あさくさくれないだん【浅草紅団】
川端康成の長編小説。未完。昭和4年(1929)から翌昭和5年(1930)にかけて、はじめ東京朝日新聞で連載、のち「新潮」「改造」にも断続的に掲載。浅草の不良少女に導かれ、路地裏の人々の生活を目の...
あしながおじさん
《原題Daddy-Long-Legs》ウェブスターによる児童文学作品。1912年刊。孤児院出身の少女が、「あしながおじさん」と呼ぶ匿名の援助者に綴る手紙の体裁をとった書簡体小説。1915年刊の続...
アピアランス【appearance】
1 出演すること。出場すること。 2 外観。うわべ。様子。体裁。また、人の容貌。風采。
アラビアン‐ナイト【Arabian Nights】
アラビア地方を中心とした民間伝承説話を集大成したもの。成立年代・作者未詳。大臣の娘シェエラザードが王のために物語を千一夜続けるという体裁で、冒険談・犯罪談・旅行談・神仙談などからなる。千一夜物語...
いけのもくず【池の藻屑】
江戸中期の歴史物語。14巻。荒木田麗女(あらきだれいじょ)著。明和8年(1771)成立。増鏡のあとを受けて、後醍醐天皇から後陽成天皇まで14代270年間の歴史を、老尼が物語る体裁をとる。
一風
一風変わった〔独特な〕peculiar/《文》 singular/〔人や行為が〕eccentric彼は一風変わった男だHe is an eccentric (man)./He is quite ...
形許り
形ばかりのもてなし〔体裁を整えるための〕a reception given for form's sake/〔質素な〕a simple [meager] reception
具合
1〔健康状態〕身体の具合がよい[悪い]be [feel] well [unwell/ill]/be in good [poor] healthお父さんの具合はいかがですかHow is your ...
体面
〔名誉〕honor,《英》 honour;〔体裁〕appearances体面を汚すdisgrace oneself体面にかかわるconcern [touch] one's honor彼は犯罪を犯...
作り方
1〔作る方法〕アップルパイの作り方を知りたいI want to learn how to make apple pies.バラの作り方は難しいIt is difficult to grow ro...
せけんてい【世間体】
[共通する意味] ★世間の人から見られる姿。[英] appearance[使い方]〔世間体〕▽世間体が悪い▽世間体を気にする▽世間体をつくろう〔体面〕▽体面を失う▽体面を保つ▽体面を気にする〔体...
たいめん【体面】
[共通する意味] ★世間の人から見られる姿。[英] appearance[使い方]〔世間体〕▽世間体が悪い▽世間体を気にする▽世間体をつくろう〔体面〕▽体面を失う▽体面を保つ▽体面を気にする〔体...
がいぶん【外聞】
[共通する意味] ★世間の人から見られる姿。[英] appearance[使い方]〔世間体〕▽世間体が悪い▽世間体を気にする▽世間体をつくろう〔体面〕▽体面を失う▽体面を保つ▽体面を気にする〔体...
ていさい【体裁】
[共通する意味] ★世間の人から見られる姿。[英] appearance[使い方]〔世間体〕▽世間体が悪い▽世間体を気にする▽世間体をつくろう〔体面〕▽体面を失う▽体面を保つ▽体面を気にする〔体...
けいしき【形式】
[共通する意味] ★表に現れる形を表わす語。[英] form[使い方]〔形式〕▽形式にのっとる▽漢詩の形式▽形式にとらわれる〔体裁〕▽エッセイの体裁をとる▽書類の体裁を整える[使い分け]【1】「...
せんぺんいちりつ【千篇一律】
作られた多くの文章や芸術作品などが、どれも同じ調子や体裁で変わりばえのしないこと。転じて、どのようなことでも機械的に一つのマニュアルに従って処理して、融通がきかないこと。また、平凡で何の特徴もないこと。▽「千篇」は数多くの詩文のこと。「一律」はすべて同じ調子で変化がないこと。「篇」は「編」とも書く。
そんしゃさんゆう【損者三友】
交際して損をする三種の友人のこと。うわべだけの不正直な(便辟べんぺき)人、誠実さのない(善柔ぜんじゅう)人、口先だけ達者な(便佞べんねい)人を友とするのは害であるということ。
へんぷくしゅうしょく【辺幅修飾】
体裁を繕うこと。また、うわべや外見を飾り見栄を張ること。布の縁をかがって、ほころびのないようにする意から。▽「辺幅」は布地のへり、縁。転じて、外見の意。「修飾」は繕い飾ること。「辺幅へんぷくを修飾しゅうしょくす」と訓読する。「修飾辺幅しゅうしょくへんぷく」ともいう。
めんもくいっしん【面目一新】
世間の評判が一新して、それまでとは違う高い評価を得ること。また、外見や内容が全く新しく変わること。▽「面目」は世間に対する体面の意。「一新」はすっかり新しくなること。「目」は「ぼく」とも読む。