あゆち【年魚市/吾湯市】
《「あゆぢ」とも》尾張国愛知郡の古称。
あゆち‐がた【年魚市潟】
名古屋市南区辺りの、かつては入り海であった一帯。[歌枕]「桜田へ鶴(たづ)鳴き渡る—潮干にけらし鶴鳴き渡る」〈万・二七一〉
あゆ‐ついしょう【阿諛追従】
[名](スル)相手に気に入られようとして、大いに媚(こ)びへつらうこと。「上役に—する」
あゆ・ぶ【歩ぶ】
[動バ四]「あゆむ」に同じ。「杖に懸かりてつかれ—・ぶ」〈今昔・一・三〉 「今夜あたりゃあ中洲が賑やかだらう。—・ばねえか」〈洒・卯地臭意〉
あゆみ【歩み】
1 あるくこと。歩行。「—を止める」「牛の—」 2 歩く調子。歩調。「—をそろえる」「—を速める」 3 物事の進行、または進歩発達の過程。推移。沿革。歴史。「近代日本の—」 4 等間隔で並んでい...
あゆみ‐あい【歩み合い】
「歩み寄り」に同じ。
あゆみ‐あし【歩み足】
足の運び方の一。柔道・剣道・なぎなたで、後足を先に踏み出して前進したり、前足から先に引いて後退したりするもの。
あゆみ‐あり・く【歩み歩く】
[動カ四]あちらこちらを歩く。歩き回る。「思ふ事なげにて—・く人見るこそいみじううらやましけれ」〈枕・一五八〉
あゆみ‐いた【歩み板】
1 人が渡るため、物と物との間に架け渡した板。建築・土木工事の足場の板、船と岸との間に渡した板など。 2 芝居小屋で、見物席の土間を仕切った枡形(ますがた)の木を、幅広くして歩けるようにした所。...
あゆみ‐より【歩み寄り】
意見・主張の違う双方が互いに譲り合うこと。歩み合い。