なでもの‐づかい【撫物使】
室町幕府の職名。将軍のために祈祷(きとう)を行うとき、撫で物を寺社へ持っていったり、河原で祓(はら)い棄(す)てたりする役。贖物役(あがものやく)。
なさ・れる【為される】
[動ラ下一][文]なさ・る[ラ下二] 1 「なさる1」に同じ。「そんなにあわててどう—・れたのですか」 2 「なさる2」に同じ。「どうぞお召しあがり—・れませ」
ナイアガラ‐の‐たき【ナイアガラの滝】
《Niagara》米国とカナダの国境にある大きな滝。エリー湖からオンタリオ湖へ流れるナイアガラ川にかかる。ゴート島とルナ島で3分され、西からカナダ滝(落差53メートル、幅670メートル)、ブライ...
どん‐どん
[副] 1 物を続けざまに強く打ったり大きく鳴らしたりする音を表す語。「扉を乱暴に—(と)たたく」「花火が—(と)あがる」 2 物事が勢いよく進行するさま。また、物事をためらわないでするさま。「...
ならく‐の‐そこ【奈落の底】
1 地獄の底。「—へ突き落とされる」 2 抜け出すことのできない、どうにもならない状態。「極貧の—からはいあがる」 3 物事の最終。果ての果て。「つぎかけ、つぎかけ。—まで飲み伏せ」〈浄・会稽山〉
とりい‐とうげ【鳥居峠】
群馬県吾妻(あがつま)郡と長野県上田市との境の峠。標高1362メートル。 長野県西部、木曽郡木祖(きそ)村にある峠。標高1197メートル。太平洋側と日本海側の分水界をなす。中山道の奈良井(な...
とり‐のぼ・せる【取(り)上せる】
[動サ下一][文]とりのぼ・す[サ下二]興奮のあまり、分別を失う。逆上する。また、のぼせあがる。「耳まで真赤に—・せた彼女の目が」〈有島・宣言〉
とり‐つ・める【取(り)詰める】
[動マ下一][文]とりつ・む[マ下二] 1 ひどく思い悩む。思い詰める。「胸も張り裂けるばかりに—・めて」〈紅葉・多情多恨〉 2 逆上する。のぼせあがる。「若い主(あるじ)が—・めたようになって...
トリプラ【Tripura】
インド東部にある州。バングラデシュに突出し、東以外の三方を同国に囲まれている。英領時代はトリプラ藩王国が支配していた。州都はアガルタラ。
トロイア‐せんそう【トロイア戦争】
ホメロスの英雄叙事詩「イリアス」に語られる、ギリシャとトロイアとの戦争。トロイアの王子パリスに誘拐されたスパルタ王妃ヘレネ奪還のため、ギリシャ連合軍がアガメムノンを総帥として10年間攻撃。最後に...