あか‐め【赤目/赤眼】
1 疲れ・病気などのため、赤く充血した目。 2 虹彩(こうさい)の色素が少なくて、眼底の血の色が透けて赤く見える目。白ウサギの目など。 3 フラッシュを使って撮影した写真で、瞳が赤く写ること。ま...
あかめけいげん‐きのう【赤目軽減機能】
フラッシュを使って撮影する際の赤目現象を軽減または防止するための機能。撮影前にフラッシュを予備発光させ、あらかじめ瞳孔を閉じさせてから撮影する。赤目軽減フラッシュ。赤目防止フラッシュ。赤目軽減発...
アトロピン【atropine】
アルカロイドの一。チョウセンアサガオ・ハシリドコロ・ヒヨス・ベラドンナなどの根や葉に含まれる。劇薬。副交感神経の興奮を抑制する作用があり、軽症では口が渇き、脈拍が速くなる。重症では顔が赤くなり、...
アルコール‐ちゅうどく【アルコール中毒】
多量の飲酒から生じるエチルアルコールの中毒。急性はアルコール飲料を一時に多量に飲んだときに起こり、人事不省、糞尿(ふんにょう)の失禁、いびき、瞳孔(どうこう)散大などを呈し、死亡することもある。...
えぶりまんしのゆうがなせいかつ【江分利満氏の優雅な生活】
山口瞳の小説。高度経済成長期のサラリーマンの姿をコミカルに描く。昭和36年(1961)より発表。昭和37年(1962)、第48回直木賞受賞。昭和38年(1963)、岡本喜八監督により映画化。
凝らす
1〔凝り固まらせる〕それは肩を凝らすようなきつい仕事であったThat was such hard work that it gave me a stiff neck.2〔集中させる〕彼女は瞳を凝...
冴え冴え
冴え冴えとした月a clear [bright] moon頭が冴え冴えとしてきたMy mind has started to click.深く冴え冴えとした瞳deep, shining eyes...
瞳孔
the pupil (of the eye)瞳孔が開いているThe pupils of the eyes are dilated.瞳孔反射a pupillary reflex
瞳
the pupil (of an eye)瞳を凝らすstare [gaze] (intently) ((at))
atropine
[名]《薬学》アトロピン(◇鎮痙ちんけい・瞳孔どうこう拡大用)atropineの派生語atropism名アトロピン中毒
め【目】
[共通する意味] ★人や動物に備わる、物を見る器官。[英] the eye[使い方]〔目〕▽目をあける▽寝不足で目が赤い▽驚いて目を丸くする〔眼〕▽まなこを閉じる▽ねぼけまなこ▽どんぐりまなこ〔...
につけ
[共通する意味] ★複数の事柄の例示を表わす。[使い方]〔~といい…といい〕▽(1)色白の肌といい、茶色がかった瞳といい、母親そっくりだ▽(2)給料が安いことといい、転勤があることといい、私の希...
きらり
[共通する意味] ★光り輝くさまを表わす語。[使い方]〔ぴかり〕(副)▽稲妻がぴかりと光る〔ぴかぴか〕(副・形動)スル▽靴をぴかぴかにする▽ライトがぴかぴか光る〔きらり〕(副)▽ダイヤモンドがき...
ぎらり
[共通する意味] ★光り輝くさまを表わす語。[使い方]〔ぴかり〕(副)▽稲妻がぴかりと光る〔ぴかぴか〕(副・形動)スル▽靴をぴかぴかにする▽ライトがぴかぴか光る〔きらり〕(副)▽ダイヤモンドがき...
きらきら
[共通する意味] ★光り輝くさまを表わす語。[使い方]〔ぴかり〕(副)▽稲妻がぴかりと光る〔ぴかぴか〕(副・形動)スル▽靴をぴかぴかにする▽ライトがぴかぴか光る〔きらり〕(副)▽ダイヤモンドがき...
