あきた‐じけん【秋田事件】
明治14年(1881)6月、自由民権運動を唱える秋田立志会の企てた武力蜂起計画が事前に発覚した事件。
朝題目(あさだいもく)に宵念仏(よいねんぶつ)
天台宗で、朝、法華懺法を行い、夕に念仏を唱える例時作法を修すること。転じて、定見のないことのたとえ。朝題目に夕念仏。
あん‐しょう【暗唱/暗誦/諳誦】
[名](スル)暗記したことを口に出して唱えること。あんじゅ。「詩を—する」
アーメン【amen/(ヘブライ)'āmēn】
[感]キリスト教で、祈り・賛美歌などの最後に唱える言葉。まことに、確かに、そうなりますように、の意。エイメン。
い【異】
[名・形動] 1 他と違っていること。また、他と異なった意見。「—を唱える」 2 普通とは違っていること。不思議なこと。また、そのさま。「—なことを言う」「縁は—なもの」
異議
〔反論〕an objection ((to; against));〔抗議〕a protest ((against));〔不同意〕dissent異議がある[ない]「have an [have no...
異論
1〔反対〕an objection ⇒いぎ(異議)異論を唱えるraise an objection ((to, against))彼はその決定に異論を唱えたHe 「objected to [pr...
引導
引導を渡す1〔死者のために法語を唱える〕say a requiem for the newly departed; perform the last rites over the decease...
いんどうをわたす【引導を渡す】
1〔死者のために法語を唱える〕say a requiem for the newly departed; perform the last rites over the deceased2〔最終...
御題目
I〔日蓮宗の〕お題目を唱えるintone the Nichiren chantII〔表向きの主張〕減税はお題目に過ぎないThe promise of a tax cut is nothing b...
ぎんずる【吟ずる】
[共通する意味] ★詩歌や祈りの文句などを口にする。[英] to chant[使い方]〔唱える〕(ア下一)〔誦する〕(サ変)〔吟ずる〕(サ変)[使い分け]【1】「唱える」は、声を立てて読んだり言...
となえる【唱える】
[共通する意味] ★詩歌や祈りの文句などを口にする。[英] to chant[使い方]〔唱える〕(ア下一)〔誦する〕(サ変)〔吟ずる〕(サ変)[使い分け]【1】「唱える」は、声を立てて読んだり言...
じゅする【誦する】
[共通する意味] ★詩歌や祈りの文句などを口にする。[英] to chant[使い方]〔唱える〕(ア下一)〔誦する〕(サ変)〔吟ずる〕(サ変)[使い分け]【1】「唱える」は、声を立てて読んだり言...
しゅしょう【首唱】
[共通する意味] ★意見や主張などを唱えること。[英] advocation[使い方]〔提唱〕スル▽会議の開催を提唱する▽首相の提唱による基金▽平和運動の提唱者〔主唱〕スル▽法律の改正を主唱する...
しゅしょう【主唱】
[共通する意味] ★意見や主張などを唱えること。[英] advocation[使い方]〔提唱〕スル▽会議の開催を提唱する▽首相の提唱による基金▽平和運動の提唱者〔主唱〕スル▽法律の改正を主唱する...
いたんじゃせつ【異端邪説】
正統でないよこしまな思想・信仰・学説。▽「異端」は正統でなく、正道に反する教説。また思想・信仰・学説などで、多数の人に一般的に認められた正統に対して、特殊な少数の者に信じられ、主張されているものをいう。もとこの語は『論語ろんご』為政いせいから出たもの。「邪説」はよこしまな議論、不正な主張の意。「邪説異端じゃせついたん」ともいう。
きみょうちょうらい【帰命頂礼】
地に頭をつけて礼拝し、深く帰依きえの情をあらわすこと。心から仏に帰依すること。▽仏教語。「帰命」は仏の教えを深く信じ、身命を投げ出して帰依し従う厚い信心のこと。身命をささげて仏・法・僧の三法に帰依すること。「南無なむ」とほぼ同意。「頂礼」は頭を地につけてする礼。頭を地につけ尊者の足下を拝する。「五体投地ごたいとうち」ともいい、古代インドの最高の敬礼。
きょくがくあせい【曲学阿世】
学問の真理にそむいて時代の好みにおもねり、世間に気に入られるような説を唱えること。真理を曲げて、世間や時勢に迎合する言動をすること。▽「曲学」は真理を曲げた正道によらない学問。「阿世」は世におもねる意。「阿」はへつらいおもねる意。「阿世曲学あせいきょくがく」ともいう。
なむさんぼう【南無三宝】
仏に帰依きえを誓って、救いを求めること。また、突然起こったことに驚いたり、しくじったりしたときに発する言葉。「南無三なむさん」ともいう。▽前者の意は仏教語。「南無」は経典きょうてんや仏などの名の前につけて、それに対する絶対的帰依を誓う言葉。「三宝」は仏と仏の教えと教えを広める僧のことで、これを仏・法・僧という。救いを求めることから後者の意味が加わった。
ねんぶつざんまい【念仏三昧】
心を静かにして、一心に仏を思い浮かべること。また、それによって得られる心の安らぎ。さらに、ひたすら念仏(南無阿弥陀仏なむあみだぶつ)を唱え、それにより雑念妄想を取り払うこと。▽仏教語。「念仏」は、仏を思い浮かべること。また、南無阿弥陀仏を唱えて、阿弥陀仏を思うこと。「三昧」は、何かに集中することによって、心が安定し動かされないこと。
えがみ‐なみお【江上波夫】
[1906〜2002]考古学者・東洋史学者。山口の生まれ。東大教授・上智大教授・古代オリエント博物館館長。アジアの民族・文化形成史、東西文化交渉史を研究。日本国家の起源について、騎馬民族説を唱え...
えとう‐しんぺい【江藤新平】
[1834〜1874]幕末・明治初期の政治家。佐賀の人。名は胤雄。佐賀藩を脱藩して尊王攘夷運動に参加。明治維新後、司法卿として司法制度の確立に尽力。のち参議となり、征韓論を唱える西郷隆盛に同調し...
グージュ【Olympe de Gouges】
[1748〜1793]フランス革命期、ジロンド派の女性活動家。女性解放運動の先駆者。「人権宣言」が女性の権利を無視しているとして、男女平等を唱える「女権宣言」を著した。のち、反逆罪のかどでジャコ...
こにし‐しげなお【小西重直】
[1875〜1948]教育学者。山形の生まれ。労作教育論を唱える。七高校長・京大総長を歴任するが、滝川事件で辞任。著作に「教育の本質観」「労作教育」など。
デュエム【Pierre Maurice Marie Duhem】
[1861〜1916]フランスの物理学者・科学史家。パリの生まれ。ボルドー大学教授。決定実験の不可能性を唱えるなど、熱力学や熱化学に業績を残す。また、中世科学史を研究、「暗黒の中世」観をただす端...