アイスクリーム‐ずつう【アイスクリーム頭痛】
アイスクリームやかき氷などを急いで食べた際に、こめかみなどが痛むこと。原因としては、急激に低下した口内の温度を元に戻そうとして一時的に血管が拡張し、痛みを引き起こすため、また、三叉神経が強い冷た...
アイフォーン‐ファイブエス【iPhone 5s】
米国アップル社が開発したスマートホン。iPhone 5の後継として、下位機種のiPhone 5cとともに、2013年9月に発売。64ビットCPUとなり、処理速度・グラフィック速度が2倍になった。...
アイ‐ボール【i-Ball】
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ軌道間輸送機こうのとり(HTV)の大気圏再突入のデータ収集装置。空力加熱により船体が燃える様子を捉えるカメラを搭載し、温度や加速度の随時計測、および散乱...
アクアトロン
《(和)aqua(水)+tron(装置)からの造語》水産動植物用の人工環境調節装置。海水などの温度・塩分濃度・酸素量・光量を人工的に調節し、魚や海藻などの成長を促進または抑制する栽培漁業の手法の一つ。
あじ【味】
[名] 1 舌の味覚神経が飲食物に触れたときの感じ。甘味・酸味などや温度の総合した感じ。「—をつける」「スープの—が濃い」「あっさりした—」「他店より—が落ちる」 2 そのもののもっている趣。...
上げる
I1〔下から上に動かす〕raise;〔持ち上げる〕lift (up)箱を棚の上に上げるlift a box (up) onto a shelf彼は帽子を上げて婦人にあいさつしたHe raised...
熱い
I1〔温度が高い〕hot熱い湯hot water熱いミルクhot milk/〔熱くした〕heated milkコーヒーを熱くする「warm (up) [heat] coffee熱いうちにスープを...
一定
一定の 〔確定した〕fixed, definite;〔規定の〕set;〔一様の〕uniform;〔規則的な〕regular一定の目的a definite [fixed] objective [p...
いっていの【一定の】
〔確定した〕fixed, definite;〔規定の〕set;〔一様の〕uniform;〔規則的な〕regular一定の目的a definite [fixed] objective [purp...
液体
a liquid;〔流動体〕a fluid液体温度計a liquid thermometer液体空気liquid air液体酸素[水素,窒素]liquid oxygen [hydrogen, n...
おんど【温度】
[共通する意味] ★温かさ、冷たさの度合い。[英] temperature[使い方]〔温度〕▽給湯の温度をあげる▽高い温度▽温度計〔気温〕▽気温の変化が激しい▽今日の気温▽最高気温[使い分け]【...
れいきゃく【冷却】
[共通する意味] ★温度を下げるようにする。[英] to cool[使い方]〔冷やす〕(サ五)▽すいかを冷やす▽打った右肩を氷で冷やす〔冷却〕スル▽エンジンを冷却する▽液体窒素で冷却する▽冷却水...
さます【冷ます】
[共通する意味] ★温度を下げるようにする。[英] to cool[使い方]〔冷やす〕(サ五)▽すいかを冷やす▽打った右肩を氷で冷やす〔冷却〕スル▽エンジンを冷却する▽液体窒素で冷却する▽冷却水...
ひやす【冷やす】
[共通する意味] ★温度を下げるようにする。[英] to cool[使い方]〔冷やす〕(サ五)▽すいかを冷やす▽打った右肩を氷で冷やす〔冷却〕スル▽エンジンを冷却する▽液体窒素で冷却する▽冷却水...
きおん【気温】
[共通する意味] ★温かさ、冷たさの度合い。[英] temperature[使い方]〔温度〕▽給湯の温度をあげる▽高い温度▽温度計〔気温〕▽気温の変化が激しい▽今日の気温▽最高気温[使い分け]【...
アレニウス【Svante August Arrhenius】
[1859〜1927]スウェーデンの物理化学者。電場をかけなくても電解質が水中でイオンに解離しているとする電離説を提唱。また、温度と化学反応速度との関係についての式も提唱。1903年、ノーベル化...
ファーレンハイト【Daniel Gabriel Fahrenheit】
[1686〜1736]ドイツの物理学者。氷と食塩の混合物の温度と、人間の体温を基準とした温度目盛りを提唱した。→カ氏温度
キュリー【Curie】
(Pierre 〜)[1859〜1906]フランスの物理学者。磁性体を研究し、キュリーの法則・キュリー温度を発見。次いで妻マリーとともに、ラジウム・ポロニウムを発見し、1903年ノーベル物理学...
ケルビン【Kelvin】
[1824〜1907]英国の物理学者。本名、ウィリアム=トムソン(William Thomson)。熱力学・分子運動論の研究、海底電線の実用化、羅針盤・電気器具の改良などに貢献。絶対温度(ケルビ...
