あき‐の‐しも【秋の霜】
1 晩秋に降りる霜。《季 秋》「生涯に一度の旅程—/蛇笏」 2 白髪のたとえ。「数ふれば四十あまりの—身のふり行かむ果てを知らばや」〈後拾遺・雑秋〉 3 《「秋霜(しゅうそう)」を訓読みにした語...
頭(あたま)が切(き)・れる
物の考え方が鋭い。問題をみごとにすばやく解決できる。頭の回転が速い。
あっき‐がい【悪鬼貝】
アッキガイ科の巻き貝。暖海の水深20〜50メートルの砂泥底にすむ。殻高17センチくらい。貝殻は円錐形で下部に長く水管が伸び、長大で鋭いとげが3列ある。肉は食用、殻は観賞用。あくきがい。
あび【阿比】
アビ目アビ科の鳥。全長63センチくらい。背面は灰黒色で小白斑がある。くちばしは細長く鋭い。冬に日本海域に飛来し、遊泳・潜水が巧みで、魚などを捕食。アビ科にはオオハム・シロエリオオハムなどが含まれ...
あり‐くい【蟻食/食蟻獣】
貧歯目アリクイ科の哺乳類の総称。体長20〜120センチ。口先が長く、歯は退化し、細長い舌でアリを捕食。前肢に4本、後肢に5本ある爪は長く鋭い。オオアリクイ・コアリクイ・ヒメアリクイの3属4種が中...
射竦める
人を射すくめるような目glaring, forbidding eyes私は父の鋭い眼光に射すくめられたI cowered before my father's piercing eyes./I ...
受け身
1〔守勢〕the defensive受け身になる be [act] on the defensive上司の鋭い質問に受け身になったHe was put on the defensive by h...
うけみになる【受け身になる】
be [act] on the defensive上司の鋭い質問に受け身になったHe was put on the defensive by his boss's biting questions.
打ち負かす
defeat ⇒まかす(負かす)本塁打攻勢で相手を打ち負かしたWe crushed [defeated] our opponents with home runs.彼は鋭い舌鋒ぜっぽうで論敵を打...
鋭敏
1〔才知が鋭い様子〕鋭敏な sharp; keen鋭敏な若手経営者a sharp young executive頭脳の鋭敏な人a sharp-witted man2〔感覚が鋭い様子〕鋭敏な ke...
シャープ
[共通する意味] ★頭脳などの働きがすばやくすぐれているさま。[使い方]〔鋭い〕(形)▽鋭い観察眼を持った人▽彼女は勘が鋭い〔シャープ〕(形動)▽彼の論理はなかなかシャープだ〔鋭利〕(形動)▽彼...
するどい【鋭い】
[共通する意味] ★頭脳などの働きがすばやくすぐれているさま。[使い方]〔鋭い〕(形)▽鋭い観察眼を持った人▽彼女は勘が鋭い〔シャープ〕(形動)▽彼の論理はなかなかシャープだ〔鋭利〕(形動)▽彼...
えいり【鋭利】
[共通する意味] ★頭脳などの働きがすばやくすぐれているさま。[使い方]〔鋭い〕(形)▽鋭い観察眼を持った人▽彼女は勘が鋭い〔シャープ〕(形動)▽彼の論理はなかなかシャープだ〔鋭利〕(形動)▽彼...
とげ
[共通する意味] ★植物の表面にある堅くて鋭い突起物。[英] a thorn[使い方]〔とげ〕▽薔薇(ばら)のとげ▽柊(ひいらぎ)の葉のとげ〔いが〕▽栗(くり)のいが[使い分け]【1】「とげ」は...
いが
[共通する意味] ★植物の表面にある堅くて鋭い突起物。[英] a thorn[使い方]〔とげ〕▽薔薇(ばら)のとげ▽柊(ひいらぎ)の葉のとげ〔いが〕▽栗(くり)のいが[使い分け]【1】「とげ」は...
えんもくとじ【鳶目兎耳】
トビの目は遠くのことまで目ざとく見つけることができ、兎の耳はどんな小さな音もよく聞こえるという意で、そのような目と耳を持った鋭い人。
がんこうしはい【眼光紙背】
読書の理解力がきわめて鋭いことのたとえ。書物を読んで、その深意をつかみとることにいう。
けんこうりへい【堅甲利兵】
非常に強い兵力のこと。▽「甲」はよろい、また、よろいを身につけた兵士。「利」は鋭い意。「兵」は武器のこと。堅固なよろいと鋭利な武器の意。
こしたんたん【虎視眈眈】
強い者が機会をねらって形勢をうかがっているさま。とらが獲物をねらって、鋭い目でじっと見下ろす意から。▽「虎視」はとらが獲物をねらい見ること。「眈眈」はとらが見下ろすさま。ねらい見るさま。
しでんいっせん【紫電一閃】
事態の急激な変化の形容。研ぎ澄まされた剣をひと振りするとき、一瞬ひらめく鋭い光の意から。▽「紫電」は研ぎ澄まされた剣をひと振りするときにひらめく鋭い光。「一閃」は一瞬のひらめき。さっとひらめくこと。
いのうえ‐ひさし【井上ひさし】
[1934〜2010]小説家・劇作家。山形の生まれ。本名、廈(ひさし)。独自のユーモア感覚と鋭い風刺で幅広い読者層を得る。「手鎖心中」で直木賞受賞。昭和58年(1983)劇団こまつ座の座付作者と...
いぶせ‐ますじ【井伏鱒二】
[1898〜1993]小説家。広島の生まれ。本名、満寿二。庶民的なペーソスとユーモアの中に鋭い風刺精神を込めた独特な作風を持つ。「ジョン万次郎漂流記」で直木賞受賞。他に「山椒魚」「多甚古村」「黒...
エレンブルグ【Il'ya Grigor'evich Erenburg】
[1891〜1967]ソ連の小説家。たびたび西欧に滞在。鋭い時代感覚と柔軟な知性をもって多彩な文学活動を展開。小説「トラストDE」「パリ陥落」「嵐」「第九の波」「雪解け」、回想録「人間・歳月・生...
おおにし‐きょじん【大西巨人】
[1919〜2014]小説家・批評家。福岡の生まれ。本名、巨人(のりと)。新聞社勤務を経て、対馬要塞重砲兵連隊に入隊。戦後「近代文学」同人となる。昭和27年(1952)、評論「俗情との結託」で野...
おかもと‐いっぺい【岡本一平】
[1886〜1948]洋画家・漫画家。北海道の生まれ。東京朝日新聞社に入社、漫画担当となり、鋭い描写と警句で社会や政治を風刺した。現代漫画の創始者。かの子は妻。