もしく‐は【若しくは】
《漢文訓読から生じた語》 [接]どちらか一方を選択するのに用いる語。あるいは。さもなければ。または。「行くか、—やめるか」「賄賂を収受し又は之を要求—約束したるときは」〈刑法・一九七条〉 →又...
もし‐や【若しや】
[副]もしかしたら。あるいは。ひょっとして。「—と思って名をたずねてみる」
もし【若し】
[副] 1 (あとに仮定の表現を伴って)まだ現実になっていないことを仮に想定するさま。もしか。万一。「—彼が来たら、知らせてください」 2 (疑問や推量の表現を伴って)確実ではないが、十分ありう...
もっとも【尤も】
[名・形動]道理にかなっていること。なるほどその通りだと思われること。また、そのさま。当然。「—な言い分」「いやがるのも—なことだ」
[接]前の事柄を肯定しつつ、例外あるいは一部相反する内容...
もち‐せい【糯性】
イネ科植物の種子に含まれるでんぷんの性質。その組成としてアミロースを全くあるいはほとんど含まず、炊いたときに強く粘る。→粳性(うるちせい)
もとしらね‐さん【本白根山】
群馬県北西部にある火山。標高2171メートル。南麓はかつて硫黄(いおう)の産地としても知られた。鞍部となる逢(あい)ノ峰(みね)を隔てて白根山(草津白根)の南側に位置し、三山あるいは白根山との二...
もくてきけい‐しゅぎ【目的刑主義】
刑罰の本質を、犯罪人から社会を防衛するため、あるいは犯罪人を教育して社会復帰させるための手段として考える立場。目的刑論。→応報刑主義 →教育刑主義
もの‐わらい【物笑い】
1 人の言動などをあざけり笑うこと。あるいは、あざけり笑われること。また、その対象。「—の種にされる」「世間の—になる」 2 笑うこと。何かにつけてよく笑うこと。「—などすまじく、過ぐしつつ」〈...
もやい‐ぶね【舫い船】
他の船あるいは杭(くい)などにつなぎとめた船。停泊している船。
もの‐もうし【物申し】
《古くは「ものまをし」》 1 神や天皇など高貴な方に申し上げること。あるいは取り次いで伝えること。また、その職の人。「縄の端に鐸(ぬりて)を懸けて、—に労ること無かれ」〈顕宗紀〉 2 祝詞などを...