いだし‐ぐるま【出車】
盛儀の出行の際の装飾として、出衣(いだしぎぬ)を施した牛車(ぎっしゃ)。また、随行の女房の装束の裾を出衣とした牛車。「八省に立て続けたる—どもの袖口、色あひも、目馴れぬさまに」〈源・賢木〉
かぶと‐かけ【兜掛(け)】
兜を掛けておく台。陣中用と座敷用の飾り台とがある。陣中用は、等身の柄に兜の鉢裏を支える丸板をつけ、その下に緒搦みの横手をつけたもの。これに兜をのせて、兜持ち従者が持って主将に随行した。兜立て。
かんりん‐まる【咸臨丸】
江戸幕府が安政4年(1857)にオランダで建造させた木造・3本マストの蒸気軍艦。原名ヤパン。排水量625トン、機関100馬力、備砲12門。幕府海軍の練習艦として用いられた。万延元年(1860)勝...
けんじ‐どうざ【剣璽動座】
天皇が行幸する際に、侍従が三種の神器のうち剣(天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ))と璽(八尺瓊曲玉(やさかにのまがたま))を携えて随行すること。
こう【行】
[音]コウ(カウ)(漢) ギョウ(ギャウ)(呉) アン(唐) [訓]いく ゆく おこなう [学習漢字]2年 〈コウ〉 1 ゆく。ゆかせる。「行軍・行進/移行・運行・逆行・血行・徐行・進行・随行...
一行
party;group;delegation《代表団》;entourage《側近、随行陣》
随行
随行する accompany;《文》 attend ((an important person on a journey))彼は首相に随行してオーストラリアを訪れたHe visited Aust...
ずいこういん【随行員】
a member of a person's party随行員に女性が2名加えられたTwo women were included 「in the party [《文》 among the me...
ずいこうする【随行する】
accompany;《文》 attend ((an important person on a journey))彼は首相に随行してオーストラリアを訪れたHe visited Australi...
随伴
1〔随行〕 ⇒ずいこう(随行)2〔ある事柄に伴って起こること〕随伴する accompany随伴現象「an accompanying [《文》 a concomitant] phenomenon随...
したがう【従う】
[共通する意味] ★人などのそばを離れないようにして行く。[英] to attend[使い方]〔従う〕(ワ五)〔随行〕スル〔付く〕(カ五)[使い分け]【1】「従う」は、目上の人のそばを離れないよ...
つく【付く】
[共通する意味] ★人などのそばを離れないようにして行く。[英] to attend[使い方]〔従う〕(ワ五)〔随行〕スル〔付く〕(カ五)[使い分け]【1】「従う」は、目上の人のそばを離れないよ...
ずいこう【随行】
[共通する意味] ★人などのそばを離れないようにして行く。[英] to attend[使い方]〔従う〕(ワ五)〔随行〕スル〔付く〕(カ五)[使い分け]【1】「従う」は、目上の人のそばを離れないよ...
かわい‐そら【河合曽良】
[1649〜1710]江戸前期の俳人。信濃の人。旧姓、岩波。芭蕉の弟子で、「奥の細道」の旅に随行、その時の日記を残した。句集に「雪まろげ」がある。
ぎしん【義真】
[781〜833]平安前期の天台宗の僧。延暦寺第1世座主(ざす)。相模の人。最澄に師事し、随行して入唐。帰国後、延暦寺の建立に協力し、師の没後、戒壇院を設立。修禅大師。
ささき‐たかゆき【佐々木高行】
[1830〜1910]政治家。土佐の人。大政奉還運動に参加。明治維新後、新政府に加わり、岩倉遣外使節団に随行。宮中で勢力を有し、日記「保古飛呂比(ほごひろい)」を残した。
たかむこ‐の‐くろまろ【高向玄理】
[?〜654]飛鳥(あすか)時代の朝臣。渡来人の子孫。遣隋使小野妹子(おののいもこ)に随行。帰国後、僧旻(そうみん)とともに国博士(くにはかせ)に任ぜられ、大化の改新政府の重臣となった。のち、遣...
たなか‐ふじまろ【田中不二麿】
[1845〜1909]政治家。愛知の生まれ。岩倉使節団に随行して欧米の教育制度を調査。帰国後、文部大輔として学制の改革を企図した教育令を制定。のち司法卿・枢密顧問官・法相などを歴任。