あさ‐だいもく【朝題目】
天台宗で、朝、法華経を読んで行う法華懺法(ほっけせんぼう)のこと。
朝題目(あさだいもく)に夕念仏(ゆうねんぶつ)
⇒朝題目に宵念仏
朝題目(あさだいもく)に宵念仏(よいねんぶつ)
天台宗で、朝、法華懺法を行い、夕に念仏を唱える例時作法を修すること。転じて、定見のないことのたとえ。朝題目に夕念仏。
あさ‐だち【朝立ち】
[名](スル) 1 朝、家を出ること。朝早く旅立つこと。「—して昼までに目的地に着く」 2 政治家などが、朝の通勤時間帯に、駅前などの人通りの多いところで演説をすること。 3 朝、男性が目覚めた...
あさ‐だ・つ【朝立つ】
[動タ四]朝早く旅立つ。「旅衣—・つ人はたゆむなり霧に曇れる明け暮れの空」〈風雅・旅〉
あさ‐ちゃ【朝茶】
《「あさぢゃ」とも》 1 「朝の茶事」の略。 2 朝食として食べる茶がゆ。茶の子。 3 朝、特に朝食前に飲む茶。これを飲むと、その日の災害を免れ、福を得るといわれる。〈日葡〉
あさ‐ぢえ【浅知恵】
あさはかな考え。
あさって【明後日】
《「あさて」の音変化》 1 明日の次の日。みょうごにち。 2 見当違いであること。向くべき方向や判断を誤っていること。「—の方向に走り出す」「—の方を向く」
あさってのひと【アサッテの人】
諏訪哲史の小説。平成19年(2007)発表。同年、第50回群像新人文学賞、第137回芥川賞受賞。
あさっ‐ぱら【朝っ腹】
《「あさはら」の促音添加》早朝。きわめて朝早く。「あさっぱらから」の形で、もっと遅く起こるべき事柄が朝早く起こってしまった、というような非難する意を含めていうことが多い。「—から何の用だ」