痛(いた)し痒(かゆ)し
《かけば痛いし、かかないとかゆい意から》二つの方法のどちらをとってもぐあいが悪く、どうしたらよいか迷う。また、ぐあいのよい面もあれば悪い面もあって、困る。
うき‐ごし【浮(き)腰】
1 重心が定まらない不安定な腰つき。へっぴり腰。「荷物の重さに—になる」 2 動揺したりして態度が落ち着かないこと。「強硬な反対にあって—になる」 3 柔道の技の一。相手を自分の後ろ腰に密着させ...
おち‐かた【遠方】
遠くの所。ずっと向こうの方。「この目は常に—にのみ迷うようなれど」〈鴎外・文づかひ〉
おもい‐まど・う【思い惑う】
[動ワ五(ハ四)]《上代は「おもいまとう」》心が迷う。あれこれ思い迷う。「自分の将来について—・う」
かか・える【抱える】
[動ア下一][文]かか・ふ[ハ下二] 1 物を囲むように腕を回して持つ。胸にだくようにして持つ。「ひざを—・えて座る」「包みを小脇に—・える」 2 自分の負担になるものをもつ。厄介なもの、世話を...
まよう【迷う】
[共通する意味] ★どうしてよいかわからなくなる。[英] to be puzzled[使い方]〔迷う〕(ワ五)▽道に迷う▽どちらが良いかと迷う▽心が迷う〔惑う〕(ワ五)▽心が惑う▽四十にして惑わ...
とまどう【と惑う】
[共通する意味] ★どうしてよいかわからなくなる。[英] to be puzzled[使い方]〔迷う〕(ワ五)▽道に迷う▽どちらが良いかと迷う▽心が迷う〔惑う〕(ワ五)▽心が惑う▽四十にして惑わ...
まどう【惑う】
[共通する意味] ★どうしてよいかわからなくなる。[英] to be puzzled[使い方]〔迷う〕(ワ五)▽道に迷う▽どちらが良いかと迷う▽心が迷う〔惑う〕(ワ五)▽心が惑う▽四十にして惑わ...
ろとう【路頭】
[共通する意味] ★道のほとり。[英] the roadside[使い方]〔道端〕▽道端にしゃがみこむ▽道端で立ち話をする〔辻〕▽辻説法▽辻商い▽辻演説〔路頭〕▽路頭に迷う(=生活の手段を失い、...
みちばた【道端】
[共通する意味] ★道のほとり。[英] the roadside[使い方]〔道端〕▽道端にしゃがみこむ▽道端で立ち話をする〔辻〕▽辻説法▽辻商い▽辻演説〔路頭〕▽路頭に迷う(=生活の手段を失い、...
うこさべん【右顧左眄】
右を見たり左を見たりして、ためらい迷うこと。また、まわりの情勢や周囲の思惑・意見を気にして、なかなか決断できないでいること。▽「顧」は気にかけて振り返る、気になって見る意。「眄」は気にかけて流し目でちらりと見ること。「左眄右顧さべんうこ」ともいう。
ごりむちゅう【五里霧中】
物事の様子や手掛かりがつかめず、方針や見込みが立たず困ること。また、そうした状態。五里にもわたる深い霧の中にいる意から。事情などがはっきりしない中、手探りで何かをする意にも用いる。▽「五里霧」は五里四方に立ち込める深い霧。
しゅじょうさいど【衆生済度】
仏道によって、生きているものすべてを迷いの中から救済し、悟りを得させること。▽仏教語。「衆生」は生きとし生けるもの。人間を含むすべての生きもの。「済度」は迷う衆生を悟りの境地に導くこと。
たきぼうよう【多岐亡羊】
枝道が多いため逃げた羊を見失うように、どれを選んだらよいのか思案にあまることのたとえ。道を求める者が末節にこだわり、真理に到達し難いこと。学問の道があまりに細分化しすぎ、真理が見失われがちになるたとえ。▽「岐」は枝道・分かれ道。「亡」は逃げる意。「岐き多おおくして羊ひつじを亡うしなう」と訓読する。
はんしんはんぎ【半信半疑】
半分は信じているが、半分は疑っている状態。うそか本当か判断に迷う様子。