も【茂】
[常用漢字] [音]モ(呉) [訓]しげる 草木がしげる。「繁茂」 [名のり]あり・いかし・し・しげ・しげい・しげみ・たか・とお・とも・とよ・もち・もと・ゆた
もきちしゅうか【茂吉秀歌】
塚本邦雄による斎藤茂吉の歌論。全5巻。いずれも茂吉の作品から100首をとりあげて、評釈をつけたもの。第1巻の「『赤光』百首」は昭和52年(1977)刊行、最終巻の「『霜』『小園』『白き山』『つき...
もきちばんねん【茂吉晩年】
北杜夫による斎藤茂吉の評伝。「青年茂吉」「壮年茂吉」「茂吉彷徨」に続く茂吉評伝四部作の最後の作品。平成10年(1998)刊。同年、第25回大仏次郎賞を受賞。
もきちほうこう【茂吉彷徨】
北杜夫による斎藤茂吉の評伝。平成8年(1996)刊。茂吉評伝四部作の第3作。この四部作により、平成10年(1998)第25回大仏次郎賞を受賞。→青年茂吉 →壮年茂吉 →茂吉晩年
もぎかいざん‐かいいき【茂木海山海域】
八丈島の東方、日本の排他的経済水域に隣接した海域。日本が国連に大陸棚延伸を申請したが、平成24年(2012)の大陸棚限界委員会では認められなかった。
も・し【茂し】
[形ク]草木が生い茂っている。繁茂している。「水(みな)伝ふ磯の浦廻(うらみ)の石(いは)つつじ—・く咲く道をまたも見むかも」〈万・一八五〉
もし‐りゅう【茂師竜】
昭和53年(1978)に、岩手県下閉伊(しもへい)郡岩泉町茂師で発見された化石の俗称。大型恐竜の上腕骨の一部とみられ、日本国内で発掘された初の恐竜化石とされる。
も‐せい【茂生】
[名](スル)生い茂ること。「一面に軟草、—したり」〈竜渓・経国美談〉
もった‐みさき【茂津多岬】
北海道南西部、渡島(おしま)半島にある岬。日本海に面し、海岸一帯は狩場茂津多道立自然公園に指定されている。
もてぎ‐は【茂木派】
自由民主党の派閥の一。平成研究会の令和3年(2021)以降の通称。前会長竹下亘(わたる)の死去に伴い、茂木(もてぎ)敏充が継承した。