あき‐の‐ななくさ【秋の七草】
秋を代表する七つの草花。萩・尾花・葛(くず)・撫子(なでしこ)・女郎花(おみなえし)・藤袴(ふじばかま)・桔梗(ききょう)。《季 秋》→春の七草 [補説]万葉集の山上憶良の歌では、桔梗の代わりに...
あき‐の‐なぬか【秋の七日】
陰暦7月7日。七夕。「天の川岩こす波の立ちゐつつ—の今日をしぞ待つ」〈後撰・秋上〉
あきのにほん【秋の日本】
《(フランス)Japoneries d'automn》フランスの作家、ピエール=ロチによる文明開化期の日本滞在記。1885年9月から11月にかけて、神戸・横浜・京都・東京などに海軍将校として滞在...
あきのねこ【秋の猫】
藤堂志津子の短編小説集。平成14年(2002)刊。表題作のほか、「ドルフィン・ハウス」「幸運の犬」など、動物と人との関わりを主題とする作品全5作を収める。平成15年(2003)、第16回柴田錬三...
あき‐の‐のげし【秋の野芥子】
キク科の越年草。山野に生え、高さ1.5〜2メートル。葉は細長い楕円形で深い切れ込みがあり、秋、黄色の花を多数つける。
あき‐の‐はな【秋の花】
菊のこと。
あきのひ【秋の日】
江戸後期の俳諧集。加藤暁台(かとうきょうたい)編。1冊。安永元年(1772)刊。蕉風(しょうふう)の中興を目ざし、「冬の日」にならって編集された。
あきのひとみ【秋の瞳】
八木重吉の処女詩集。大正14年(1925)刊。
秋(あき)の日(ひ)は釣瓶(つるべ)落(お)とし
秋の日が急に沈むことを、井戸に落とす釣瓶にたとえていう言葉。
あき‐の‐みや【秋の宮】
《中国で、皇后の御殿を長秋宮(ちょうしゅうきゅう)と呼んだことから》皇后の住む御殿。また、皇后。