あき【安芸】
旧国名の一。ほぼ現在の広島県西半分にあたる。芸州(げいしゅう)。 高知県東部の土佐湾に面する市。戦国時代、安芸氏が居城。武家屋敷が多く残る。瓦(かわら)・陶器を特産。人口2万(2010)。 ...
あき【阿騎/安騎】
奈良県宇陀(うだ)市大宇陀地区あたりの古名。上代の猟場。[歌枕]「み雪降る—の大野に」〈万・四五〉
あき‐く【安芸区】
⇒安芸
あき‐し【安芸市】
⇒安芸
あきたかた【安芸高田】
広島県中北部の市。平成16年(2004)に吉田町、八千代町、美土里(みどり)町、高宮町、甲田(こうだ)町、向原(むかいはら)町が合併して成立。戦国期に毛利元就(もうりもとなり)が本拠とした。人口...
あべかわもち【▲安▲倍川餅】
abekawa-mochi; a toasted rice cake dipped in hot water and then covered with sweetened yellow soy...
あんい【安易】
安易な 〔手軽な〕easy;〔のんきな,気楽な〕easygoing安易な方法を選ぶchoose the easy way安易な生き方をするlive an easygoing life安易に返事を...
あんいつ【安逸】
idleness; indolence安逸な idle; indolent安逸をむさぼって生きるlead an idle life/live in idleness
あんいなだきょう【安易な妥協】
an easy compromise
あんいなはっそう【安易な発想】
facile thinking
あんい【安易】
[共通する意味] ★苦労しないで、たやすくできるさま。[英] easy; easy-going[使い方]〔安易〕(形動)▽安易な問題▽安易な道を選ぶ▽安易な行動〔イージー〕(形動)▽イージーな考...
あんいつ【安逸】
[共通する意味] ★心のおもむくままに気軽に楽しむこと。[使い方]〔自適〕スル▽悠悠自適の暮らし▽自適の生き方〔安逸〕(名・形動)▽安逸に日を過ごす▽安逸をむさぼる[使い分け]【1】「自適」は、...
あんか【安価】
[共通する意味] ★値段が安いこと。[英] a low price[使い方]〔安価〕(名・形動)▽安価な中古車▽安価な謝礼で我慢する▽輸入品より国産品の方が安価だ〔安値〕▽安値でたたき売る▽安値...
あんしん【安心】
[共通する意味] ★気がかりなことがなくなり、心が落ち着くこと。[英] peace of mind[使い方]〔安心〕(名・形動)スル▽あの人と一緒なら安心だ〔安堵〕スル▽安堵の表情が浮かぶ[使い...
あんぜん【安全】
[共通する意味] ★安らかで、乱れがないさま。[英] calm; quiet[使い方]〔穏やか〕(形動)▽穏やかな日々が続く〔平穏〕(名・形動)▽平穏無事▽平穏な世の中〔平安〕(名・形動)▽家族...
あんきょらくぎょう【安居楽業】
地位など、今いる環境や状況に心安らかに満足し、自分の仕事を楽しんですること。自分の分ぶんをわきまえて不満をもたず、心安らかに自分のなすべき仕事をすることをいう。また、転じて善政の行われていることのたとえ。世が治まり生活が安定して、みなそれぞれの仕事に励む意から。▽「居きょに安やすんじ、業ぎょうを楽たのしむ」「安居あんきょして業ぎょうを楽たのしむ」と訓読する。
あんしゃほりん【安車蒲輪】
老人をいたわって、手厚くもてなすこと。また、賢人を優遇することにもいう。▽「安車」は座って乗るように仕立てた、蓋かさの低い老人や婦人の乗る小車。「蒲輪」は蒲がまの穂で車輪を包んで、振動をやわらげて乗り心地をよくしたもの。
あんしんりつめい【安心立命】
心を安らかにして身を天命にまかせ、どんなときにも動揺しないこと。人力のすべてを尽くして身を天命にまかせ、いかなるときも他のものに心を動かさないこと。▽初め儒学の語であった。仏教語では「あんじんりゅうめい」「あんじんりゅうみょう」と読む。「心」は「身」とも書く。また「立命安心りつめいあんしん」ともいう。
あんたくせいろ【安宅正路】
慈しみの徳の「仁」と、信頼の徳の「義」のたとえ。▽「安宅」は住み心地のよい家。仁を安らかな身の置き所にたとえていう。「正路」は正しい道・人の踏み行うべき正しい道という意から、義のたとえ。仁は優しさ・慈しみの、義は人間関係を保つための信義の徳をいう。
あんていせいちょう【安定成長】
ある国の経済規模が急激に変化せずに、安定した伸び率で増大していくこと。
あん‐せいこう【安世高】
[?〜170ころ]中国、漢代の僧。西アジアの安息国(パルティア)の王子であったが、出家して仏教を修め、中国に渡り、洛陽(らくよう)で経典の翻訳に従事した。
やすい‐さんてつ【安井算哲】
[1590?〜1652]江戸初期の囲碁棋士。保井算哲とも書く。河内(かわち)の人。渋川春海の父。家元安井家の祖。幼少より碁をよくし、徳川家康に認められて碁所(ごどころ)となった。 ⇒渋川春海
やすい‐しゅんかい【安井春海】
⇒渋川春海(しぶかわしゅんかい)
やすい‐そうたろう【安井曽太郎】
[1888〜1955]洋画家。京都の生まれ。浅井忠に師事。渡仏してピサロ・セザンヌなどの影響を受ける。帰国後、二科会に参加、のち退会して一水会を結成。日本の風土に即しつつ、明るく近代感覚あふれる...
やすい‐そっけん【安井息軒】
[1799〜1876]江戸末期の儒学者。日向(ひゅうが)の人。名は衡。字(あざな)は仲平。飫肥(おび)藩校の助教、のち、昌平坂学問所教授。考証にすぐれたが、海防・軍備などの政策も論じた。著「左伝...