驥尾(きび)に付(ふ)・す
《青蠅が名馬の尾につかまって1日で千里の遠方に行ったという、「史記」伯夷伝の故事から》すぐれた人に従って行けば、何かはなしとげられる。先達を見習って行動することを、へりくだった気持ちでいう言葉。...
きび‐の‐なかやま【吉備の中山】
岡山市西部にある吉備津神社の後方の山。[歌枕]「まがねふく—帯にせる細谷河の音のさやけさ」〈古今・神遊びの歌〉
きび‐の‐まきび【吉備真備】
[695〜775]奈良時代の政治家・学者。本姓は下道(しもつみち)氏。吉備の豪族の出身。唐に留学、諸学を学ぶ。帰朝後、橘諸兄(たちばなのもろえ)のもとで活躍。藤原仲麻呂に疎まれ筑前守に左遷。その...
キビバイト【kibibyte/KiB】
コンピューターで扱う情報量や記憶容量の単位の一。210(1024)バイト。 [補説]もとは210バイトを表す単位はキロバイト(KB)だったが、これが1000ちょうどの103バイトも意味するようになっ...
きび‐もち【黍餅】
モチキビの実を蒸してついた餅。また、キビの実をもち米にまぜてついた餅。
きびゅう‐ほう【帰謬法】
⇒背理法(はいりほう)
き‐びょう【奇病】
珍しい病気。また、原因や治療法のわかっていない病気。
き‐びょう【鬼病】
鬼神にとりつかれたかと思われるような奇妙な病気。「忽ちに—に遇ひて死去せし時に」〈万・三六八八・題詞〉
き‐びょうし【黄表紙】
《表紙が黄色であったところから》江戸後期の草双紙の一。しゃれと風刺に特色をもち、絵を主として余白に文章をつづった大人向きの絵物語。安永(1772〜1781)から文化(1804〜1818)にわたり...
きび‐よ・い【気味好い】
[形][文]きびよ・し[ク]「きみよい」に同じ。「御神楽(みかぐら)だけの事はありしも—・し」〈露伴・五重塔〉