しげ‐み【茂み/繁み】
草木の生い茂っている所。「葦(あし)の—」《季 夏》
しげやま【茂山】
姓氏の一。 [補説]「茂山」姓の人物茂山千作(しげやませんさく)茂山弥五郎(しげやまやごろう)
しげやま‐せんさく【茂山千作】
[1919〜2013]狂言師。4世。大蔵流。京都の生まれ。本名、茂山七五三(しめ)。明朗な狂言で知られ、天衣無縫な芸で新作狂言などにも取り組んだ。芸術院会員、人間国宝。平成19年(2007)文化...
しげやま‐やごろう【茂山弥五郎】
⇒善竹弥五郎(ぜんちくやごろう)
しげり【茂り/繁り】
草木などが生い茂ること。また、茂った所。しげみ。「青葉の—」《季 夏》「山伏の法螺(ほら)吹立つる—かな/子規」
しげり‐あ・う【茂り合う/繁り合う】
[動ワ五(ハ四)]草や葉が重なって茂る。「下草が—・う」
しげ・る【茂る/繁る】
[動ラ五(四)]草木が生長して、枝葉がたくさん生え出る。盛んに生える。「若葉が—・る」「雑草が—・る」《季 夏》
しみ‐さ・ぶ【茂みさぶ】
[動バ上二]こんもりと茂る。草木が繁茂する。「大和の青香具山は日の経(たて)の大き御門に春山と—・び立てり」〈万・五二〉
しみ‐に【茂みに】
[副]すきまなくいっぱいに。「梅の花み山と—ありともやかくのみ君は見れど飽かにせむ」〈万・三九〇二〉
しみみ‐に【茂みみに】
[副]密に。ぎっしりと。「忘れ草垣も—植ゑたれど」〈万・三〇六二〉