そそり‐あ・ぐ
[動ガ下二] 1 揺すって高く上げる。「—・げよ、揺(ゆす)り上げ」〈神楽・早歌〉 2 おだてあげる。あおりたてる。「捌け過ぎたる近習が、—・げたる太鼓口」〈浄・鎌倉三代記〉
そそり‐た・てる【そそり立てる】
[動タ下一][文]そそりた・つ[タ下二] 1 ある気持ちをしきりに起こさせる。あおり立てる。「好奇心が—・てられた」 2 おだてあげる。騒ぎたてる。「瑞相(ずいさう)めでたしめでたしと—・つれば...
つくり‐な・す【作り成す/作り為す】
[動サ四]そのような状態につくりあげる。「前栽の草木まで、心のままならず—・せるは」〈徒然・一〇〉
つこう‐まつ・る【仕る】
[動ラ四]《「つかえまつる」の音変化で、主として平安時代に用いた》 1 「仕える」の謙譲語。 ㋐お仕え申し上げる。「昔、二条の后に—・る男ありけり」〈伊勢・九五〉 ㋑お供申し上げる。奉仕する。「...
ひ‐きん【卑近】
[名・形動]身近でありふれていること。高尚でなくわかりやすいこと。また、そのさま。「—な例をあげる」
ぬ・る【塗る】
[動ラ五(四)] 1 物の表面に塗料や液状のものなどをこするようにしてつける。「患部に薬を—・る」「パンにジャムを—・る」 2 壁土や漆喰(しっくい)などをこすってつけて、壁や塀などをつくりあげ...
なに‐なに【何何】
[代]不定称の指示代名詞。不明なものや不確定なものを並べあげるのに用いる。何と何。また、一つ一つの内容を具体的に記す必要のないときに用いる。「遠足には—を用意したらいいのか」「第一条—、第二条...
にほんのシュールレアリスム【日本のシュールレアリスム】
詩人、飯島耕一の評論集。昭和38年(1963)刊行。ブルトン、ダリ、安部公房、滝口修造など、ダダシュールレアリスムの芸術家をとりあげる。
な・す【成す】
[動サ五(四)] 1 (「為す」とも書く)ある行為をする。「無益の事を—・す」「—・すすべもなく敗れる」「国のこといとよく—・したりければ」〈落窪・四〉 2 物を作りあげる。仕上げる。また、事を...
のろし【狼煙/烽火】
1 合図や警報のために、薪(たきぎ)・火薬などを用いて高くあげる煙。とぶひ。ろうえん。 2 一つの大きな動きのきっかけとなるような、目立った行動。「改革の—が上がる」