あくた‐もくた【芥もくた】
《「もくた」は「もくず(藻屑)」が「あくた」に引かれて音変化したものという》 1 何の役にも立たない、つまらないもの。無用なもの。「何のかのいふ—を、さらりとちくらが沖へ流して」〈おらが春〉 2...
あぶれ‐もの【溢れ者】
1 職を失った者。浪人。 2 無頼漢。ならず者。無用者。
ある‐ず【有る図】
[名・形動]《近世語》世間によくあること。ありふれていること。また、そのさま。「郭へちょっとなりともお出では御無用、御身のため悪しといふも—なやつ」〈黄・雁取帳〉
いか‐ず
《動詞「い(行)く」の未然形+打消しの助動詞「ず」から。近世上方語》 1 人情や情趣を解さないこと。また、その人。無粋。「この里の恋と情けと…をまろめし中にも、あんな—もありける」〈浮・好色盛衰...
いたずら‐ごと【徒言】
無意味な言葉。無用の言。「つれづれと—を書きつめて」〈千載・雑下・詞書〉
要らぬ
〔不要の〕needless, unnecessary;〔無用の〕useless;〔余分な〕superfluous;〔頼まれもしない〕uncalled-for要らぬ心配をするworry needl...
上積み
1〔積み荷の上にさらに積むこと〕上積みされた荷物the extra load/goods loaded at the topあと200キロをトラックに上積みするadd two hundred k...
口出し
interference口出しする interfere, meddle ((in, with))人のことに余計な口出しをしないでくださいDon't 「meddle in [interfere i...
くちだしする【口出しする】
interfere, meddle ((in, with))人のことに余計な口出しをしないでくださいDon't 「meddle in [interfere in/stick your nose...
他言
他言する tell others; let ((a secret)) out;《文》 divulge ((one's secret))他言は無用Keep it secret./Don't tel...
むえき【無益】
[共通する意味] ★役に立たないこと。[英] useless《形》[使い方]〔無益〕(名・形動)▽戦争は無益な行為だ▽無益な議論〔無用〕▽無用の机を片付ける▽無用の長物(ちょうぶつ)(=あっても...
むよう【無用】
[共通する意味] ★役に立たないこと。[英] useless《形》[使い方]〔無益〕(名・形動)▽戦争は無益な行為だ▽無益な議論〔無用〕▽無用の机を片付ける▽無用の長物(ちょうぶつ)(=あっても...
くちだし【口出し】
[共通する意味] ★他人のことに対して、よけいな行動をとること。[英] meddling[使い方]〔口出し〕スル▽よけいな口出しはしないでほしい〔お節介〕(名・形動)▽よけいなお節介はするな▽お...
そこづみ【底積み】
[共通する意味] ★荷物を他の荷物の下に積むこと。または、他の荷物の下に積まれた荷物。[英] the lower lay[使い方]〔下積み〕スル▽下積みされた荷物▽下積み無用〔底積み〕▽重い荷物...
ゆうえき【有益】
[共通する意味] ★あるものや、あることが利益に結びつく性質であること。[英] useful《形》[使い方]〔有益〕(名・形動)▽若者たちに有益な書物▽休暇を有益に過ごす〔有効〕(名・形動)▽休...
あめいせんそう【蛙鳴蝉噪】
無駄な表現が多く、内容の乏しい下手な議論や文章。無用の口論や下手な文章をいう。蛙かえるや蝉せみがやかましく鳴くように、騒がしいだけでなんの役にも立たないという意から。▽「噪」は騒がしく鳴く意。「蝉噪蛙鳴せんそうあめい」ともいう。
あめいせんそう【蛙鳴蟬噪】
蛙かえるや蟬せみがやかましく鳴き騒ぐ意から転じて、むだな表現が多い下手な文章やつまらない議論をさしていうことば。無用の口論についてもいう。
かろとうせん【夏炉冬扇】
時期はずれの無駄なもののたとえ。また、無用なもの、役に立たない言論や才能などのたとえ。夏の囲炉裏いろりと冬の扇うちわの意から。▽君主の信望・寵愛ちょうあいを失った者や、寵愛を失った宮女、恋人にすてられた女性のたとえとして用いられることもある。「冬扇夏炉とうせんかろ」ともいう。
がしろうひょう【画脂鏤氷】
内実がしっかりしていないのに外側、外面を飾っても無駄であるたとえ。また、苦労し努力しても効果のないたとえ。力を無用なところに用いること。あぶらに画えがき氷に彫刻する意から。▽「脂」はあぶら。「鏤」はほる、刻みつける意。「画」は「かく」とも読む。「氷」は「冰」とも書く。「脂あぶらに画えがき氷こおりに鏤(ちりば・きざ)む」と訓読する。
がだてんそく【画蛇添足】
無用で不必要なものをつけ足すこと。余計なもの。また、無用なものをつけ足してしくじること。蛇の絵を描いて、蛇にはない足をたし描く意から。▽略して「蛇足だそく」ともいう。「蛇」は「じゃ」とも読む。「蛇へびを画えがきて足あしを添そう」と訓読する。