朝(あした)に夕(ゆう)べを謀(はか)らず
《「春秋左伝」昭公元年から》朝にその日の夕方のことを考えないの意から、先のことを考えない、また、考える余裕がないことをいう。朝に夕べを慮(おもんぱか)らず。
あした‐の‐つゆ【朝の露】
朝、草葉に置いた露。はかない人生のたとえに用いる。「—に異ならぬ世を」〈源・夕顔〉
あした‐の‐はら【朝原】
奈良県北西部、北葛城郡王寺町から香芝町にかけての丘陵。「片岡の朝の原」と続けて詠まれた歌が多い。[歌枕]「明日からは若菜つまむと片岡の—は今日ぞ焼くめる」〈拾遺・春〉
あしたのブルドッグ【明日のブルドッグ】
高橋三千綱の小説。傷ついたオオタカとブルドッグの、種を超えた交流を描くファンタジー。平成18年(2006)刊。
明日(あした)は明日(あした)の風(かぜ)が吹(ふ)く
明日はまた、別の成り行きになるので、くよくよするな、の意。
あした‐ば【明日葉/鹹草】
セリ科の多年草。海岸近くに生え、高さ約1メートル。茎や葉を切ると黄色い汁が出る。葉は複葉で厚く、冬でも緑色。秋、多数の黄色い小花が集まって咲く。葉を摘んでも翌日若葉が出てくるほど強いので、この名...
あしたれ‐ぼし【足垂れ星】
二十八宿の一、尾宿(びしゅく)の和名。→尾(び)