あつら・える【誂える】
[動ア下一][文]あつら・ふ[ハ下二] 1 自分の思いどおりに作らせる。注文して作らせる。「洋服を—・える」「寿司を—・える」 2 人に頼んでさせる。「佐用氏(さようじ)にゆきて老母の介抱(いた...
うって‐つけ【打って付け】
[名・形動]物事がぴったりと当てはまること。また、そのさま。あつらえ向き。「—な役柄」「この仕事は君に—だ」
お‐あつらえ【御誂え】
1 あつらえる人を敬って、その注文をいう語。御注文。「—の品」 2 希望どおりであること。「新婚生活に—のアパート」
くっ‐きょう【究竟】
《「くきょう」の促音添加》 [名・形動] 1 きわめて力の強いこと。すぐれていること。また、そのさま。屈強。「跡に残ったのは—の若者ばかりである」〈鴎外・阿部一族〉 2 たいへん好都合であるこ...
こす
[助動][こせ|○|こす|○|○|こせ(こそ)]《上代語》動詞の連用形に付く。他に対してあつらえ望む意を表す。…てほしい。「我(あれ)ゆ後生まれむ人は我(あ)がごとく恋する道に会ひこすなゆめ」〈...
やすけ【弥助】
《「義経千本桜」に登場する鮨屋(すしや)の名から》鮨の異称。「朝飯がすすまずば後刻(のちかた)に—でも誂(あつら)えようか」〈一葉・たけくらべ〉
ピッツ‐ベルニーナ【Piz Bernina】
イタリア・スイス国境にあるベルニーナアルプスの最高峰。標高4049メートル。1850年、スイスのヨハン=コアツらが初登頂に成功。美しい山容で知られ、ビアンコグラートとよばれる北稜が有名。ピッツベ...
ビスポーク【bespoke】
《bespeakの過去・過去分詞形》注文品であること。あつらえて作ること。注文服や注文靴のこと。
ひゃく‐だんな【百檀那/百旦那】
盆暮れや法事のときなどの布施(ふせ)に、100文くらいしか出さない檀家(だんか)。「—粗砥(あらと)ほどな(=墓石)をあつらへる」〈柳多留・一二〉
でき‐あい【出来合(い)】
1 注文を受けて作るのではなく、すでに作ってあること。また、その品。既製。「—の服」「—で間に合わせる」⇔誂(あつら)え。 2 男女がひそかに情を通じること。密通。 3 「出来合い夫婦」の略。 ...