きょう【狭〔狹〕】
[常用漢字] [音]キョウ(ケフ)(慣) [訓]せまい せばめる せばまる 1 間隔や範囲がせまい。「狭隘(きょうあい)・狭軌・狭義・狭窄(きょうさく)・狭小」 2 心にゆとりがない。「狭量/偏...
こう‐りょう【広量/宏量】
[名・形動] 1 度量が大きいこと。心のひろいこと。また、そのさま。「—な人物」⇔狭量。 2 「荒涼2」に同じ。「—の御使かな」〈今昔・二六・一七〉 3 「荒涼3」に同じ。「—して行くまじき...
しょう‐りょう【小量/少量】
[名・形動] 1 わずかな分量。「—の塩」⇔大量/多量。 2 (小量)度量が狭いこと。また、そのさま。狭量。「—な人物」⇔大量。
せば‐せば・し【狭狭し】
[形シク] 1 非常にせまい。せまくるしい。窮屈だ。「道—・しうて両方が険阻で」〈史記抄・孫呉伝〉 2 心がせまい。狭量だ。「大キナ国ヲ治ムル者ワ—・シウシテワカナワヌ」〈天草版金句集〉
へん‐きょう【偏狭/褊狭】
[名・形動] 1 自分だけの狭い考えにとらわれること。度量の小さいこと。また、そのさま。狭量。「—な考え方」「—な性格」 2 土地などがせまいこと。また、そのさま。狭小。「—な領土」 [派生]へ...
きょうりょう【狭量】
[共通する意味] ★心が狭いさま。[英] narrow-mindedness[使い方]〔狭量〕(名・形動)▽狭量な考え▽狭量な人〔狭隘〕(形動)▽狭隘な心〔偏狭〕(名・形動)▽偏狭な考え▽偏狭な...
きょうあい【狭隘】
[共通する意味] ★心が狭いさま。[英] narrow-mindedness[使い方]〔狭量〕(名・形動)▽狭量な考え▽狭量な人〔狭隘〕(形動)▽狭隘な心〔偏狭〕(名・形動)▽偏狭な考え▽偏狭な...
へんきょう【偏狭】
[共通する意味] ★心が狭いさま。[英] narrow-mindedness[使い方]〔狭量〕(名・形動)▽狭量な考え▽狭量な人〔狭隘〕(形動)▽狭隘な心〔偏狭〕(名・形動)▽偏狭な考え▽偏狭な...
しり【尻】
[共通する意味] ★胴体の後ろ、腰の下で肉が左右に盛り上がっている部分。または肛門(こうもん)のある辺り。[英] the buttocks[使い方]〔尻〕▽転んで尻をうつ▽尻ぬぐい(=後始末)▽...
こうりょう【広量】
[共通する意味] ★人の言動をよく受け入れる大きな心。また、度量の大きいこと。心の広いこと。[英] magnanimity; broad-mindedness[使い方]〔太っ腹〕(名・形動)▽太...
ぜんぴょういっぱん【全豹一斑】
もののごく一部を見て、全体を推測したり批評したりすることのたとえ。見識がきわめて狭いことのたとえ。▽「一斑」は豹ひょうの斑点の一つ。「全豹」は豹全体。転じて、物事の全容のこと。狭い管から豹をのぞき、見えた一つの斑点から豹全体を類推するという意。「一斑全豹いっぱんぜんぴょう」ともいう。
そくてんきょし【則天去私】
小さな私にとらわれず、身を天地自然にゆだねて生きて行くこと。▽「則天」は天地自然の法則や普遍的な妥当性に従うこと。「去私」は私心を捨て去ること。夏目漱石そうせきが晩年に理想とした境地を表した言葉で、宗教的な悟りを意味するとも、漱石の文学観とも解されている。「天てんに則のっとり私わたくしを去さる」と訓読する。