
全身の神経網
判断や思考などの知的な活動や、呼吸など体内で営まれる生命活動、あるいは歩く、走るといった運動は、人体の情報処理システム「神経系」によってコントロールされています。 この情報処理システムは、脳・脊髄からなる中枢神経と、中枢神経とからだの各部を結ぶ情報連絡路である末梢神経によって支えられています。 末梢神経が集めた情報は、すべて電気信号化されて神経細胞間で伝達されます。そして、最終的に中枢神経に届けられると、その信号を中枢神経が処理し、脳からの伝達信号にして末梢神経に送るシステムになっています。 末梢神経には、脳からでている脳神経、脊髄からでている脊髄神経があります。また、伝達する情報の種類により、体性神経と自律神経の2種類に分類されます。 体性神経には、感覚神経、運動神経の2種類があります。感覚神経は、視覚、聴覚、触覚、味覚などの情報を信号にして中枢神経(脳)に伝達し、運動神経は、脳から出る指令(運動命令)を、運動をする部位の筋に伝達します。 自律神経には、交感神経、副交感神経の2種類の神経があります。からだや環境の状況に応じて、脳からの調整を受けながら呼吸、心拍、体温、血圧、発汗、消化吸収、尿の生成など生命を維持するための機能をコントロールしています。
平衡感覚のシステム
体の平衡は目・耳・手足・脳のネットワークによってつかさどられていますが、なかでも重要な情報を提供しているのが内耳です。 内耳は聴覚をつかさどる蝸牛管と、平衡感覚をつかさどる三半規管と耳石器の三つの器官から構成されています。ちなみに、三半規管と耳石器を合わせて「前庭器官」と呼んでいます。前庭器官からは平衡感覚を伝える前庭神経が出ていて、脳幹へとつながっています。 三半規管は、外側半規管、前半規管、後半規管の3つの半規管からなっています。外側半規管は前後の水平回転、前半規管と後半規管は直交する2軸の垂直回転の動きや速さを感知しています。 頭を動かすと、三半規管のなかの内リンパに流れが生じ、この流れを感覚細胞がとらえ、頭が動いた方向や速さを認識するしくみです。 また、耳石器は水平・垂直方向の傾きと動く速さを感知しています。 耳石器のなかには卵形のう、球形のうと呼ばれる2つの器があり、それぞれには炭酸カルシウムからできた小さな石(耳石)が詰まっています。 頭を動かして、重力の方向が変化すると、耳石が動き、配置にズレが生じますが、このズレを感覚細胞がとらえ、からだの傾きや動きを認識するしくみになっています。
ホルモンのはたらきと役割
からだの各器官の活動は、「神経系」と「内分泌系」によって制御されています。 神経系とは、神経細胞と神経線維からなるネットワークで、脳とからだの各部位を結び、情報と指令の受け渡しをしています。 一方、内分泌系とは、からだのある場所で分泌(生産)されたホルモンが血液などを介して全身に運ばれ、各臓器や器官のはたらきを調節するものです。 ホルモンを分泌する器官を「内分泌腺」といいます。さまざまな臓器や器官の機能は、脳の中枢神経によって統合され、内分泌腺から分泌されるホルモンによって、適度な状態に保たれているのです。 ホルモンを分泌している内分泌腺には、脳にある「視床下部」「下垂体」「松果体」、頸部にある「甲状腺」とその後ろにある「副甲状腺」、胸部にある「心臓」、腹部にある「消化管」、「副腎」、「腎臓」、「すい臓」、そして男性では「精巣」、女性では「卵巣」と「胎盤」があります。また、これらの内分泌腺以外にも、肥満細胞から産生されるホルモンもあります。 体内には前述のようにホルモンを分泌するさまざまな内分泌腺がありますが、ホルモン分泌の司令塔としてはたらいているのが、視床下部と下垂体です。 まず、視床下部は、脳からの指令やからだからの情報を受けてホルモンを分泌します。 次に、視床下部から分泌されたホルモンを受けとった下垂体は、からだが必要としているホルモンを末梢の内分泌腺に分泌させるための指令となるホルモンを分泌します。 そして、副腎、甲状腺などの末梢の内分泌腺が、送られてきたホルモンに従って自らのホルモンを分泌することで、からだの生命バランスが保たれているのです。