あい‐あい【靄靄】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 雲やもやが集まり、たなびくさま。「朝もやの—と立ちこめた高原」 2 なごやかな気が満ちているさま。藹藹(あいあい)。「和気—」「あの先生の—たる顔を思う時」〈...
あいざわ‐じけん【相沢事件】
昭和10年(1935)8月、皇道派の陸軍中佐相沢三郎が、統制派の陸軍省軍務局長永田鉄山少将を執務中に斬殺した事件。翌昭和11年(1936)の二・二六事件の伏線となった。永田事件。
あいしゅうのまちにきりがふるのだ【哀愁の町に霧が降るのだ】
椎名誠による自伝的長編小説。昭和56年(1981)から昭和57年(1982)にかけて全3巻を刊行。のちにイラストレーターとなる沢野ひとし、弁護士となる木村晋介らと過ごした自身の青春時代を描く。
あい‐じん【愛人】
1 愛するいとしい人。また、性的な関係にある相手。情婦。情夫。情人。 2 人を愛すること。「必竟—の本心より出て」〈福沢・文明論之概略〉 →恋人[用法] [補説]書名別項。→愛人
あい‐せっ・する【相接する】
[動サ変][文]あひせっ・す[サ変] 1 互いに触れる。接し合う。「二つの曲線が—・する点」 2 つきあう。交際する。「唯人と人と—・して其心に思う所を言行に発露するの機会」〈福沢・文明論之概略〉
数多
⇒たくさん(沢山)
幾多
⇒たすう(多数),たくさん(沢山)
傷める
1〔物を損傷する〕damage借りていた本をうっかりして傷めてしまったI accidentally damaged the book I had borrowed.2〔食物を腐らせる〕忘れていて...
沿岸
the coast沿岸の along the shore; coastal太平洋沿岸の都市cities on [along] the Pacific琵琶湖沿岸のホテルa hotel on Lak...
えんがんの【沿岸の】
along the shore; coastal太平洋沿岸の都市cities on [along] the Pacific琵琶湖沿岸のホテルa hotel on Lake Biwa金沢は日本海...
とりょう【塗料】
[意味] 物体の表面の保護、美装、絶縁などのために塗る流動性の物質の総称。[英] paint[使い方]〔塗料〕▽車に塗料を塗る▽蛍光塗料[関連語]◆(ペンキ・ペイント) 顔料と溶剤とを混ぜ合わせ...
てあか【手垢】
[共通する意味] ★手でさわったためについた汚れ。[英] well-thumbed(手あかのついた)[使い方]〔手垢〕▽十年も使って手あかのついたかばん〔手沢〕▽手沢がしみ込む[使い分け] 「手...
なり
[共通する意味] ★並立・列挙を表わす。[使い方]〔と〕▽文庫本と雑誌を買った▽君と僕と彼女と三人で山へ登ってみよう〔に〕▽私が嫌いなのは、ピーマンにセロリにニンジンです▽朝は、ご飯に味噌(みそ...
おがわ【小川】
[共通する意味] ★細い小さな川。[英] a rivulet[使い方]〔小川〕▽小川で魚をとる〔細流〕▽谷間の細流〔せせらぎ〕▽小川のせせらぎ[使い分け]【1】「小川」の方が、一般的な語で、「細...
ごうしゃ【豪奢】
[共通する意味] ★びっくりするほど贅沢(ぜいたく)ではなやかなさま。[英] gorgeous《形》[使い方]〔豪勢〕(名・形動)▽世界一周旅行とは豪勢だ▽今晩は豪勢にステーキでも食べよう〔豪華...
せきこうりゅうこう【積厚流光】
積み重ねられたものが厚ければ、それだけその恩恵も大きいということ。祖先の功績が大きければ、それだけ子孫にも大きな恩恵が及ぶこと。▽「流光」は恩徳や感化が後世まで及ぶこと。「流」は流沢・恩恵の意。「光」は広に通じ、大きい意。
ぜいたくざんまい【贅沢三昧】
思う存分にぜいたくするさま。▽「贅沢」は身分にふさわしくない必要以上のおごり。「三昧」はそのことに夢中になって、他をかえりみない意を表す語。
ぞうはんゆうり【造反有理】
体制に逆らうには道理があるということ。▽「造反」は謀反のこと。多く体制に追いつめられて起こす反乱をいう。毛沢東が革命戦争中に用いた言葉。のち文化大革命のときに、紅衛兵がスローガンの一つとして用いた。
ふうきふくたく【富貴福沢】
富んで地位が高く幸せなこと。天が人に与える富貴や恩沢をいう。▽「富貴」は財産があって、しかも身分が高いこと。「福沢」は幸せと恵みの意。
りょうらきんしゅう【綾羅錦繡】
美しく贅沢な着物のこと。また、派手に着飾ることもいう。
あさの‐そういちろう【浅野総一郎】
[1848〜1930]実業家。富山の生まれ。渋沢栄一の助力を得て官営深川セメント工場の払い下げを受け、浅野セメントを設立。海運・炭鉱・造船など事業を多角化し、浅野財閥を築いた。
こう‐せい【江青】
[1914〜1991]中国の政治家。本名は李進。山東省の人。1930年代に上海の新劇界で女優として活躍。のち中国共産党に入り、1939年に延安で毛沢東と結婚。1966年から文化大革命を推進したが...
たけうち‐みのる【竹内実】
[1923〜2013]中国文学者・評論家。中国の生まれ。京大卒。東京都立大助教授を経て、京大人文科学研究所、立命館大、北京日本学研究センターなどで教授を歴任。現代中国研究に尽力し、毛沢東論で知ら...
たにかわ‐てつぞう【谷川徹三】
[1895〜1989]哲学者。愛知の生まれ。法政大総長。哲学で深い洞察を示す一方、宮沢賢治研究などの文学・芸術分野でも活躍。また、「人類主権」の立場からの平和運動でも著名。著「生の哲学」「茶の美...
りん‐ぴょう【林彪】
[1909〜1971]中国の軍人・政治家。湖北省黄安(こうあん)県の人。1925年中国共産党に入党。北伐・南昌暴動に参加後、毛沢東・朱徳らと紅軍を建設、以後軍の要職を歴任した。文化大革命で運動の...