あと‐じさ・る【後退る】
[動ラ五(四)]《「あとしざる」とも》 1 「あとずさる1」に同じ。「私はたじろき気味に、…一歩—・ったが」〈嘉村・秋立つまで〉 2 「あとずさる2」に同じ。「未(まだ)ほんとうに知らねえものと...
あと‐しまつ【後始末/跡始末】
[名](スル)物事のすんだあとをかたづけること。また、事後処理をすること。あとじまい。「宴会の—」「後輩のけんかの—」「たき火を—する」
あとしょり‐ひよう【後処理費用】
1 物事の後処理にかかる費用。中心的な作業の後に行う処理にかかる費用。 2 特に、原子力発電にかかる費用のうち、発電後に必要な費用。使用済み燃料の保管費用、再処理費用、放射性廃棄物の処分費用など。
あと‐じまい【後仕舞(い)】
「後始末(あとしまつ)」に同じ。「毎日、朝の—を済ますと」〈花袋・生〉
あと‐じり【後尻】
後ろのほう。しり。「総理大臣に御なりの時分は、御勝手に人民の—を御追いになるが宜(よろ)しい」〈蘆花・黒潮〉
あと‐ずさり【後退り】
[名](スル)《「あとすさり」とも》 1 恐れたり警戒したりして、前を向いたまま少しずつ後退すること。あとじさり。「犬に出くわして、思わず—した」 2 ためらって消極的になること。あとじさり。
アトス‐さん【アトス山】
《Athos》ギリシャ北部、ハルキディキ半島の最先端にある山。標高は2033メートルで、東方正教会の聖地。周辺地域には7世紀頃から修道士たちが住み始め、10世紀には修道士アタナシウスがメギスティ...
アトス‐はんとう【アトス半島】
《Athos/Άθως》ギリシャ北部、マケドニア地方南部のハルキディキ半島先端部にある半島。古代名アクティ半島。ギリシャ語でアギオンオロス(聖なる山)とも呼ばれる、東方正教会の聖地アトス山がある...
あと‐ずさ・る【後退る】
[動ラ五(四)] 1 驚きや恐れなどのために、前を向いたままうしろへさがる。あとじさる。「用心しながらゆっくりと—・る」 2 ためらって消極的になる。あとじさる。「—・って会長職を引き受けない」
あと‐ずり【後刷(り)】
木版画などで、初刷りした版木で再び刷ること。また、その印刷物。後版(あとはん)。のちずり。