あい【会ひ/遇ひ/逢ひ】
あうこと。対面。「夢(いめ)の—は苦しかりけり覚(おどろ)きてかき探れども手にも触れねば」〈万・七四一〉
あ‐ひさん【亜砒酸】
1 三酸化二砒素が水に溶けたときに生じ、水溶液としてのみ存在する弱酸。 2 三酸化二砒素のこと。→酸化砒素(さんかひそ)
あ‐ひょうき【亜氷期】
一つの氷期の中に見られる低温期。ふつう2〜3回繰り返して生じ、前後にやや気温が上昇する亜間氷期を伴う。
アヒリオン‐きゅうでん【アヒリオン宮殿】
《Achilleion/Αχίλλειον》ギリシャ西部、ケルキラ島にある宮殿。中心都市ケルキラ(コルフ)の南約10キロメートル、ガストゥリ地区に位置する。19世紀末、オーストリア帝国皇妃エリー...
あひる【家鴨/鶩】
マガモを飼いならしてつくられた家禽(かきん)。紀元前に中国とヨーロッパで別々に家禽化されたという。肉用・卵用・卵肉兼用など、20種ほどの品種がある。
家鴨(あひる)の火事見舞(かじみま)い
背の低い人が尻を振りながらあわてて歩く姿をたとえていう。
家鴨(あひる)の脚絆(きゃはん)
アヒルの足が短いところから、物の短いことのたとえ。
アヒージョ【(スペイン)ajillo】
スペイン料理のタパスの一。ニンニクを入れたオリーブ油に魚介や野菜などの具材を加えて煮込んだ小皿料理。具材を味わうほか、油にバゲットをひたして食べることが多い。
あいびき【あひゞき】
二葉亭四迷の翻訳小説。明治21年(1888)発表。ツルゲーネフの「猟人日記」の一節を逐語訳した、ロシア文学紹介の先駆作。