あい【藍】
1 タデ科の一年草。高さ50〜80センチ。茎は紅紫色で、葉は長楕円形。秋、穂状に赤い小花をつける。葉・茎から藍染めの染料をとり、京都・大坂・阿波が産地として知られた。果実は漢方で解熱・解毒に使う...
あいつとわたし【あいつと私】
石坂洋次郎の小説。昭和36年(1961)刊。 中平康監督による映画の題名。昭和36年(1961)公開。日活の配給。出演は石原裕次郎、芦川いづみほか。 河崎義祐監督による映画の題名。昭和51...
あえ・ぐ【喘ぐ】
[動ガ五(四)]《古くは「あえく」》 1 苦しそうに、せわしく呼吸する。息を切らす。「急な坂を—・ぎながら登る」 2 重圧や貧困などに苦しみ悩む。「不況に—・ぐ」
あおいさんみゃく【青い山脈】
石坂洋次郎の小説。昭和22年(1947)発表。第二次大戦後まもない地方の町を舞台に、高校生らの男女交際などを通して解放された青春の姿を明るくユーモラスに描く。 歌謡曲。昭和24年(1949)...
あおい‐しもさか【葵下坂】
越前福井の刀工下坂市之丞康継が製作した刀剣をいう。初代康継は徳川家の御用鍛冶職となり、刀の中子(なかご)の部分に葵紋を切ることを許されたのでこの名がある。
喘ぐ
I〔息を切らす〕pant; gasp; breathe heavily彼はあえぎながら坂を登って行ったHe climbed the slope panting [breathing hard]....
上がる
I1〔下から上に行く〕rise, go [come] up;〔登る〕climb up火山から煙が上がっているのが見えたI saw smoke rising from the volcano.彼は...
足掛かり
I〔足場〕a foothold; a footing(▼単数で)木の根が急坂を登る足掛かりとなったTree roots provided footholds for climbing the s...
えっちらおっちら
with great effort; laboriouslyえっちらおっちら坂を上ったI trudged up the slope.おばあさんが重い荷物を持ってえっちらおっちら歩いていったAn ...
駆け上る
険しい坂を駆け上るrun up a steep slope
つうしょう【通称】
[共通する意味] ★本名や正式な名称とは別に、ふつうに使われる名前や呼び方。[英] (an) alias[使い方]〔通称〕▽利根川は通称坂東太郎という〔通り名〕▽彼は、通り名を「タツ」という〔俗...
したび【下火】
[共通する意味] ★力や勢いがおとろえること。[英] decline[使い方]〔減退〕スル▽精力の減退をきたす▽記憶力が減退する〔後退〕スル▽視力が後退する▽後退した考え方の持ち主▽景気が後退す...
しゅんけん【峻険】
[共通する意味] ★山などの険しいこと。また、険しい所。[英] steep[使い方]〔険阻〕(名・形動)▽険阻な坂道〔峻険〕(名・形動)▽峻険な山容〔険峻〕(名・形動)▽険峻な岩場をよじ登る〔急...
けんしゅん【険峻】
[共通する意味] ★山などの険しいこと。また、険しい所。[英] steep[使い方]〔険阻〕(名・形動)▽険阻な坂道〔峻険〕(名・形動)▽峻険な山容〔険峻〕(名・形動)▽険峻な岩場をよじ登る〔急...
けんそ【険阻】
[共通する意味] ★山などの険しいこと。また、険しい所。[英] steep[使い方]〔険阻〕(名・形動)▽険阻な坂道〔峻険〕(名・形動)▽峻険な山容〔険峻〕(名・形動)▽険峻な岩場をよじ登る〔急...
おのえ‐まつすけ【尾上松助】
歌舞伎俳優。屋号、音羽屋。 (初世)[1744〜1815]大坂の人。初世尾上菊五郎の門弟。敵役を得意とし、鶴屋南北と結んで怪談劇を演じて評判となった。 (4世)[1843〜1928]大坂の人...
くまさか【熊坂】
熊坂長範(ちょうはん)のこと。 謡曲。五番目物。旅僧の前に熊坂長範の亡霊が現れ、牛若丸に討たれた無念を語る。
こんごう‐うきょう【金剛右京】
[1872〜1936]能楽師。シテ方金剛流23世宗家。東京の生まれ。幼名、鈴之助。大胆華麗な演技で早技にも長じていたが、大和猿楽坂戸座から続く家筋の坂戸金剛を廃絶させた。
せんひめ【千姫】
[1597〜1666]徳川秀忠の長女。豊臣秀頼(とよとみひでより)と政略結婚させられたが、大坂城落城後、本多忠刻(ほんだただとき)と再婚。夫の死後、出家して天樹院と号した。大坂城落城の際に姫の救...
たけもと‐ぎだゆう【竹本義太夫】
(初世)[1651〜1714]浄瑠璃の太夫。義太夫節の始祖。大坂の人。本名、五郎兵衛。初め清水(きよみず)理兵衛に播磨(はりま)節を学んで清水理太夫と名のったが、貞享元年(1684)大坂に竹本...