ちょう‐だい【帳台/帳代】
1 寝殿造りの母屋内に設けられる調度の一。浜床(はまゆか)という正方形の台の上に畳を敷き、四隅に柱を立てて帳(とばり)を垂らしたもの。貴人の寝所または座所とした。御帳台(みちょうだい)。帳。 2...
ちゅう‐のり【中乗】
謡曲のリズムの型の一。2音節に1拍をあてるもので、切れのよい躍動的な効果をもつ。修羅物・鬼畜物などで戦闘や苦患(くげん)のさまをあらわす場面などに用いる。修羅のり。→大乗(おおのり) →平乗(ひ...
つる・ぶ【連ぶ】
[動バ下二] 1 つらねる。並べる。「まつきおろしの春の駒が、鼻を—・べて参りたるぞや」〈狂言記外篇・靭猿〉 2 続けざまに打つ。つるべうちに打つ。「松田が旗本を目あてにし、—・べしかば」〈太閤...
ディオニュソス‐げきじょう【ディオニュソス劇場】
《Theatro tou Dionysou/Θέατρο του Διονύσου》ギリシャの首都アテネ、アクロポリスの丘の南麓にある野外劇場。紀元前6世紀に建造、紀元前4世紀に大理石で再建され...
チカバル‐こ【チカバル湖】
《Laguna de Chicabal》グアテマラ南西部にある湖。ケツァルテナンゴの南西約15キロメートル、標高約2700メートルに位置する火口湖。古くからマヤ系の先住民の聖地として知られ、湖岸...
て‐の‐すじ【手の筋】
1 手の皮膚を通して見える静脈。 2 手のひらにある筋。手相。てすじ。 3 《2を見てその人の運勢を当てるところから》相手の身の上について、言いあてること。「笑っている所を見ると—だね」〈紅葉・...
テセウス【Thēseus】
ギリシャ神話の英雄。父王アイゲウスの死後、アテナイ王となり、アッティカ地方の町村を一国家に統合した。クレタ島の迷宮にひそむ怪物ミノタウロスを討ったほか、アマゾン征伐・冥府下りなどの業績が伝えられ...
テル‐エル‐アマルナ【Tell el-Amarna】
エジプト、ナイル川中流東岸にある遺跡。古代エジプト新王国第18王朝アメンホテプ4世(イクナートン)が王都をテーベから同地に移し、太陽神アトンを唯一神とする都アケトアテンとして建設。アトン信仰はア...
デロス‐どうめい【デロス同盟】
前478年、ギリシャ諸都市がペルシアの来攻に備えて結んだ軍事同盟。デロス島で結ばれ、本部もそこに置かれた。アテネがこれを利用して強力な指導権を握ったことが、スパルタとの間のペロポネソス戦争の原因...
てき‐れい【適例】
適切な例。うまくあてはまる例。