きのした‐けいすけ【木下恵介】
[1912〜1998]映画監督。静岡の生まれ。本名、正吉。「花咲く港」で監督デビュー。庶民の生活や情感を温かなまなざしで描いた作品を多く残す。テレビでも情愛あふれたドラマを提供し人気を集めた。代...
たけひさ‐ゆめじ【竹久夢二】
[1884〜1934]画家・詩人。岡山の生まれ。本名、茂次郎。大きな瞳に愁いをたたえた、夢二式美人は一世を風靡(ふうび)し、多数の詩画集を世に送った。「宵待草」の作詩者としても有名。
つぼい‐さかえ【壺井栄】
[1900〜1967]小説家。香川県小豆島の生まれ。詩人壺井繁治と結婚後、プロレタリア文学運動に参加。作「暦」「柿の木のある家」「二十四の瞳」など。
はぶ‐げんせき【土生玄碩】
[1762〜1848]江戸後期の眼科医。安芸(あき)の人。名は義寿。シーボルトに散瞳薬を学び、代償として将軍家斉より拝領の葵の紋服を贈り、禁錮に処された。
やちぐさ‐かおる【八千草薫】
[1931〜2019]女優。大阪の生まれ。本名、谷口瞳。夫は映画監督の谷口千吉。宝塚歌劇団を経て映画界に進出すると、「宮本武蔵」「蝶々夫人」などに出演し幅広い人気を獲得。後年は舞台やテレビドラマ...
臓器や器官のはたらきを調整する「自律神経」
交感神経は、"昼の神経"とも呼ばれ、身体の活動時に優位になる神経です。 交感神経が働くと、瞳孔が拡大し、心拍は速くなり、血管は収縮して血圧を高め、体温が上昇する-など、からだが活性化し、活動しやすい状態になります。また、感情の起伏も激しくなります。 副交感神経は、"夜の神経"とも呼ばれ、身体の安静時に活動する神経です。からだを緊張から解きほぐし、休息させるようにはたらきます。 副交感神経が交感神経よりも優位に動き出すと、瞳孔は収縮し、心拍はゆっくりになり、血圧は低くなります。消化吸収機能も高まりからだに栄養がとり込まれます。からだだけでなく、精神面でも激しい感情や不安、悩みなどが抑えられて穏やかになり、睡眠など休息にふさわしい状態に移行します。 いわば、車のアクセルのような役割を果たす「交感神経」と、ブレーキのような役割を果たす「副交感神経」-。両者の相反する作用がバランスよく働くことで、からだは健康な状態を保つことができるのです。
目のしくみ
目は光によって物の色、形や遠近、動きなどを感じる感覚器です。 眼球の黒目を角膜、白目を強膜といいます。角膜の後方には眼球内に光を入れる瞳孔と、入る光の量を調整する虹彩があります。 瞳孔から入ってきた光は、水晶体とゼリー状の物質でできた硝子体を通って、いちばん奥の網膜に達します。網膜では映し出された明暗・形・色を視細胞が感知し、視神経を通して大脳に伝達します。 また、網膜の周囲には、脈絡膜、強膜など複数の膜があり、眼球を保護したり、栄養や酸素を与える役目を果たしています。 眼球は、6つの外眼筋という筋肉のはたらきにより、見たいと思う方向へ視線を制御しています。 視覚をつかさどり、人間が外界からキャッチする情報全体の約80%を処理する目は、感覚器のなかでもっとも重要な役目を担っています。そのため、目の周りには、眼球を保護するためのまぶた(眼瞼)や、まつげがあります。 眼球の表面を保護するまぶたは、数秒間に1回程度まばたきをして上眼瞼の裏側にある涙腺から分泌される涙で眼球の表面をうるおし、ほこりなどを洗い流します。 さらに、まつげも眼球に異物が入らないようガードし、根元のマイボーム腺(まぶたの裏にある皮脂腺)から油分を分泌して、角膜の表面を乾燥から守っています。