セルシウス【Anders Celsius】
[1701〜1744]スウェーデンの物理学者・天文学者。ウプサラ天文台長。水の氷点と沸点の間を100分割する温度目盛りを提唱し、セ氏温度のもととなった。
血圧検査の目的
高血圧の有無をチェック 血圧検査は、高血圧の有無や高血圧をもたらす病気を調べるための検査です。心臓がもっとも強いポンプ力で血液を送り出す"収縮期"の血圧と、心臓、静脈から血液を戻す"拡張期"の血圧を測定します。 医療機関の血圧測定では、正確な数値が得られる「水銀血圧計」を用いて、上腕動脈の血圧を測定します。 上腕動脈は心臓に近く、心臓に直結する大動脈起始部の血圧が反映されるため、心臓の状態を知る重要な手がかりになるからです。 実際の検査では、上腕部にカフ(駆血帯)を巻き、カフに空気を送って締め付け、空気を抜きながら測定します。 血圧は"心拍出量"と"血管抵抗"によって決められます。 たとえば、激しい運動をしているときは、心臓は心拍数を上げて大量の血液を送り出すため、血圧が上昇します。 また、気温が低いときや精神的に緊張したときなどは、末梢血管が収縮し、血管の抵抗性が高まるため、心臓は強い圧力で血液を送り出します。結果、やはり血圧は上昇します。 逆に、睡眠中やリラックスしているときは、それほどたくさんの血液を必要としませんから、心拍数も血圧も下がっています。 こうした心臓のはたらきや血圧は、自律神経によって自動的に調節されています。運動時や興奮状態にあるときは、交感神経が優位に働き、血圧が上がります。一方、安静時には副交感神経が優位となり、血圧は下がります。 日内変動 血圧は1日のなかで数値が変動します。 一般的には起床時に大きく上昇し、昼食時にピークとなります。夕方以降はゆるやかに低下し、睡眠時はもっとも低い状態で安定します。 日常の動作、行動、生活習慣など 血圧は食事、入浴、排泄、運動時などのほか、ストレスや喜怒哀楽などの興奮状態のときに上昇します。また、喫煙や飲酒などの生活習慣も、血圧を上昇させる大きな要因となります。 環境 血圧は、寒暖の差が激しいとき(10度以上の温度差)、季節の変わり目、冬の寒さなどのストレスによって上昇します。季節では、春から夏にかけては比較的低く、秋から冬にかけて高くなります。 ほかの病気との関連 血圧は脂質異常症、糖尿病、高尿酸血症、肥満、腎臓病、ホルモンの病気などと深い関連があります。 正常範囲を超えた血圧を長期間放置していると、血圧の負担のかかる血管や臓器が障害され、さまざまな合併症がおこってきます。 合併症をもたらす代表は、動脈硬化です。動脈硬化が進行すると、とくに脳、心臓、腎臓に深刻な合併症を引き起こします。 脳の血管の動脈硬化が進むと、脳出血や脳梗塞、くも膜下出血などの危険が高まります。また、心臓では、狭心症や心筋梗塞をおこしやすくなります。 いずれも命にかかわる重大な病気です。また、腎臓の細動脈や糸球体が硬化する腎硬化症では、腎機能の低下から腎不全に至ることもあります。 日本高血圧学会では、収縮期血圧140mmHg以上、拡張期血圧90mmHg以上を高血圧とし、治療の対象とされています。しかし、メタボリックシンドロームの診断基準では、収縮期血圧130mmHg以上、拡張期血圧85mmHg以上(いずれか、あるいは両方)であれば、内臓脂肪蓄積の改善をはじめとする生活改善が必要とされています。
“鼻”の2つのはたらき
鼻は、外側から見える「外鼻」と、孔の中の「鼻腔」とに大きく分けられます。 外鼻の中心を鼻背、目尻の間を鼻根、下方の先端を鼻尖、孔の周りを鼻翼といいます。鼻背の上3分の1ぐらいは骨で硬くなっていますが、それより下は軟骨でできています。 鼻孔から鼻腔に入った空気は、鼻道という空気の通り道を通ります。鼻道は、空気と一緒に吸い込まれた"ほこり"などが気管に入らないように鼻毛や粘膜に覆われており、これらのフィルター効果によって、ほこりを絡め取っています。 鼻腔は、鼻中隔によって左右に分けられて、さらに鼻甲介という横のひだで上、中、下3つに分かれています。鼻から吸い込んだ空気は鼻道・咽頭を通り、気管、肺へと進み、肺から出された空気は再び鼻道から体外へ出されます。 また、鼻中隔と鼻甲介は、毛細血管が通る粘膜に覆われています。鼻腔内では、毛細血管の熱を鼻孔から入った空気に伝えて温め、粘膜上皮から分泌される水分で空気に適度な湿気を与えています。このため、鼻道を通過した空気は、温度25~37℃、湿度35~80%の状態に調整されます。 上鼻道内の天井部の粘膜には、「嗅上皮」という切手1枚程度のスペースがあり、においを感知する嗅細胞が200万個も存在します。ここで"においの元"を感知します。 においの元は、空気とともに鼻から入ってくる化学物質です。 鼻腔内の粘液で融解された化学物質は、嗅上皮にある嗅細胞から出る"嗅小毛"という線毛にとらえられ、においの電気信号となります。 においの信号が、嗅球に伝達され、知覚します。さらに、大脳がこの信号を処理すると、においの識別が行われます。 鼻づまりなどをおこし、口で呼吸をしているときには、においがわからなくなります。これは、化学物質が嗅上皮に届かないことによって、においの信号が脳に届きにくいことからおこる現象です。