あき‐ぐち【秋口】
秋の初め。秋になったばかりのころ。《季 秋》「—のすはやとおもふ通り雨/蛇笏」
あき‐ぐみ【秋茱萸】
グミ科の落葉低木。高さ約3メートル。葉は銀白色の鱗片(りんぺん)で覆われる。初夏に黄色の花をつける。実は秋に赤く熟し、食用。《季 秋》
あき‐ぐるま【空き車】
人や物をのせていない車。からぐるま。くうしゃ。
あきこまんだら【晶子曼陀羅】
佐藤春夫の長編小説。昭和29年(1954)3月から6月にかけて「毎日新聞」に連載。同年9月刊行。与謝野晶子の伝記小説。同年、第6回読売文学賞小説賞受賞。
あき‐ご【秋蚕】
7月下旬以降に飼育される蚕。しゅうさん。《季 秋》→春蚕 →夏蚕
あき‐ごえ【秋肥】
8月から10月ごろまでに施す肥料。
あき‐さく【秋作】
1 秋に栽培する作物。 2 秋に収穫する作物。特に、稲。
あき‐さけ【秋鮭】
《「あきざけ」とも》秋に、産卵のため生まれた川に戻る前の沿岸で漁獲されるサケ。身に脂が少ないのが特徴。→時知らず2
あき‐さば【秋鯖】
秋から冬にかけて、脂がのって美味となったサバ。《季 秋》
あき‐さ・ぶ【秋さぶ】
[動バ上二]めっきり秋らしくなる。秋めく。《季 秋》「夕日さす外山の梢—・びて麓の小田も色づきにけり」〈風雅・秋中〉