おもと【万年青】
キジカクシ科の多年草。山地に自生し、肥厚した地下茎から多数の濃緑色の葉を出す。葉は長さ30〜50センチで、厚くつやがある。春、短い茎を出して淡黄色の小花を穂状に密集してつけ、実は丸く赤色、まれに...
ばん【万】
[副](多く下に打消しの語を伴う) 1 じゅうぶんに。完全に。「—遺憾なきよう期すべし」 2 どうしても。なんとしても。万一。「—やむを得ない理由が生じた時は」
ばん【万】
⇒まん
ばん‐いち【万一】
[副] 1 もしも。ひょっとして。まんいち。「—に危(あやぶ)む心から、暫く差控(さしひかえ)ていた」〈二葉亭・浮雲〉 「—おめえがつまらねえこといひ出しては」〈滑・大山道中・初〉 2 わざわ...
ばん‐か【万化】
[名](スル)いろいろに変化すること。「—する世相」「千変—」
おもと【▲万▲年▲青】
〔ユリ科の草〕Rohdea japonica
ばん【万】
この処置は万やむを得なかったものと思われるThis measure seems to have been totally unavoidable.万遺漏なきようご配慮願いますPlease mak...
ばんかん【万感】
万感胸に迫ったA thousand emotions filled my heart.万感の思いで言葉が出なかったMy heart was too full for words./I was t...
ばんこく【万国】
all countriesこの記号は万国共通だThese symbols are 「common to all nations [universal].万国旗the flags of all n...
ばんこつ【万骨】
一将功成りて万骨枯るThousands die to produce one hero (in war).
ばんこく【万国】
[共通する意味] ★地球上のすべての国。[英] world nations[使い方]〔万国〕▽言葉は違っても笑顔は万国共通だ▽万国旗〔万邦〕▽万邦と手を結んで世界の平和を実現する〔世界〕▽世界の...
ばんこくき【万国旗】
[共通する意味] ★国のしるしとして定め、その国を代表する旗。[英] a national flag[使い方]〔国旗〕▽オリンピックの表彰式で国旗を掲揚する〔万国旗〕▽秋晴れの空に万国旗がはため...
ばんこつ【万骨】
[共通する意味] ★死んだ人の骨。[英] a white bone[使い方]〔白骨〕▽半ば白骨化した死体▽白骨死体〔人骨〕▽二千年ほど前の人骨が発見された〔万骨〕▽一将功成って万骨枯る(=一人の...
ばんしゃ【万謝】
[共通する意味] ★ありがたいと感じて礼を述べること。[英] gratitude[使い方]〔感謝〕スル▽ご厚意に感謝いたします▽感謝の言葉を述べる▽感謝の意を表する▽感謝の念にたえない〔拝謝〕ス...
ばんしょう【万障】
[共通する意味] ★物事の円滑な運行を妨げようとする事柄。[英] an obstacle[使い方]〔支障〕▽何の支障もない▽資金難で会の運営に支障をきたす〔万障〕▽万障お繰り合わせのうえ御出席く...
ばんこせんしゅう【万古千秋】
永遠に。はるか過去から未来までずっと。▽「万古」はいつまでもの意。また、大昔のこと。「千秋」は千年で、非常に長い年月、永久の意を表す。
ばんこちょうせい【万古長青】
永久に変わらないこと。青々としていつまでも変わらない意から。▽「万古」はいつまでも。永久に。「長青」は松の葉がいつも青々として、とこしえに変わらないこと。
ばんこふえき【万古不易】
永久に変わらないこと。▽「万古」はいつまでも。永久に。「不易」は変わらないこと。「易」は変わる意。
ばんしいっせい【万死一生】
必死の覚悟を決めること。また、ほとんど死を避けがたい危険な瀬戸際で、かろうじて助かること。▽「万死」はほとんど助かる見込みのないこと。「生」は「しょう」とも読む。前者は「万死に一生を顧かえりみず」、後者は「万死を出いでて一生に遇あう」「万死に一生を得う」の略。
ばんじばんたん【万事万端】
あらゆることと、それに関するすべての事柄、すべての手段。
ばんり‐しゅうく【万里集九】
[1428〜?]室町中期の臨済宗の僧。近江(おうみ)の人。相国寺の大圭宗价(だいけいそうかい)に師事。後期五山文学の代表者。詩文集「梅花無尽蔵」など。
ばんれき‐てい【万暦帝】
[1563〜1620]中国、明朝の第14代皇帝。在位1572〜1620年。廟号は神宗。張居正の輔政によって綱紀粛正・財政再建に成功したが、居正死後の親政は放漫となり、相次ぐ内乱、朝鮮・寧夏・貴州...
まきめ‐まなぶ【万城目学】
[1976〜 ]小説家。大阪の生まれ。「鴨川ホルモー」でボイルドエッグス新人賞を受賞して小説家デビュー。「鹿男(しかおとこ)あをによし」「プリンセス・トヨトミ」など映像化された作品も多い。「八月...
まんてい‐おうが【万亭応賀】
[1819〜1890]江戸末期・明治初期の戯作者。江戸の生まれ。本名、服部孝三郎。合巻「釈迦八相倭文庫」で戯作界に地位を確立、のち反動的な風刺作品を書いた。
よろずや‐きんのすけ【万屋錦之介】
[1932〜1997]俳優。本名、小川錦一(きんいち)。旧芸名、中村錦之助。父は歌舞伎俳優の3世中村時蔵(ときぞう)。歌舞伎界から映画界に転身。主演した「笛吹童子(ふえふきどうじ)」がヒットして...